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タイに恋して3

3月13日
今日はちょっと遠出して、アユタヤに参ります。
遠出だけど、そんなに早起きはしなかったのよね。そして、アユタヤへの行き方をザラっとしか調べていないというアバウトっぷり。どうなることやら・・・

昨日の話はこちら↓↓↓


さて、タイに来たからにはどうしても食事の持ち帰りをやりたい。
ドラマで見ていた、汁物さえビニール袋に入れてGo outなのがみたい!
てことで、ホテルから歩いてすぐのコンジー(お粥)屋さんへ。

メニューに日本語併記だったのでわかりやすかったよ

朝からにぎわってました。イートインでもよいのだけど、袋が。ビニール袋やりたかったのでね。
オーダーして持ち帰りと伝えて、暫し待つ。結構待った。ウーバーとかの注文が結構あるみたいでした。お粥を作ってる様子とかを眺めながら待ってたら、お姉さんに黙視で呼ばれた!w


お部屋に戻ってきて朝ごはん。
ビニールは結構厚手のものでした。というか、お粥が熱くて開けるのもちょっと大変(笑)ビニール紐でくるっとキュッと結んであるのだけど、どうなってるのかよくわからなかった器用

ショウガとか薬味は、小さなビニールに1人前ずつ分けて入れられてたよ


朝ごはんを食べたのでぼちぼち出かけます。
アユタヤへの生き方を改めて調べて。。。ん?ネットで国鉄のチケット取れたのん???で国鉄のHP調べてみたら、午後のチケットしかない感じだったんだけど、どゆこと!?と思いながら、クルンテープ駅に。BTSと地下鉄乗り継いでBang Sue駅着。ここからクルンテープ駅に向かうのに迷い(案内が微妙)…結局MRTのレッドラインと国鉄が並走しているので、レッドラインの案内に従うでよかった、のだけど、次いでなんか異様に広い構内に上がり…。が、チケットオフィスとか改札とかそれらしきものが全く見えず、国鉄の案内板もなく…とりあえず外に出てみたらわかるかしら?と出入り口に向かって行く途中、”Long Distance Train →”と書かれた立て看板があったので、その方向に向かってみることに。
そうしたら、ベンチがたくさんあって、人も待っていて、売店もそこそこあるところにたどり着いたけども、相変わらずチケットオフィスがなく・・・もうハテナだらけ。
また、こうなったら外に出てみるしかPART2。扉から外に出たら(厳密には外ではなかった)、そこにありました。チケットオフィス。

アユタヤまで3人で!と伝えたら、一番早い電車のチケットを出しくれたんだけど、あと5分で出るから走って!って。
ふぁ!?案内係のお姉さんが、あっちよ!ってバトンリレーしてくれて何とかホームについたのだけど、どの車両に乗ればいいのかわからなくて、ホームにいた駅員さんに聞き、目の前の車両に乗ってと言われ乗る。
タイ国鉄って指定席だって聞いてたけど、切符見ても座席番号的なもの書いてなくて、車両の窓枠の横の所に、手書きで番号書いてあるけど、手書き???でとりあえず、空いている席に座って、出発。(結局途中駅で乗ってきた人が、そこ私の席って言ってきて、切符見せてもらったら、彼の切符には席の番号があって、自分の切符の該当箇所見たら,Standeeってあった。
こ、こ、に書いてあったのね!わからんー!オフィスのおばちゃん立ち席だよ!って教えといて!)(私は、後ろの席の紳士が席を譲ってくれたの。優しい)

BTSとMRTは冷房ありなんだけど、国鉄は冷房ないので窓全開で走行。結構風は入ってくるので、そこまでは暑くなかったです。
乗客以外にも、食べ物とか飲み物を売る人が乗り込んできて、車内販売してたけど、時間的なことか買ってる人はいなかった。
1時間ちょっとでアユタヤに到着。ここが終点なわけではないので、ちゃっちゃと降りる。
なんだけど、びっくり。3等客車にはホーム必要ないよね!って線路に降ろされた!結構高いから、飛び降りるんだけど、気を付けないと怪我するやつだ!

無事に飛び降りました。てか、反対側にはホームあるやん!なんでそっちの扉開けない?
こんな立派な駅舎があるのに、こちらには電車は止まらない?


