PMSの渦中だったと後で気づいた

前回書いた「しつこい男」は、我が息子たちとの生活の大変さ・しんどさを赤裸々に書いてしまった。

どうやら、そう感じたピークの時、私はPMSのど真ん中にいたようだ。

生理が小学校6年生の時に始まって、私はもう何年もきっとPMS的経験を重ねているはずなんだけど、渦中においては頭の中がぐちゃぐちゃで、それに気がつくこともできないくらい混乱しているんだ、ということが、先般書いたnoteの内容を見て、改めて思ったりする。

息子たちよ、夫よ、本当にごめん・・・後になって思う。

まもなく生理が来るだろう時期を迎えると、とても落ち着いた気持ちになるから、女性ホルモンというのは、本当に不思議で、扱いにくくて、不可解がたくさんだ。

どうして神様は、女性にこんな分泌物質を与えたのだろうか、と問いただしたくなるくらい。

それくらい、「しつこい男」と思って、爆発しそうだった気持ちがずいぶん落ち着いて、「なんて可愛い子供達」と思えるようになった。

「やれやれ」、と自分の事だけに、余計そう思う。


川で泳ぐことが大好きな長男と次男は(残念ながら3歳の三男はまだその域に達していないどころか、水着に着替えることすら拒否する)、「シュノーケル」が欲しいと、せがんできた。

まだまともに息継ぎもできない(=泳ぎを知らない)うちにシュノーケルなんて、早い!と夫に一喝され、泣きわめき・・・を数日繰り返してきたけれど、あまりにも執着が深いために、(多分、妥協して)夫が長男と次男、それぞれにぴったりサイズの子供用のシュノーケルを注文していた。

それが届くと!
もう、大喜び。

次男は、ここ数日、ずっとシュノーケルを抱えて寝ている。ぬいぐるみも何も抱えて寝たことのない彼が・・・シュノーケルはゴツゴツして寝心地が良さそうではないんだけど、、、、

長男は、届くとすぐに使えるようにあらゆる調節を終わらせて、私に自慢気に見せてくれた。(さすが模範的かつ几帳面な性格!)

二人ともあまりにも嬉しそうで、二千円程度のシュノーケルで、こんなに家庭が平和になるなら、と夫と二人で笑っていた。(すぐに飽きちゃうおもちゃを買うよりずっと有用だし!)

男子だからなのか、単純明快で、本当に可愛らしい。こんな単細胞(いや、違う、純粋)な生き物なんて、面倒臭い女の立場からいうと、めちゃくちゃうらやましいなあ、と思ってしまう。

私なんて、彼らの年頃には、そんな単純な男子を、白い目で眺めていたように思うし、先生の分子みたいな存在で、教室で騒ぎ立てる男子をしかり立てていたような、そんな思い出もある・・・。(どうやら保育園で、次男は、そんなしっかり者の女子に、叱られてぺしゃんこになっているというような噂を聞いた。。。昔の私みたいだ、、、と反省した・・・)

単純に、男はこう、女はこう、なんてことは言えないけれど(ジェンダー問題に発展しそう、、、)少なくとも、我が3兄弟は、いい意味で単純で、純粋で、わかりやすくて、母としての私はとても助かっている。

だから、私が PMSで一人イライラして、彼らの無垢であるがままで在るという「長所」(と信じてる!)を削ぎとってしまわぬように、努めたいと思う。(でも、女兄弟がいないので、少なくとも、私を見て、女の生態を学んでもらうことも大事なのかもしれない、というポジティブ思考!)

毎月毎月やってくる、女の月のもの。

いい年になっても、コントロール不能で、たくさんの周りの人に迷惑をかけているので、いち早く気がついて、周りに周知をしておくか、あるいは、以前効き目のあった漢方を服用するか、対処をしなければ・・・と(毎月後になってから)思う。

世の中の男の方、本当にお疲れ様です。

そして、PMSによって損をしているかもしれない女性たち(私も含めて!)、どうか自分を責めずに、うまく付き合っていく方法を考えていこう。


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