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鍋から始めるおひとりさま調理技術各個撃破

2020年11月27日のツイートまとめ。ちょっと前回の記事の続き。

がめうし(※太陽水瓶座・月牡牛座の当番身内。当番の料理の師匠)から当番への「塩・醤油適量」の教えは「少なめに入れて、混ぜたら味見をして、『薄いな』『いつも食べてる味になってないな』と思ったらまた少し足せ」であったな。「頭で考えたって味はわからん、自分の舌で試せ」「舌で感じた情報を鍋にフィードバックせよ」だった。

たとえ分量書きに従って量った調味料でも、絶対いっぺんに全量は入れない。「食べ慣れた味より濃い場合」があるから。例外はお菓子。

いておと(太陽射手座・月乙女座)の当番がお料理ド初心者に料理を教えるとしたら、まず料理を始める前に

直径6~7cmの小皿を5枚くらい買え。百均のやつでいい。焼き物のやつだ。調味料を測って入れておいたりするやつと、汁の味見をするためのやつだ。奇数だと気持ち悪いと感じるなら6枚買え。

長い菜箸を買え。百均のやつでいい。ヘラやお玉も柄の長いやつを買え。加熱調理中のかき混ぜを食卓用の短い箸やスプーンで代用すると手が熱源に近くて熱いからだ。火傷防止のため、とにかく柄の長いやつを買え。

全ての調味料と香辛料は、買ったら「単一の状態のまま」「小指の先にちょこっとつけて舐める」をやれ。舌に味を覚えさせろ。味見もしないままドバドバ入れるな。まず舐めて「これを入れすぎたらどうなるか」を想像して震えろ。

合わせ調味料(砂糖と醤油と他の何かとか)も作ったら使う前に舐めろ。

麺つゆが何倍濃縮か、ストレートタイプか忘れたら、舐めろ。

バニラエッセンスも買ったらまず1滴小指に垂らして舐めて苦みに震えろ。入れすぎたらどうなるか想像して震えろ。そして1滴入れたら混ぜて匂いを嗅いで、次の1滴を入れるか慎重に判断せよ。

味見をしろ

味見をしろ

味見をしろ

どうしても液体調味料(醤油や味醂やポン酢)を目分量で適当に入れたいなら「鍋に直入れ」ではなく「鍋の上でお玉に注いでから入れる」を覚えろ。手元が狂ってドバッしたときもお玉の上ならまだリカバリーがきく。いつもお玉から溢れるほどドバッするならボトルがデカいんだ、小瓶の調味料を買え。最近何でも小瓶売りの調味料がある。百均へ行くのだ。

「初めて作る料理」の「作っている途中の段階」や「レシピを読んでいる段階」で「ピコーン!こうしたらいいんじゃないかな!」と思いついてしまう料理初心者の皆さんは、「それは初回を基本通りに成功させてから」を覚えて……「アレンジは基本ができてから」!

調理苦手マンの苦手要素には

・包丁使いが苦手マン

・分量の把握が苦手マン

・調味が苦手マン

・加熱の加減が苦手マン

・手順覚えておくの苦手マン

・並行作業苦手マン

・片付け苦手マン

等々があり。「全部苦手マン」もいるだろうけど、調理攻略は各個撃破で臨んだ方がよろしかろう。

冬場は「鍋から始めるおひとりさま調理技術各個撃破」みたいなのがいいのかも。

【湯豆腐から始めるおひとりさま調理技術各個撃破】
包丁課題・ネギを一束買ってきて全部刻む(その日使わない分は冷凍)

加熱課題・豆腐を温める(沸かしすぎない)

調味課題・豆皿5つに「醤油」「めんつゆ」「ポン酢醤油」「刻みネギ」「チューブしょうが」を出し、食べ比べをして味を覚える

【水餃子鍋から始めるおひとりさま調理技術各個撃破】
買い物課題1・茹でるだけの水餃子とモヤシを買う

加熱課題・鍋に湯を沸かし、水餃子を入れて浮いてくるまでかき混ぜながら加熱(浮いてきたら、茹で上がっているかひとつ食べてみること)。モヤシを入れて更に加熱(モヤシも試食すること)

【水餃子鍋から始めるおひとりさま調理技術各個撃破2】
調味課題・豆皿みっつに「醤油」「酢」「ラー油」を出し、食卓で調味しつつ食べ比べる(醤油のみ・酢のみ・ラー油のみ・2品組み合わせ・3品全部入れ)。余力があればマヨネーズやゴマだれ、湯豆腐のとき刻んでおいたネギなど入れて味を確認する。

【水餃子鍋から中略各個撃破3】
買い物課題・「小松菜/水菜/ニラ/キャベツ/白菜」からひとつ選んで買う

包丁課題・菜っ葉をひと口大に切る。ペラペラの部分と厚い部分を分けておく

加熱課題・水餃子を茹でたら「野菜の厚い部分」を先に入れ、火が通ったら(食べて確認)「ペラペラの部分」を入れて加熱

【自分の「ひとくち大」を知る】
「ひとくち大に切る」がわからない?「これがひとくち分かな?」と思う大きさにひときれ切って口に入れてみよう!入りきらなかったら次はもう少し小さく切るがよい!!

【まず鍋より始めよ】
鍋料理はいいぞ……色んな調理課題を攻略できる……

「材料への火の通りを考えて大きさを揃えて切る」

「冷たい水から煮る具と沸いているところに入れて煮る具の選別」

「火の通りにくい具から順次煮ていく」

「アクが出たら掬って捨てる」

「具材に火が通ったか確認する」

「調味する」

「薬味の準備」

「2日目も食べる場合の味変のしかた」

「〆の具材別・加熱の目安」

「〆の雑炊やうどんを卵でとじる方法」

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