帰りの切符を先に買ってしまおうかとも思ったのだけど、チケットオフィスの列から、「2時間前からの発売だから」という声が聞こえてきて、じゃ今は買えないのね。と外に。
いつも通りノープランでした。ワット・プラ・マハータートとワット・ローカスタヤーには行きたい。あと川エビ食べたいくらいしか考えていず、移動も多分トゥクトゥク?って感じで、「さて」と相談しようとしていたら、トゥクトゥクキャッチのおじさんに捕まるwww
日本語で書かれた料金表持っていて、何時の電車に乗るの?と聞かれて、4時半くらいの電車と伝えると、じゃ4時間だからこれだね、と1200TBと提示され。それはちゃんとプリントで記されている金額なんだけど、友人が値切った!(笑)
そしたら100TBまけてくれた。マジか!

ドライバーのおじちゃんに、観光地の写真一覧見せられて、どこに行きたいの?と聞かれて。土地勘は全くないので4時間半でどのくらい回れるかわからなかった私たちは、先の2か所とワット・チャイワッタナーラームの3か所を指さし。
象に乗る?と聞かれたけど、我ら3人インドで象には乗っているので、それはいいです。と伝え。

バンコクのトゥクトゥクとはスタイルが違った。かたち的にはソンテウの小さい版みたいな感じ。
乗るときに頭ぶつけないように注意。
6人くらいは乗れるみたいだけど、結構膝突き合わすので4人ぐらいまでがベストじゃないかなぁ?だし、欧米人とか男性だと4人でもきついかもね?って話してた。


道中Googleマップ開いていたのだけど、てっきり川の内側に向かうのかと思いきや、反対方向。え!?と思ってたどり着いたところは、ワット・ヤイチャイモンコン
どうやら、時間いっぱい楽しんでもらおうと、おじちゃんのプランで回ってくれるようです。
ゆっくり見てきなーと見送られ入口へ。入場料は20TBほどみたいだったんだけど、チケットオフィスに誰もいなくて、どうしよう?と思ったのだけど、ほかの人勝手に入っているので、入っていいのかなぁ?と入ろうとしたところ、入り口にいたおじさん(係の人ではない?)がチケットは?と言ってきたので、チケットオフィスに誰もいないから買えないと言ったら、ふーん。入っていいよと通してくれた。

小さな仏塔が3つほどあって、奥に行くと大きな仏塔が。
階段を上がって中に入れるようなので、上ります。外は炎天下で暑いのだけど、仏塔の中は涼しい。
真ん中に井戸のようなものがあり、中を覗くと下の方に小さな箱が。コインを落として、その中に入ればいいのか?みんな落としていたので試しに、やってみる。入った!

外は日陰もなく暑い。でも石造りの仏塔の中はひんやり。ここに居たいw


次にどこに行くのかは、おじさん任せ。トゥクトゥクはエアコンないけど風が気持ちい。風に吹かれて着いたところは、ワット・プラ・マハータート。
本日のメインイベント。
自転車で来る観光客も多いみたいで、駐輪場にたくさん自転車止まってた。この暑いのにご苦労様様。
こちらの入場料は50TBでした。
入口のところで、日傘貸し出ししてました。そのくらい熱い日差し。

多くの仏像が破壊されて、台座だけというのが多かった。
いくつか、(ある意味)無造作に仏像の頭や体が置かれているところも。

中に入って右に少し進んだところに、いらっしゃいました。木の根元に取り込まれた仏像の頭部。
ビルマとの戦いの際に、壊された仏像の頭部が、長い年月をかけて木の根元にがっちりと組み込まれて。
少し離れたところから、拝見する分には問題ないのだけど、近づいてとか、一緒に写真に納まる場合には、仏像の頭よりもこちらの頭を低く保たなければならないので、しゃがんでにじり寄らなければ怒られます。
警備のおじちゃんが、ピー‼‼って笛ふいて注意してくるのん。とある国の観光客のおばちゃんたち、笛ふかれまくってた。

首だけになっても、木の根に支えられていても、穏やかな静謐な笑顔。なんか落ち着くし、この樹がつくる木陰がひんやりとして気持ちよくて、それもまたこの仏像の情けなのかなと思ったり。
ただ、どんなに腰を低くしてにじり寄っても、本当のところ、こちらの頭の高さの方が高くなっちゃうのよね。でも多分、そうする心が必要なんだと思う。


