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働き方は?男女比率は?——“当たり前”をアップデートし続けるLayerXの組織文化

LayerXの川口(cathy)です。
他の誰かになろうとせず、自分を認めて自分らしく働き生きる。そんな人を増やしたい思いを込めて“Career Ownership”から、連載企画"Career Ship"を立ち上げました。

今回はその第3弾の記事をお届けします!(前回の記事はこちらから)

今回はバクラク事業部マーケターの守岡さんと池田さんに、今から2年前の入社当時のLayerXの“ありのまま”の様子やキャリアに感じる正直な気持ちなどをお話しいただきました。

池田小百合(バクラク事業部 カスタマーマーケティング・リテンションマネジメント)

守岡唯比(バクラク事業部 マーケティング・インサイドセールス部)


かつてのLayerXは“男子校”的な空気だった!?

川口(以下、cathy):まずは簡単に自己紹介をお願いします。

守岡(以下、yuiP):バクラク事業部マーケティング部に所属しています。一年半ほど前に入社し、当時は展示会などオフラインイベントを担当していました。昨年の12月からパートナーアライアンス部でマーケティング業務を行っています。

池田(以下、koyurin):私もyuiPさんとほぼ同じくらいの入社で、もうすぐ2年になります。バクラク事業部のカスタマーサクセス部でカスタマーマーケティングをメインに担当しています。バクラクを使っていただいているお客様に、他の商品を知っていただいたり、長く使っていただけるようにサポートをしたりなどしています。

cathy:入社当時のLayerXないしバクラク事業部の印象ってどうでしたか?

koyurin:私が入社した当時は全社でも50名ほどのころで、女性メンバーが本当に少なかったですね。実際、私は事業部で2人目の女性社員でした。

yuiP:私が入社したころは全体で100名ほどになっており、koyurinさんのころよりは全社における女性の割合も増えていましたが、マーケティングチームには女性はいなかったと記憶しています。入社前に抱いていた「天才男子校集団」っていうイメージ通りでした(笑)

チームの人数もすごく少なくて、その人数でめちゃくちゃたくさんの施策を進めていてびっくりしたのを覚えています。みんな働くことが大好きなので、当時は夜や休みの日もSlackが動くなどしていましたね。ただ、そのころから「長時間より長期間」という考え方が全社的にあったので、長く働いたらその分きちんと休む意識はみんなにあった思います。
koyurin:同期性の高いコミュニケーションが多かったことも印象に残っています。ミーティングの数も多かったですし、事業部全体で毎日夕会もしていました。


組織が拡大しても揺らがないカルチャーが安心につながる

cathy:それから2年ほどが経って、組織の変化は感じますか?

yuiP:組織の人数が増え、それぞれの役割や持ち場が明確になっている感じはあります。働ける時間も責任が持てる範囲も有限なので、ある程度枠が決まることで働きやすくなる面はあるのかなと。

koyurin:意思決定のプロセスがきちんと定まってきましたよね。以前はボトムアップでガンガン上げていっていたのが、「やらないこと」を決める組織に変化しているなと思います。すごく平易な言葉で言うと「会社っぽくなってきた」(笑)

人数が増えることで、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが入社してきて、キャリアの多様性はかなり増えたなと感じます。

yuiP:人数が増えても「徳」を大事にするところはLayerXの良いところだなとすごく思います。それ以外にも「NoじゃなきゃGo」や「Be Animal」など、行動指針や「羅針盤」に書いてあることが業務のなかで自然と体現されています。

koyurin:本当に「羅針盤」の内容が浸透していますよね。組織が大きくなると、なかには斜に構える人やネガティブな人も出てきますが、そういう人をほとんど見かけないので安心します。やっぱり「負」の感情って伝染しやすいじゃないですか。LayerXはそういう意味で心理的安全性が高い組織だと思います。

cathy:ルール化した瞬間にカルチャーはカルチャーではなくなるので、「羅針盤」に共感する方が集まって、同じ方向に向かって進めている今の状態をこれからも引き継いでいきたいですよね。

個々の“不安”を“プラス”に変える組織にしたい

cathy:「女性の働きやすさ」という観点ではどうでしょうか?

koyurin:小さいお子さんがいる男性メンバーは多いですし、育休取得のケースも増えてはいるものの、女性の産休育休が少ないというのがリアルなところですよね。結婚も出産も個人の選択ですが、もう少し女性メンバーの産休育休の実績が増えていくと安心できるなと正直思います。

yuiP:私は小学3年生の子どもがいて、送り迎えなど子育てにまだまだ時間が取られています。LayerXは男女関係なく同じような立場のメンバーが多いので、比較的柔軟に働けると感じています。

一方で、子育て中でも責任のある仕事を任せてもらえることはありがたいし、良いことだと思いつつ、やっぱり働ける時間の総量は決まっているので、どうにもならない歯痒さを感じることはあります。良い意味でも悪い意味でも、子育ての時間が考慮されるわけではないというか……

スタートアップだとどうしても「体力勝負」みたいな瞬間もあるので、この先40代50代と年齢を重ねていったときに、働き続けていられているイメージが持てない不安もあります。

koyurin:同じことを考えていました。LayerXの平均年齢は33歳くらいで、ちょうど私たちと同じだったんですね。実際に周りを見ても「働き盛りど真ん中」のメンバーがとても多い。仮に10年、LayerXで働いたとして、この環境についていけるのかな、同じ働き方ができるのかなという漠然とした不安がありますね。

ですが、考えてみると私が内定をもらったときはフルフレックス制度もなく、出社前提の働き方をしていました。今ではフルリモート・フルフレックスで、首都圏ではない場所で働いているメンバーもかなり増えています。結構時代に合わせて柔軟に変わっているんじゃないかと。

yuiP:さっき入社当時は土日もSlackが動いていたと話しましたが、そのあと子育てをするメンバーが増えていったことで、そういうことはできるだけ辞めようという空気がチーム内に生まれていったんです。変化に柔軟なメンバーが多いのでできることなんだと思いますね。
cathy:「働く上での当たり前」をみんなで変えていきたいですよね。例えば、極端ですが週2日だけ働いている人がいるとかあっても良いと思うんです。「こうだった」「こうあるべき」だから諦めるのではなく、それぞれが抱える不安をプラスに変えていける組織にLayerXがなれると良いなと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
本連載はまだまだ続きますので、ぜひ次回以降も楽しみにしていただけたら幸いです。
そして、LayerXに少しでもご興味持っていただいた方、ぜひカジュアルにお話しましょう!

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