夏を感じる音楽
note公式の連続投稿チャレンジに乗って投稿するのも、この記事が5本目。これで打ち止めです。今回のお題は #夏の定番曲
特定のこの曲が、という意味での「夏の定番曲」は当番にはありません。緑が濃くてほとんど黒々と見える夏木立と、夏特有の積乱雲を背景にして遠くから漂ってくる吹奏楽部やマーチングバンドの夏練の音が当番の思う「夏の定番曲」です。
当番の住まいはスクールゾーンに当たっており、東側に小学校と高校、その更に東には中学校、南側にも中学校ともうひとつの高校……と合わせて5校が間隔をあけて建っています。その間は民家と田んぼと雑木林で、背の高い建物というものはあまりない土地柄です。その日のお天気と風向きによって、「こんなに離れているのに?」という方角からまで各校の吹奏楽部やマーチングバンドの練習が聞こえてきます。
遠い遠いむかし、中学時代の当番も吹奏楽部員でしたのでね。吹奏楽部の練習音が聞こえてくるとつい耳をそばだててしまいますね。歩くペースを無意識に曲のテンポに合わせてしまったりね。地元では夏祭りのオープニングセレモニーで自治体内の各校・各幼稚園の吹奏楽部やマーチングバンド部がパレードを行うので、お祭り前の時期は行進曲の練習が多いです。遠くの学校が吹くメロディが聞こえてきて「こんなに離れているのに?」とびっくりするのもお祭り前のこの時期です。そのメロディが最寄りの学校ではなくそのひとつ向こうの学区にある学校からだと確実にわかるのは、パレードで吹く校歌の練習をしているから。
しかし、当番が中学生だった頃とは桁違いの酷暑になりました。地元の中学校や高校の吹奏楽部員たち、夏場の練習大丈夫かなと思います。当番が吹奏楽やってた頃はいちばん暑い日でも音楽室の窓を全開にして、冷却パック(パンチすると急冷する、カイロの反対みたいな製品、ありましたよね)を併用しながらであればどうにかしのげましたけれど、今はもうそんな対策では追いつかないでしょう。生徒も楽器のチューニングも暑さで狂っちゃいますよ。さすがに冷房はついていますよね? 令和6年ですものね?
お祭りが終わるとコンクールや文化祭、高校生だと定期演奏会へ向けた練習が始まります。曲目が行進曲からコンサート用へ変わって、ああ夏の前半が終わったなと感じます。今年もそろそろ、行進曲は聴き納めの時期です。