見出し画像

日本語のセンスが際立つプロにたくさん触れる本

よし、これは役に立つぞ!
と意気込んで買う本は、実用書のたぐいかな?
たとえばガイドブックとか、参考書とか。

その他のエンタメ本は、何かの役に立つでしょうか。

この間、たまたま行った神保町の書店内に設けられた「執筆」にまつわるフェアコーナーで、たくさんの本を買い求めました。

「小説指南本」のたぐいはもちろん、タイトルバックに使った『何度でも読みたい広告コピー』のような広告関係の本も何冊か。

雑誌の現場にいた頃、ひとつの記事を作る際に目を引くキャッチコピーも書いていました。
なので、いまでも商品コピーはすごく興味があり、わりとまめにチェックします。

同じ日本語を使っているはずなのに(図々しい言い方でした……すみません)圧倒的に惹かれる一文があるとしたら、それはおそらく優れたコピーライターの手によるもの。

本書は、ボディコピー(広告内の本文のようなもの)をメインに書かれているのもいい。
選び抜かれた一文=ヘッドコピーをしっかり支えるボディコピーがあるからこそ、インパクトのある広告は成立します。

上の本はかなりの数の広告と、それを作ったコピーライターからのコメント、及びどこの会社が携わっているか、きちんと簡潔に書かれています。

直接すぐに小説執筆に役立つ……のではないかもしれませんが、心躍る本です。オススメです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?