在宅で働くためのかんたんな方法

今、私は在宅勤務をしている。

そんな在宅勤務経験者として、今回は「在宅勤務で働くには」というテーマで書いてみようと思う。

在宅勤務するにはスキルアップ！というようなスクールの広告があったりするが、スクールに通うよりももっと手っ取り早い方法がある。

在宅勤務できる求人を探すこと。

実はこれがいちばん簡単だ。
在宅勤務できる求人を探すコツは、在宅勤務が多い業界や職種を狙うこと。

人とのコミュニケーションがメインの職種では、実際のところ在宅勤務は難しいことが多い。最近は在宅勤務がだいぶ増えてきてはいるけれど、やはり在宅勤務が多い業界とそうでない業界はあるものだ。

ゼロからスキルを積み上げてフリーランスになるより、今あるスキルを活かしながら在宅勤務できる求人を探す方が、手っ取り早いと思う。

ただ、求人数は少ないので、「待つ」時間は発生する。
待っているあいだにスキルアップしておくという選択は、ありだと思う。

ここで気をつけた方がいいことがひとつ。
果たして本当に自分は在宅勤務に向いているのか？ということだ。

もちろん、やってみないとわからないので、「やってみたい！」の好奇心が勝る人は、ぜひトライしてみてほしい。でも、実際のところ、在宅勤務があう人というのも、実はそれほど多くないのではないかと思っている。

自分はインドア派と思っている人も、フルタイムの在宅勤務が合うかどうかというと、それはまた別問題だったりする。

本当に求めているのは、混雑に巻き込まれない時間帯で通勤するフレックスタイム制で十分だったり、コワーキングスペースなどの外の環境で気分を変えて仕事することだったり、外にでて人と話す通勤というイベントが強制的に発生した方がいい人も、いる。

私も勤務時間中はずっと家にいないといけない今の在宅勤務は、実はちょっと窮屈に感じている。時短だからまだマシだけれど、これがフルタイムだと、それはそれでストレスだ。

在宅勤務にあこがれる気持ちはすごくわかるし、劇的な行動に挑戦してみたくなる気持ちもわかる。けれど、それは「そんな大きなことはできない」と何もしない理由になっていないだろうか？

本当に在宅勤務がしたいなら、少しづつお試しできる方法を、たぐりよせてみてはいかがだろうか。

対面の会議を減らしてみたり、在宅勤務の副業を探してみたり。
今の職場を辞めなくても、ゼロからスキルアップしなくても、在宅勤務よりいい働き方が見つかるかもしれない。

できる範囲で少しづつ。
「できない」で終わらせないのが、本当に自分にあった働き方をみつけるコツだ。