その次に来たのが、ワット・プラ・シーサンペット
エレファント・キャンプの近くの遺跡なので、道を歩く象さんたちがたくさん見れました。可愛い。
ここに着いたのが14時前だったので、そろそろお腹が空いたね…お昼はどうしたらいいんだろう?ここ行きたいって言ったら連れて行ってくれるのかなぁ?などと話しながら。
こちらの入場料も50TB。マハータートと同じチケット。アユタヤの観光地はみんな50TBに統一で同じチケットを使っている模様。紙物フェチの私としては、各遺跡で違うチケット出して欲しかった…と嘆く。

ここでも入口で日傘を貸し出していたので、借りました。
入って直ぐ正面に大きな3基の仏塔!美しい。
こちら、ノーチェック・ノー勉強で伺ったので、ホント知識さっぱりで申し訳ない。バンコクにおける、エメラルド寺院のような存在だそうです。15世紀末の建立。日本だと丁度室町時代。

暑いしか感想が出てこないくらいに暑かったです。
芝生に散水機で水が撒かれていたので、浴びたかったけど(コラ)大人なので我慢しました。野良ワンコは浴びに走ってた。だよねー

仏塔の先に進むと、何もない広場、というか、壁の跡がある広場に。
先ほどの、マハータートと違って修復されたのか、まだ残っていたのか、しっかり壁があるところもあったり、で、あ、青空天井の寺院だったわけではないんだ!とやっと気づく。
本当に何も残ってないくらいに何もないので、どんな建物だったのか想像がつかず。15世紀と言ったら、そこまで古い時代でもないのに、ここまで何も残ってないってなると、近隣国との戦争でそんなに・・・破壊されてしまうのね。と思ったり。


こちらのお隣にお寺があって、その手前辺りに売店らしきものがあったので、そこで何か食べられるかなぁ?と覗いたのだけど、やっていませんでした!お腹空いた!!
これはもうおじちゃんに「お腹空いた!」と言うしかない!と思って、戻ると、おじちゃんから「お腹空かないの?」と聞いてきたので、「もうペコペコ!!」と叫ぶ私たち。
じゃ、任せて!と連れてきてもらったこちら。
アユタヤと言えば、川エビ料理。チャオプラヤ川沿いのお店。Google先生にピン打っておかなかったので、お店の名前とかわかんないけど、も。(看板を撮っておいたけど、読めない…)

窓側(窓ないけど)の席に案内してもらえたよ。
下を覗き込んだら、ここは川の上。なんかわからん大きな魚がうじゃうじゃ。
隣の席の人が、食べ残しのお米を川に投げてたけど、そういうシステムなの???


おじちゃんおススメのお店と言うより(おススメなんだろうけど)、トゥクトゥクに乗せた観光客を連れてくるお店と言った方が?なので、メニューにちゃんと日本語表記あった。
エビは食べておかなくちゃね、と言いながらも、エビのグリルとかはちょっとお値段にひるんでみたり(貧乏か?!)
なので、エビのイエローカレーと、豚のオムレツと、野菜は食べておかなきゃの強迫観念wでソムタム。
お米をどうしよう?小3つ頼むなら、大1つでよくない?と大にしたら、想定外の量で…え?それなら教えて!!となりました。だって、小3=大1ってイメージじゃない????聞けばよかった。

初日の夜に食べたソムタムはめっちゃ辛くて大変だったけど、ここのは辛くなくて食べやすかった(美味しかった)。オムレツは鉄板。エビが想像以上に美味しくてプリプリ。
洗面器サイズのお米。頑張って食べたけど、やっぱり完食できなかった。。。
これと、飲み物頼んで1175TBでしたわ。観光地お値段?


お腹がいっぱいになったところで後半戦。
おじちゃんに、タイの伝統衣装着るかい?と聞かれる。いやいやいや、それはいいです。と丁重にお断りする私たち。
あのお衣裳はキラキラでよいのだけど、もうそもそも汗でべちょべちょだから、それを脱いでどうこうも不快だし、お衣裳も多分そうそう洗うものじゃないだろうからそこのところ…(潔癖症)、あと靴が、あんな素敵なお衣裳着るのにこのサンダルはガチで無い。ありえない。

そんなで到着しました、ワット・チャイワッタナーラーム(入場料50TB)
こちらは、夕暮れの名スポットだそうです。バンコクのワット・アルン(暁の寺)の逆ってことか。
でも確かに、ここまでの他の遺跡と違って、なんか、郷愁を誘うような風景。衣裳着てる人がいるからなのか、夕暮れにはまだほど遠いとはいえ、午後の遅い時間になってきているからか?異国なんだけど、なんかさらに異国情緒。ノスタルジーというか(は?)
(って思ったら、こちらの様式はアンコールワットに似ているとのことね。それでか)

