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ママになるについて考える@Buenos Aires

本当に久しぶりに涙が出てしまって、
「まだ居たのかお前!」と自分の感情に思わずびっくり?がっかり?してしまって、心が揺さぶられているので、
お返事をもらう前に、また書き出してしまいました。

Mariano 君と付き合いだして半年が経とうとしているので(出逢ったのは数年前なんだけどね)、色々突っ込んだ話を最近よくするのだけど、
Mika ちだから、ぶっちゃけた話をすると、
最近のテーマが「避妊について、子どもについて」なのだよ。

彼に恋をしているかと言えば、
今までの私の定義(ジェットコースター)で言えば恋はしていなくて、
お互いに確かな深い愛情を持っているという感じ。
とっても穏やかで幸せな日々。

この話題が、この幸せな日々を脅かすようで怖かったのかもしれないし、
今まで散々悩んで、諦めたというか手放してたと思ってたものを、
自分自身でどう理解してよいか分からないという感じなのかもしれない。

というのがね、彼は私からしたら不思議な考えを持っていて、
「自分の子どもは欲しくないけど、養子ならまだあり得る。」
って人なのね。

新しい生命を造り出すより、
既にこの世に存在してて、必要としている生命があるならそちらを選びたいそうな。
私はどうせなら自分の遺伝子を残したいと考えちゃうのだけどね。

あとは私達に共通するのは、夫婦仲の悪い両親を見て育ったから、
自分がそれを繰り返すのが怖いというのもあるんだけど。

私、学校にも通い始めたところだし、年齢のこともあるし、
風ちゃんや太陽君の新生児ベビーシッターもさせてもらって、
ママ疑似体験もさせてもらったことだし、
(全然、何も分かってないと思うけどね。)
自分の赤ちゃんはもういいか…
と、ほぼほぼママになることは諦めていると思っているのだけど。

最近、彼が避妊具の話を持ち出してきたのだけど、
日本にもあるのかな?子宮の中に小さいプラスチックのモノを病院で入れてもらうと10年以上妊娠しないというヤツ…。

やっぱり女としてそれは「わずかに残した希望」を完全に失う感じで嫌なのだよね。
今、子どもが欲しい訳ではないけど、できちゃったら産みたいというズルさ?はある訳で。
という話をしても「子どもが欲しくなったら外せばいいんだよ。」と言われて、「そういうコトじゃないー!」って話をしてたのだけど。

この10年間の多く(正しくはもっと小さい頃からなのかな)を、
「幸せな家庭を築きたい」というために散々悩んできたから、
もういいやって諦めてたと思ってたんだけどねえ。

この国は40過ぎて子ども産む人、全然多いから、
考えもしなかったみたいなんだけど、
私的にはもうギリギリを越えてほぼ諦めた訳だよね。

でも100%諦められない私がいることに気づかされ、
こういったすれ違いで、この幸せな状態がぎくしゃくするのが怖くなったり、
解決したと思ってた家庭にまつわる問題が、
まだこんなに根深く残っていたか、とびっくりしたり悲しくなったり。
(だいぶ向き合ってキツイ思いをして解決したつもりだったのにねえ。)

そんな話を Mariano 君としながら涙が出てきてしまって驚いて、
なんでかな、と考えるうちに、多分、
「あんな家庭で育った私(この表現はお父さんとお母さんにとても失礼だと思うけど)は結婚相手としてふさわしくないと思われるかも。」
って心配してたこととかが思い出されたり。

この国ではそんな考えは少ないかもしれないけど、
やっぱり結婚を家と家のモノと捉えた時に、
お父さんもお母さんももう居ないし、お兄ちゃんとはあんなだし、
例えば結婚式します、ってなった時、親族どうすんだ、とかね。

そもそも人付き合いが苦手だから、親族とか言われても…、とか。
ま、ここで「人が怖い」って何でだろう、
というこの前の宿題もやらなきゃなと思い出す訳だけど。

またまた Mika ちだからぶっちゃけた話をすると、
中で終わりたいと言うのであれば、
君の子どもが欲しい、君と家庭を築いたい、
と思って欲しいという願望を長年もってたという話もしつつ。

ま、生理前だったというのも手伝ってひどく感情的ではあったのだけど、
おかげで夜に、またもや半分夢で半分現実の、
あの感触が残る感じで見えない何かに押し付けられてて、
「まだ私を苦しめるつもり?いい加減にしてよー!」と叫んで目が覚め、
Mariano 君をビビらせたという。

その後見た夢も面白くて、
私の実家なんだけど、隠れなきゃいけない主人公がいて、
たくさんのそこに暮らす人達が、
探しに来た人から必死にその主人公を隠そうとしてる、
長編映画なみの夢をみたよ。

そして朝、二年前に太陽君のベビーシッターをしてた時の動画が FB であがってきて(このタイミング!)、
「自分の子どもじゃないから面倒みれたよなあ」とも思う私がいて、

もし、Mariano が今私に「子どもが欲しい」って言ったらどう思うかな?
と考えて、
やっぱり、それは嬉しいだろうなとも思ったのだよね。

もしかしたら、単にそれは、Mika ちや、ふみさんや、栄子さんが皆ママになってしまって羨ましく思ってた部分があるからだけかもしれないし、
やっぱり、「幸せな家庭」に対する諦めがついてないのかもしれない。

大変だと逃げてるのも分かってるけど、
子どもと歩むことで見える新しい世界を見たいと思う私もいるし。

じゃあ、時間がないからといって覚悟を決めて?
子どもが欲しいと思っている人を探したいか、
と言えばそんな気持ちは全然ないし。

全然、終わりが見えそうにないこの話題を繰り返すくらいなら、
どちらにせよ今すぐ子どもが欲しいと思ってる訳でもないし、
「いいよ、分かった、それやるよ。」と言えたらいいのに、
と思わなくもないけれど。や、ないな、やっぱり。

まあ、Mariano 君も答えを出して欲しいというよりは、
こうやってお互いの考えや感じたコトを話し合っていくことを大切に思ってるみたいだから良いけれど。

と、「…けれど。」「…けれど。」文体になる当たり、
まさに今の私の心境だわ。
整理がつきませぬ。

慌ただしい日々がスタートしてしまったので、
それにかまけて大切なコトを考えることを後回しにしないようにしよう、
と、思いつつ、
ちょっと眠ろうと思います。

Mariano 君は今、ジャーナリズムの大学のお勉強の延長で、
文章を書くプライベートレッスンを受けに行っていて、
いつもなら、日当たりのよいカフェで待つのだけど、
今日は、この家で Mika ちにお手紙書くことにしました。

帰ってきたら、一緒にゴハンを作って食べて、
秋の始まりの空気を楽しみに近所の公園に行って、
大好きな動物達を一緒に観察したり、
本について、言葉について、文化について、
また長い長いおしゃべりをするんだと思います。

ではではまたね。
行き当たりばったりの Kaori は、どうしても考えて計画してというよりは、
感情が大きくふれた時にしか行動を起こせないので、
ママになる問題は進まない気がするなー。

とはいえ、そもそも子どもができないという可能性もある訳だし、
不妊治療をしてまでとは考えないし
それなら Mariano 君の養子説は可能性が増すかもしれない。

うん、終わらないから、ここまでにするー。
おやすみ🌟

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