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当番式スイカの皮の浅漬け

スイカの季節が来る前に、当番式スイカの食べかた覚え書き。当番、いまスイカを食べられる体調では全然ないんですけどねえ、スイカの旬までにはお腹の調子が整っているといいねえ。

スイカよーっ!

これは2020年のスイカ

スイカの皮の浅漬けよーッ!

同じく2020年のスイカの皮の浅漬け

熊本県にルーツを持つ当番さんちでは、スイカをひと玉あるいは半玉買うと、まず皮と実を切り分けて実を5cm角ほどのダイスカットにしてしまう。実の赤みを少し残すようにして削いだ皮は、やはり5cm角ほどに切り分けて緑の硬い部分を削ぎ落とす。緑の硬い皮の削ぎ具合は3~5mmほど、削いだ後の半分白くて半分赤い皮の厚みが1cmほどになるよう調整する。こんな風に。緑の部分は捨てる。紅白になった皮へは薄塩をまぶす。塩はそれほど多くなくていい。スイカ半玉分の皮に親指人差し指中指でひとつまみした塩を2回分くらい。

こんな風に分けてしまう。捨てるのはいちばん外側の皮だけ

塩を振ってひと混ぜした皮を容器に入れ、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。浸透圧で皮から水分が出て、ややしんなりしたら完成。これが熊本県の食べるポカリ、スイカの皮の浅漬け! ごはんのおかずというよりは麦茶のお供。さっぱりとしてほのあまじょっぱくて、おいしいよ。

(スイカの皮の漬物は塩の浅漬け以外に「糠床で漬ける」や「南蛮酢で漬ける」と熊本県でも家庭によって違いがあります。当番さんちは塩です)

当番さんちでは実より先に皮の浅漬けからなくなる人気食。捨てるのは硬い緑の皮と種だけ、ゴミが減るし、水分少ないから雑菌も増えず臭くなりにくい。お試しあれ。

【余談。2020年の8月に「スイカにレモン果汁と塩を振る」というイタリア式の食べかたを小耳に挟んだ当番】

まずは何もかけないスイカを食べてみなくては

対照実験は不可欠ですからね

そして塩とレモンを……

いざ!

✨🍋🍉😆✨😆✨😆🍉🍋 ✨

(おいしかったです。なお、フォロイーさん情報ではここから更に唐辛子を振るとインド風だそうです。もはやそれはインドビールのつまみでは!)

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