回廊の壁や天井はほぼ壊れていたのだけど、四方の塔堂(プラーン)は割としっかり残っていて(修復もなされている)、壁も極彩色で塗られていたような形跡。プラーンの中は薄暗くて涼しくて、かつてあった仏像の形跡とかも見て取れたのだけど、ふと目を天井の方に向けると、黒い集団…蝙蝠ちゃんたちだった!だよねー


見学終わって、この時点で3時半過ぎだったのだけど、ワット・チャイワッタナーラームは駅から遠い場所だし、電車の切符まだ買ってないし、暑いし少しゆっくりしたいし、で、もう駅に向かってくださいと言ったのだけど、おじちゃん、「大丈夫!あと1つ回れるよ!任せて!」とのことで、
ワット・ローカヤスターへ。

着いたよ、とトゥクトゥク降りて振り返ったら、涅槃像。
他のところのように、チケット小屋があって、入り口があって、じゃなくて…おもむろに涅槃。
観光地化されてない(というわけではないけど)地元の信仰対象のような。朝夕にご挨拶するような、そんな親しみやすさ。

ワット・ポーのような荘厳さはないけど、穏やかなお顔が。

気持ちよさそうに寝ておられます。(寝てるんと違うよ!)

ものの5分で戻ろうとしたら、おじちゃんに「あと10分大丈夫だから、後ろとかも見てきな!」と追い返される(笑)
折角なので、後ろ側に回る。
表側は、ちょっと台の上のようになっていたので、近寄れなかったのだけど、後ろは手の届くところにお背中。
触っていいのかしら?と恐る恐る、そっと手を伸ばす。
あと1日半、無事に楽しめますように。

さてさて、4時過ぎ。ばば―っと飛ばして駅に。
おじちゃんにありがとうと別れを告げて、駅舎に駆け込んで切符を買う。よかった、帰りはちゃんと座席あるw
既に電車はホーム(?ホームない)に着いていて、車両を探すんだけど、外側に書いてある番号だとさっぱりわからん。
とりあえず、ホームのあるところから乗り込んで、座席を探す。連結部に車輛番号があったので、それで何とか。

さよならアユタヤ。
暑い暑いしか言ってなくて申し訳ないけど、町も遺跡も魅力的だけど暑い。こんなに暑くなければ、もっとゆっくりと見たかったなぁとか。


おじちゃんと愛車のトゥクトゥク。お世話になりました。


バンコクに戻ったら、そのままアイコンサイアムに行こうと思ったのだけど、帰りの電車の砂埃が酷くて、こんな汚い状態であんなコジャレたところに行けない!どうせ船で渡るのだから、一度ホテルに帰って、シャワー浴びてから行きたい!と言ったら却下された!えー。
時間が遅くなるからだって。まぁ、バンコクに着くのが6時くらいだから、シャワーしてたら7時になっちゃうものね。むーん…。

ということで、スーパーとまたまたケンタで夜ご飯調達してホテルに帰りました。

帰りの電車は割と新型車両?でしたけどね、人の座ってない座席は砂埃で茶色かった!
エアコンないから窓全開してたら、砂埃が汗で顔と言い身体といい全身に張り付いて!顔洗いたい!
早くエアコン入れてね。(二等車もエアコンなしなんだよ!エアコンあるなら、倍額払ったってよかったんだけど)

乗ってた車両は、そんなに前の方じゃなかったのだけど、クルンテープについて適当に降りたら、ブルーラインの乗り換えにめっちゃ近いとこだった。なんで?(と言うか。)(去年くらいまでは、ファランポーン駅も使われていて、まだクルンテープ駅が全面的に使用開始されていない?のか?)
行きは迷ったけど、帰りはすんなり戻れました。


スーパーで夕方見切り品のマンゴーとカンタロープメロン買った。美味しいよう。
ケンタは小さいサイズにしたんだけど、ちょっと小さかったなー


明日はチェックアウトして、空港近くのホテルに移動なので、大嫌いなパッキング。
でも明日またスーツケース開けるので、必要でないものと必要なものと分けたりなんだり、アタマ使ったからお腹空いた←

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