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お母さんと赤ちゃんのおっぱいの卒業式の迎え方~卒乳の方法~

2020年も今日が最後…。
今年中にこれは話しておきたい!とやり残していた記事を夜な夜な書いています。

年明けには保育園入園の申請を控え、「卒乳」という単語がちらちら頭の中に浮かぶお母さんも多いのではないでしょうか。
卒乳については、過去の記事『卒乳は、いつしたらいいの?』を参考にしてくださいね。

今回は、卒乳の具体的な方法についてお話していきます。

1.卒乳のタイミング

卒乳は、お母さんと赤ちゃんが決めた時がタイミングです。
二人のことは、二人が決めればいいのです。周りが決めることではありません。

「とは言われても…それが分からない」
というのが実情ですよね。

参考に、おすすめのタイミングをお話します。

1)季節は春か秋(夏や冬は避ける)
2)保育園入園後6か月は避ける

1-1)季節は春か秋(夏や冬は避ける)

おすすめは春か秋です。
夏は脱水になるリスクがあり、冬は風邪が流行る季節だからです。

冬はインフルエンザやウィルス性の胃腸炎等が流行ります。
そのような病気にかかると、食欲が落ちてしっかりと食事が摂れない可能性があります。
そんな時でも、母乳だけは飲むことがあります。
それで命を繋ぐケースもあります。

我が子は1歳過ぎてRSウィルスから肺炎になり入院しました。
食事は一切喉を通らなかったのですが、母乳だけは新生児のように3時間毎に飲んでいました。
こうして母乳だけで1週間生き延びたのです。
「授乳しててよかった!」と心底思いました。

1-2)保育園入園後6か月は避ける

「保育園入園のタイミングに合わせて卒乳を考えている」というお母さんはよくいます。
しかし、保育園というお母さんと離れた環境に慣れるには6か月ほどかかると言われています。
大好きなお母さんと離れ、大好きなおっぱいまでなくなると、子どもはダブルパンチを受けたような状況です。

保育園でお母さんと離れた時間を過ごしたお子さんを、帰ってきたら大好きなおっぱいで癒してあげる…
そうすると、お子さんは「また明日から頑張ろう」としっかり充電できるのです。
保育園に慣れるまでの6か月は、おっぱいで癒してお子さんを応援してあげることをおすすめします。

また、保育園に入園すると、多くの風邪を経験します。
先に話したように、食事ができない状況でも、母乳は赤ちゃんの命を繋いでくれる唯一で最大の武器になるかもしれません。

2.卒乳の準備

おっぱいの卒業を迎えるには、しっかりと準備をしてお母さんとお子さんが納得のいく卒業式にしましょう。

1)お子さんに卒乳の日を伝える
2)カレンダーを作成する
3)卒業式当日は思う存分授乳する

2-1)お子さんに卒乳の日を伝える

おっぱいの卒業式の日にちが決まれば、きちんとお子さんに伝えましょう。
1~2歳でまだ言葉の意思疎通が十分にできない年齢のお子さんでも、大好きなおっぱいの話になればちゃんと分かります。
卒業式の1か月前に、お子さんに日にちを伝えましょう。最低でも1週間前までには伝えて下さい。

卒業したらどうなるか?ということも伝えるといいです。
例えば…
「美味しいご飯がたくさん食べれるよ」
「夜、いっぱいねんねできるよ」

2-2)カレンダーを作成する

卒業式の日にちまでのカレンダーを作成します。

【準備するもの】
・画用紙1枚
・シール(お子さんの好きなキャラクター等のシール、枚数は卒業式までの日にち分)

①画用紙に表を作って日にちを書く。
②卒業式の日に「ハート♡」を書く。(好きなマークでOK)
③1日1枚、カレンダーにシールを貼る。

卒業式の日をカレンダーに記入することで視覚的にも分かりやすくします。
卒業式は寂しいと感じやすいですが、お子さんの大好きなシール貼りを取り入れることで楽しく取り組むことができます。

2-3)卒業式当日は思う存分授乳する

卒業式が近づくと、シールを貼りたがらなくなるかもしれません。
そんな時は、もう一度きちんとお子さんにお話をしましょう。

そして、無事に卒業式当日を迎えられたら、最後の晩餐は思う存分二人のスキンシップを楽しみましょう。

おっぱいにお絵かきをしたり、わさびを塗ったり…という卒業式も聞きますが、私は幸せなおっぱいライフを悲しい思い出で終わらせたくありません。
幸せなおっぱいライフは幸せなまま、いい思い出で卒業して欲しいです。


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