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木星と土星と理想の上司

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2024年3月10日の #木星と土星の深堀り講座 まだまだ受講申込受付してますよー、とまず宣伝をしてから本日のお話。

「理想の上司」「上司にしたい有名人」ってアンケート、よくあるでしょう。「こんな人が上司だったらいいのになあ」という理想的上司のイメージって「木星の最良の面と土星の最良の面のハイブリッド」だと当番さん思うんですよ。

逆に言えば「実録! 本当にいたクソ上司! こんな上司はイヤだ!」というのは「木星の最悪の面と土星の最悪の面のハイブリッド」なイメージだと当番思うんですね。上司としての木星と土星。

じゃあ「木星の最良の面と土星の最良の面をうまーく兼ねそなえた理想の上司」ってどんな上司なのか、「木星の最悪の面と土星の最悪の面が悪魔合体している最悪の上司」ってどんな上司なのか、言葉にしていってみましょう。アストロいちねんせいからアストロベテラン勢まで、ご一緒にどうぞ。

【木星の最良の面が出ている上司】
寛容である、理想主義である、未知を恐れない、人や物事の「よい面」に注目する、楽観的、視野が広い、可能性に賭ける(投資する)、部下の伸び代を信じて任せる、多少のミスはゆるす、褒めて伸ばす主義、困難な相手との間に入ってクッション役を果たす、気前がいい、予算をくれる、奢ってくれる

【土星の最良の面が出ている上司】
筋が通っている、公正である、現実的である、過去のデータをきっちり把握している、人や物事の欠点を冷静にはかる、「最悪」を想定して行動する、目標からブレない、計画性がある、統率力がある、リスクヘッジをする、部下の弱点を冷静に評価する、自分に厳しい、経験と実績に裏打ちされた確かな有能さがある、部下の発案に対し実現可能な落とし所を提示する、最終責任は上司として自分が取る、予算管理が上手い

【木星と土星の最良の面が出ている上司】
気前がよくて、視野が広くて、部下の伸び代を信じて任せてくれて、褒めて伸ばしてくれて、部下の手に負えない状況のときは間に入ってくれる(木星)。そして評価が公正で、最悪の事態を想定した対策をしてくれて、経験と実績に裏打ちされた有能さがあり、部下の発案を現実的に着地できるよう指導してくれて、そして最終責任を負ってくれる(土星)

いいなー、そういうスーパー上司、いいなあ。

【木星の最悪の面が出ている上司】
予算や締切をオーバーする、見通しが甘い、見積もりが甘い、自分にも甘い、部下を放任する、ミスを見落とす、自分が言ったことを忘れる、自分が聞いたことを忘れる、無謀な賭けに出る、非現実的、気まぐれ、煙に巻く、浪費する、間に入ってくれない、責任を取らない、居てほしいときに限って居ない

【土星の最悪の面が出ている上司】
予算や締切をキッツキツに設定する、しぶちん、前例にないことは全否定、ルール運用が上に甘く下に辛い、腰が重すぎる、経験や実績の裏打ちがなくただ歳だけとってる、重箱の隅をつつく、説教が長い、ダメ出しがキツい、部下に自由を与えない、失敗したら部下の責任、自分は責任逃れを企む

【木星と土星の最悪な面が出ている上司】
自分はルーズで予算や締切をオーバーするが、部下にはキッツキツの予算や納期を指定する。自分の見積もりが甘いのに、失敗したら部下のせい。ミスはネチネチ叱るし説教は長い。部下の監視はするし自由を与えないが有効な指導をするわけではない。別に経験豊かでも実績があるわけでもないのに歳だけとってるので上司の座にいる。ダブルスタンダードでブレブレしている。肝心なときに行方をくらまして、責任を取らない

うわあイヤだ、自分で書いておいてナニだけど、そんな上司は心底イヤだ……

【サインとハウスを加味すればどんどん増えていく上司像】
上記は木星と土星の基本的な性質をなるべく抽象的なままに上司像へ落とし込んだものです。この木星土星の基本性質に12サインを組み合わせれば12スタイルの木星上司と12スタイルの土星上司が生まれ、またそれぞれを「光の上司(理想の上司)」「闇の上司(最悪の上司)」へパターン分けすれば「サイン別光の木星上司、闇の木星上司24パターン」と「サイン別光の土星上司、闇の土星上司24パターン」、合わせて48の上司ズとなるわけです。

さらにハウスを加味すると12種類の現場(ハウス)にいる12スタイル(サイン)の木星上司が144パターン、光と闇に分けたら288パターン、土星上司288パターンも合わせて576パターンの上司ズが発生。当番は書きませんが、書き分けしてみたくなったひとがいたらお試しを。たぶん全パターン書き分け達成したらすごく書き物の力がつくと思います。当番は書きませんけども。

【私の中の木星上司と土星上司は?】
自分が生まれたときの木星土星で上司像を作ってみるのもいいと思います。自分のだけなら「光の木星上司」
「闇の木星上司」「光の土星上司」「闇の土星上司」の4パターンだけ作れば済みます。余力があったら「光の木星土星ハイブリッド上司」と「闇の木星土星ハイブリッド上司」の2パターンも追加して6パターン。

更に余力があるひとは「今年の臨時木星上司・土星上司」を作ってみてください。トランジットですね。双子座木星と魚座土星上司、その光と闇。最良のパターンはこんな上司で、最悪のパターンはこんな上司。

【年寄り笑うな行く道だ】
いま40代前半までにいるひとは、自分が生まれたときの木星や土星由来のフィルターを「自分の上司、自分の親世代、自ジャンルの古参」に重ねて見ているかもしれません。「こういう上司、親世代、古参はイヤだ!」も「上司、親世代、古参が自分にこんな風によくしてくれたら最高なんだけどな」も、自分にかかっている自前の木星土星フィルターなのかもしれないよ。「アッ、これ目の前のひとが『実際にそう』なんじゃなくてオレやワタシ側の都合でそう見えてたんだ」とわかるまでこのフィルターは外れません。

40代後半を回った皆様。若い頃、自前の木星土星フィルター越しに年長者を眺めていた立場から、自分が集団内で木星土星として行動する立場になりました。部下ができたり、子育てをしていたり、いつの間にか自ジャンルの古参になっていたり。若い人達は若い人達自身の木星土星フィルターをリアル40代50代60代へ投げかけてきます。彼らには彼らの「こんな年長者はイヤだ像」「こんな年長者が自分たちによくしてくれたらいいのにな像」があります。そしてリアル40代50代60代にも、かつて自分のフィルター越しに思い描き、時には当時のリアル年長者の上に投げかけた「光の年長者像・闇の年長者像」があります。あの頃は自分の外へ丸投げしておけばよかった年長者像に、自分がなるときが来ました。

どうでしょう、かつて夢みた「光の年長者・上司・親・古参」やれていますか。それとも闇堕ちして老害になりかけてますか。あるいは曖昧グレーな年長者としてボチボチやってますか御同輩。当番も木星年齢域(46~55歳)におります。親にはなっていないけど、あるジャンルでは言い逃れがきかないレベルで中堅になりました。馬齢を重ねただけかもしれないけれど、数年のうちには古参になるでしょう。まあなるべく闇堕ちしないように気をつけながらボチボチやっていきます。木星笑うな行く道じゃ、土星も笑うな行く道じゃ……


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