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妊娠中の便秘には原因と対策があるのを知っていますか?

妊婦さんから聞かれるお悩みで
多いものに『便秘』があります。

妊娠中の便秘は
本当に辛いですよね。

今回は、
妊娠中の便秘と対策について
お話していきたいと思います。

1.妊娠中に便秘になるのは?

妊娠すると、
ママの体は
赤ちゃんに栄養を届けるために
一生懸命働いています。

具体的には、
摂取した栄養を
無駄にしないように
吸収して、吸収して、
吸収しつくしたカスを
うんちで出しています。

ママの体は
本当にすごいんです!
赤ちゃんを育てるために
必死になって働いているのです。

そのため、
排便は2~3日に1回
うさぎのうんちのように
コロコロとしたものが出る
のが
妊婦さんのうんちなのです。

2.便秘の対策

妊娠中に
便秘になりやすい原因は
分かったけれど、
辛いものは辛いので
どうにか対策をしたいですよね。

対策は5つあります。

1.水分をちょこちょこ摂る

コロコロのうんちは
硬くて出しにくいですよね。

うんちを柔らかくして
出しやすくするには
水分を摂ることが必要になります。

そこで、
おすすめの飲み方は、
一度にガブっと飲むよりも
ちょこちょこ飲むことです。

特に、
普段あまり水分を摂らない人は
多く摂ることが苦手なので
ちょこちょこ飲む方が
続けやすいと思います。

ちりも積もれば山となる、
このイメージですかね。

2.起床時、就寝前にコップ1杯の白湯を飲む

ここでポイントなのが、
水ではなくて『白湯』です。

夜は、
体や脳を休めるために
副交感神経が優位になります。

副交感神経は、
胃腸の働きを活発にするのですが、
白湯で胃腸を温めることで
さらに胃腸が活性化します。

また、
体の内部から温めてくれるので
眠りやすくなり、
さらに副交感神経が優位になるという
プラスのループが働きます。

朝は、
空っぽの胃腸に
温かい白湯が入ってくるので
胃腸も活発になり、
自分たちの役割を頑張ってくれるのです。

3.食物繊維を多く摂らない

「便秘には食物繊維」
とよく言われますが、
繊維分は残りやすいので、
おすすめはしません。

4.冷え対策をする

冷えを改善すると、
胃腸の働きも活発になり、
便通に変化が出てきます。

冷え対策の例を挙げると、
毎日の半身浴、
飲み物は常温くらいのものにする、
長めの靴下にスパッツの2枚履き
などがあります。

冷え対策については
過去の記事を参考にしてみてくださいね。

5.お散歩やヨガ、ストレッチをする

運動不足は、
胃腸の働きを低下させます。

人混みを避けたお散歩、
寝る前のヨガやストレッチは
体のコリもほぐれて
全身の血行がよくなり
冷え対策にもつながります。

いかがでしたか?
色んな対策があるので、
便秘でお悩みの方は
ぜひ試してみてくださいね。

中には、
便秘で痔になったり、
元々の痔が悪化することもあります


その時には、
痔や便秘の薬が
必要になることもあるので、
産院の先生に相談してみてくださいね。

また、
鉄剤を内服していると
副作用で便秘になることがあります


その場合も
紹介した方法を試してみてくださいね。





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