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だいたいの悩みはGoogleかチャットGPSが教えてくれるから
私はあまり悩みません。
もしかしたら10代、20代は悩んでいたかもしれません。
でも、詳しいことは忘れました。
なんでそんなことを思ったかと言うと、
「友達に悩みを相談する?」と聞かれたからです。
その時に、悩みを打ち明ける友人がいないこと、そしてここ数年本気で悩んでいないことに気づきました。
いや、それは言い過ぎかもしれません。
数えるほどですが友人はいるし、30代になって仕事の対人関係で悩むことは何度もあったはずです。
でも、びっくりするぐらい何も覚えていないのです。
一応悩みらしいものはあります。
「お金欲しい」
でもそのために、何かをめちゃくちゃ頑張ることを放棄しています。
なので、悩む権利すらないと思っており、これは単なるぼやきだと思ってます。
「幸せな人生にしたい」
これは悩みとゆうか願望です。
たぶんこれらをチャットGPTに言ったら、的確な答えを教えてくれるでしょう。
このようにネットがあれば、伊藤家の食卓も、トリビアの泉ももう不要なのです。
そこで私は、ネットで調べるほどでもないこの世で一番くだらない質問は何か?を考えています。
「そんなことAIに聞くやつおるの?」ってゆうやつです。
一つ目は、「ブレッドナイフを持っていたら銃刀法違反になりますか?」です。
これは、答えを知ったところで誰も参考にしない質問です。
思いついた理由は、ブレッドナイフに鏡のようにくっきりと顔が映ったから。
持ち運びできたらメイク直しもできるし、いざという時の護身用としても使えるので便利じゃんと思ったからです。
でも思いついた私でさえ持ち歩きはしないでしょう。
鏡のように使えてもブレッドナイフはパンを切るときにしか使いません。
なので、思いついていない全世界の人にとってくだらない質問と言えると思います。
二つ目は、「カレー味のうんこ・うんこ味のカレー食べるならどっちがいい?」です。
これは、どっちも嫌だから聞くまでもありません。
もし仮にAIに、カレーがオススメだから食べろと言われても全力で拒否します。
そして世界のどこかでどちらかを食べた人のブログを見つけても読まないでしょう。
自分の頭の中で終わらせておくのが賢明です。
そんな感じで、答えのない質問をずっと考えています。
そして眠い頭で考えた先には、「未来の自分はどうしてる?」という人類の普遍的な質問にだいたい行き着きます。
これも答えが出ない質問の一つだと思います。
「知らんがな…」の極みですよね。
もしかしたら、優秀なAIは聞き心地の良い答えを言ってくれるかも知れません。
そしてブレッドナイフやカレー味の…と違うのは、考えることに意味を見出せられること。
くだらない質問ではないのです。
答えは分からないだろうけど、悩んでしまう気持ちはわかるとゆうやつです。
もしかしたら、ほとんどの悩みってこれなんじゃないか?
「あの人と結婚するにはどうすればいい?」
「お金持ちになるには何をすればいい?」
「ビジネスで成功するためのメソッドは?」
言い方は違うけど、どれも未来の自分を知りたがっている質問です。
これらの質問にも、AIやネットは答えてくれるでしょう。
それらしい解決策や対処法をわかりやすく教えてくれるはずです。
そして一部の人が、最終的に結婚し、お金持ちになり、ビジネスに成功します。
AIやネットは他にも、
長野から月に行くまでの経路や、アフリカ料理のクスクスを作る手順も教えてくれます。
でも、月やクスクスの存在を知らなければ、そもそもAIに質問するのは難しそうです。
言い換えると、質問するには月やクスクスを知っていないといけません。
月を知らない人が、月への経路を質問できないのです。
AIって便利だけど、使う人によってアホにも使えるし、賢くも使えるようですね。
なるほど、私は今後どうやって使っていこうかな。
私は今日も、ブレッドナイフとカレー味の…以上のくだらない質問を考えています。
しかし、学がないので当分なにも出てきそうにありません。
今こそ、私には伊藤家の食卓やトリビアの泉の知恵が必要なのかもしれません。
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