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就活って何するの??


大学に入ってから何度も耳にする「就活」という言葉。
この記事を読んでくださっているみなさんも、言葉自体は聞いたことがあっても、実際に何をするのかあまり分からない方も多くいらっしゃると思います。
私自身、大学2年生の頃、「就活」は大変!対策しなくては!という恐怖心はあったものの、就活の具体的な内容までは知らなかったです。


人間は、未知のことに対して不安を感じる生き物です。
今、就活に対して恐怖心を抱いている方も、就活がどのようなものなのかを知ることで、恐怖心を拭えるかもしれません。

就職活動とは?


就職活動、いわゆる「就活」は、求職者が企業から内定を貰うために行うものです。
日本では、大きく分けて2種類の就活があります。「通年採用」と「一括採用」です。「通年採用」とは、企業が求職者を特定の期間を設けずに募集、採用することで、一般的に社会人経験のある者を対象に行われます。一方で、「一括採用」とは特定の時期を設けて、求職者を一括で採用することです。一般的に、一括採用は春に新卒者を対象に実施されます。

私がこれから説明していくのは、新卒者を対象に行われる一括採用就活での一般的な例です。
(*一括採用でも、研究職や特定の技能職など、例外的な選考が行われる場合もあります。自分の希望する企業、職種がどのような選考を実施しているか、確認しましょう。)


一括採用の流れ

  1.  志望会社にエントリー

  2. ESや動画を提出

  3. 筆記試験

  4. グループディスカッション(GD)

  5. 一次面接

  6. 二次面接

  7. 最終面接

それぞれのステップについて、詳しく説明をしていきます。

1. 志望会社にエントリー
まずは、自分がどの企業に応募したいかを決め、就活サイト(マイナビやリクナビなど)を通してエントリーをします。その後、企業からメールが送られてくるので、マイページを作成します。

2.ESや動画を提出
ステップ1で作成したマイページに、ESを提出します。ESとはエントリーシートのことで、企業により設問の内容は異なります。自分がなぜその企業で働きたいのか、大学生活では何をしてきたのかなどを問われることが多いです。また、オンラインでの採用活動が広く普及してからは、ESと類似した設問への回答を数分でまとめ、提出を求められることも多く見られるようになりました。

3.筆記試験
SPIや玉手箱といった筆記試験を実施する企業がメインですが、他の筆記試験や企業独自の試験を行うところもあります。また実施方法も様々で、自宅でパソコンで受けたり、試験会場に赴いてパソコンで受験する方法などがあります。

4.グループディスカッション
このステップは、企業によっては実施しないことも多いです。グループディスカッションの目的は、コミュニケーション能力や論理的な思考能力を測るだけでなく、大人数の求職者を一度にふるいにかけることが目的なため、求職者数がそこまで多くなければ必要ないこともあるからです。

5.一次面接
一次面接では、比較的年次の若い社員と面接をすることが多いです。また、1対1の面接ではなく、他の求職者と一緒に面接を受けることもあります。
一次面接では、事前に提出したESの内容を元に面接を行いますが、自分の解答内容をそこまで追及されることは少なく、面接が20分程度で終了することも多くあります。

6.二次面接
二次面接では、より経験のある社員を相手に面接をする傾向にあります。一次面接で聞かれたのと類似した質問をされますが、二次面接では、より「なぜ?」を深く追求されます。そのため、大学で力を入れたことや志望動機など、どうしてそう思ったのかを論理的に話せるように準備をしておく必要があると言えます。また私の感覚ですが、2次面接では、パーソナリティの部分についても問われることが多いです。そのため、自分をどのような人間であると企業に知って欲しいのかを考えた上で面接に臨み、回答に反映させていく必要があります。

7.最終面接
最終面接は、最終的な合否を決定する面接です。基本的には、役員と面接をすることが多いです。最終面接まで来ると言うことは、能力、パーソナリティ面での基準をクリアしていると言えます。そのため、役員が知りたいことは、この求職者は本当にうちで働きたいのか?、実際に入社したとして、会社に馴染むことができるのかです。最終面接では志望動機の深掘りをされることが多いため、応募している会社にどうして入りたいのか、過去の経験などを元に説得力のある説明をできるようになりましょう。
最終面接は顔合わせで、落ちることはほぼ無いという意見がネットにはあります。しかし、最終面接でも落ちることは普通にあります。せっかく最後のステップまで来れたのですから、最後まで油断することなく挑みましょう。

いかがでしょうか。少しは就活に対しての恐怖心が薄れたでしょうか?もしかしたら、こんなにやることがあるのかと思われているでしょうか。

ここでは、就活には6ステップあると書きました。しかし実際には、これより少ないことも多いこともありますし、順番が入れ替わっていることもあります。
内定を獲得するまで果てしない道のりに聞こえるかもしれません。しかし、新卒での就活と、その後の就活、基本は同じです。一度就活の流れを身につけてしまえば、今後の転職活動などにも役立ちます。多くのサポートを受けやすい新卒就活で、就活のやり方をマスターしてしまいましょう!!

私なりに詳細に説明をしたつもりですが、まだよくわからないと思われている方がいるかもしれません。私自身、就活について詳しく説明している書籍を参照したいと思ったため、評判の高かった「確実内定」トイアンナ著を参考にしました。この本は現在の就職活動について記しているため、どのような行動を起こせば良いのかを把握でき、無駄なく就活をこなすことができたと感じています。
就活に関する本は、本当にたくさんあります。しかし、本によってはデマな情報が、書かれていることもあるため、参考にする本は注意して選びましょう!!

「確実内定 就職活動が面白いほどうまくいく 改訂版」トイアンナ著
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