音楽監修🎵みんなで歌作り③
🎼第2回作曲ミーティング🎵
前回皆から聞いた、希望やイメージにそって、
この雰囲気がいいという意見だったのでこの速さ、
ここは「苦手」という言葉なのでこのハーモニー、など...
まずは、たたき台となる曲を、皆の意見を最大限に反映させ、ハーモニーを中心に私がつくりました✏️
いよいよ皆に感想、意見を貰います!
「こんな感じの曲どうかな?!」
子どもたちの反応は....
皆:お祭りみたいでいい!!
皆:👍!
皆:🙆♀️!
私:(ほっ....よかった〜
子どもたちの反応は上々!
(ミーティングはオンラインなので皆オンラインでもわかるような反応を見せてくれます🙆♀️)
それと同時にまだ無意識に私が曲を全部作ってくれる、という気持ちもある様子。
皆:メロディは?
皆:うたえないー
私:..そうですとも!!
「みんなの曲です!みんなで作ろう!」
ということで、はい!メロディつくってぇ!
....と、いきなりいうのは、大人でも難しい!!
なので、私がこんなメロディどう?と提案します。すると、いやもっとこうがいい、とか色々、どんどん出てきます!
すぐに表には出てこないものの
ちゃんとそこに、
子どもたちのやりたいことがあるのです。
私がたたき台となるメロディを考えても、
言葉数が多く歌詞が曲の尺と合わない場合があり、そんな時も子どもたちの意見を聞いてみました。
私:「この場所で」の歌詞がちょっと歌うの大変かなと思うのだけれど、「ここで」とかどうかな?
皆:いいね!
皆:スムーズに言えるからいい
皆:「この場所で」のままがいい...
皆:「ナナカラで」がいい 等.....
私:なるほどねぇ!(沢山意見!どれもいいよねぇ..どうしよ..)よし!みんなで歌ってみよう!!
私:ではまず「この場所で」からね!さんはいっ!
皆:.....(し〜ん)
私:(😧...😭)もう一度やってみよう!さんはいっ!!
皆:このば....(し〜ん)
というように、この時は、皆恥ずかしいという気持ちや、自分自身が歌う曲を作っている、という自覚はまだまだ薄い様子でした。
こうして、およそ1時間のミーティングで進んだのは、歌詞の初めの2行ほど。
全体の5分の1にも満たないくらいの、少しの進歩でした。
みんなで一つのものを作るというのは
時間のかかるものです。
完成したメロディを聴けると思っていた子どもにとっては、え!じぶんでつくるの?!という、
当たり前なのだけれど、拍子抜けするような、
ある意味ちょっとした絶望感を感じたのではないか、という回だったかもしれません。
例えるなら.....
ロープウェイで山の頂上までいけると思っていたけど、集合してみたら徒歩で登らなければならないことを知った時のショックのような...笑
(これは結構ショックだな...思ってたんとちがうーー!笑)
ですが、
自分たちで決めてゆく、という状況に気づき、
まさに自分たちで歩いてゆくための、
心の準備をするきっかけとなったのではないかと思います。
何かに気付いたり、状況を受け入れたり、
自分の気持ちを整理することにも
やはり時間は必要。
続きの前半歌詞部分に関しては、もしお家や学童にいる間、取り組めたら考えてみてください、
と伝え第2回のミーティングは終わりました。
****
何気なく声かけした、この
考えてみてくださいの言葉。
沢山聴いていくうちに見えてくるものが、
日に日に変わるものなので、
是非やってもらいたい!と
切なる願いではありましたが、子どもたちも忙しく、環境が整わないことも多いので、また次回やろうと、実はどこか私自身諦めてしまっていた部分がありました。
しかし、これはすぐに良い形で裏切られることとなります!!
次回につづく✏️♫
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?