見出し画像

上の子の気持ちを理解できていなかったお話

我が家には
3歳差の娘が2人います。

ここ数年、
子育てする中で
ずっと感じていたことがあります。

それは、
上の子(お姉ちゃん)の気持ちを
私が理解していなかったことです。

1.上の子との関わり方

妹が生まれるまでは、
お姉ちゃん中心の生活でした。

一人目は
本当にうらやましいなぁと思うくらい
たくさんの愛情を注いでもらい、
パパママを独り占めできます。

今から振り返ると
お姉ちゃんの主張(わがまま)を
ほとんど聞き入れていたと思います。

今はと言うと…
我慢させていることが
ほとんどのように思います。

それは、

年齢ではなく、
生まれた順番で子どもを見る

妹が生まれて、
年齢で見るというよりも
『お姉さん』という目線で
接することがほとんどでした。

2.上の子もまだ子ども

何をするにも
お姉ちゃんに一人で
頑張ってもらうことが
とても多かったように思います。

妹のお世話で手一杯になり、
お姉ちゃんにはできないことも
どんどん挑戦させたり、
時には「なぜできないの?」と
責めてしまったこともあります。

よく考えれば、
年齢相応の能力だったと思います。

妹ができないことは
すんなり受け入れてお手伝いできるのに
なんでお姉ちゃんができないことは
すんなり受け入れてお手伝いすることが
できないのだろう…

この思いが
ずっと心の中でモヤモヤしていました。

お姉ちゃんだからがんばれる

そんな私の
自分勝手な思い込みで
お姉ちゃんの気持ちに
寄り添えていなかったのだと思います。

3.上の子の気持ちを理解するには?

お姉ちゃんの寝顔を見ては
反省する毎日…

そんな毎日を
繰り返したくないと思い、
自分の中できちんと
整理してみることにしました。

まずは、

できなくて当たり前。
だってまだ子どもなんだから。

できることに期待をすると
出来なかった時に
期待外れの印象を持ってしまうため
責めるような言い方になってしまいます。

そうであれば、
期待しなければ、
優しくサポートできるのではないか?

そして、

お姉ちゃんのやりたいことを
なるべく挑戦させてあげる

妹のお世話のために
お姉ちゃんに我慢させていることが
しばしばありました。

例えば、
外遊びの場面です。

お姉ちゃんは
レベルの高い遊具で遊びたいんです。

でも、
妹にはレベルが高すぎて
一緒には遊べません。

そんな時は、
妹が遊べる遊具のある公園を
選ぶことが多かったのです。

「今日はお姉ちゃんの行きたい
公園に行こう。」

そんな日を
作ってあげればよかったのです。

それを
実践してみて気付いたことがあります。

それは、

お姉ちゃんの心が満たされれば、
妹にとびきり優しくなれる

お姉ちゃんも一人の人間です。

自分が
優しい気持ちになれるような
心の状態であれば、
相手にも優しくできます。

そうすれば、
姉妹も仲良く過ごす時間が
グッと増えます。

すると、
パパママも穏やかに
見守ることができます。

今までの関わり方を
後悔していましたが、
後悔しただけでは何も変わりません。

後悔したならば
改善する方法を考えて行動に移す

最近、
私が心に留めている言葉です。

将来、
お姉ちゃんが
「お母さんのところに
生まれてきてよかった」
と思えるような人生を
歩んでもらえるように
しっかりと寄り添っていきたいと思います。



この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が受賞したコンテスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?