生後8ヶ月、座ったままいつの間にか動く

四男、生後8ヶ月。ここに来て、なんだか急に子供っぽくなってきた。人間になってきたというか。

言葉もなんとなく理解しているように思うし、自分が欲しいものを自分で取りに行こうとする。食べたい時は食べるし、食べたくない時は食べない。はっきりしてきた。

ある時、名古屋で幼児教室を経営されているKさんが、四男にボールを投げた。ボールが転がって、転がり終わるまでボールを眺める、というのをやってみた。この月齢だからこそ、ボールを取りに行くのではなく、ボールがころがり終わるまで、ボールを眺めていられるのだと、Kさんは言った。

そのあと、四男は劇的に変わった。

まず、それまで食べなかった離乳食をパクパク食べるようになった。
そして、いつも隣に座っていたんだけど、それまではあまり気にしていなかった三男(4歳)の存在に気づいたのか(笑)、彼の一挙一動に反応する(時には大笑いしている)ようになった。
意思がはっきりして、自発的に動こうとするようになった。座ったままなのに、気づいたら思いがけないところまで移動していることが増えた。
さらに、それまで何日かに1回しか出なかった大便が、1日に3回も4回も出るのが数日続き、その後、1日1回は出るようになった。

あまりにも変化が大きくて、しかも、ぐっと成長して「赤ちゃん」を卒業し「子供」になったようで、目を見張った。

Kさんは「それまでいろんな経験をして、次のステップに行くための学びがすでに蓄積されてたんだけど、それが何かのきっかけで溢れて、ぐっと成長したんだね。たまたま、ボールがそのスイッチを押したのだね」というようなことを話してくれた。

私は専門家ではないので、ボールと彼の成長がどう関係しているかわからないのだけれど、確実に、あの時から変わったのを見ていると、やはり何かしらの関係があるんだと確信をしている。

私が仕事をしていると、横にいる彼が私の方を覗いていて、それに気づいた私が彼に笑顔を向けるときゃっきゃと笑う。こういうコミュニケーションがいつから取れるようになったんだろうと、数日前を振り返る。

何だかちょっと寂しいような嬉しいような、そんな「赤ちゃん」から「子供」へのステップが見られた8ヶ月。

彼にとって大きな時期だったんだろう。

私はというと・・・何だかいろんなことが(私の周りの人に)あって、喜ぶやら悲しむやら、勝手に感情が忙しくて、また、それによる周りの変化に追いつかなければならなくて、心がバタバタしている感じがする。

冬の間は何となくゆったりしているはずなんだけれど、春からのことを考える必要があるので、また、大きな変化を受け入れて、自分も変わっていかなければならないと思っている。

三男が4年前に生まれた時も、いろんなことが変わって、そこからまた大きな変化をし続けて今があるのだけれど、四男妊娠の1年前まで、つまり3年間くらいは、同じようなペースでやってきた。

そう思うと3年ぶりの大きな変化の波。変化していくことは悪いことではなくて、よりよくなるためのステップであると、私は常に思うので、肯定的に受け止めたい。ただ、まだ四男が小さいことと、子供たちが大きくなったとはいえ、まだまだ小学生以下の4人を見ていくことを考えると、少し荷が思い。

一方で、私がこれまでやってきた、形作ってきた「仕事」に夫が勢力的に加わってくれることになったので、それは私にとって大きいことで、どこまでどうなるかわからないけれど、同じ夢を抱いて進んでいけるのは、とても心強い。

彼が止むを得ず参加をしてくれたのか、納得して参加をしてくれたのか、正面から聞いたことはまだないけれど、、、、でも何らかの可能性を感じてくれていると信じて。

さあ、四男のこれからの成長と、仕事の発展のこと、両方楽しみにがんばろまい!

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