見出し画像

もっと楽しみたいのです。

現在、noteでの肩書が「人生を楽しむ活動中」の堀井香里です。この肩書にしている一番の理由は「何も名乗れない者の苦肉の策」ですが、私の想いは詰まっています。
「人生を楽しむ」のが下手だから、敢えて肩書として掲げました。何故下手なのか、何故「人生を楽しむ」方向にチェンジしたのかについて書きたいと思います。

人生を楽しめなかった理由

私は30代に入って早々に離婚をしましたが、その時娘は2歳でした。当時の私は正社員としてフルタイム勤務をしていたものの、年収は230万円未満。娘一人と自分位養える!とは、到底言えない状態でした。

それでも、何をどうしても結婚生活を継続することは無理で、建てたばかりの家を手放して(私も連帯債務者でしたから手放すのも一苦労)、乳飲み子を卒業したばかりの娘を連れて実家に戻りました。
引越費用など払うべきものを払い終わり、さて、私はいくら持っているのだろう?と貯金通帳を確認したら、残高は15万円を切っていました。

ほぼゼロからのスタートですが、実家に戻れて、父も母も元気に働いていて、自分も(安月給とはいえ)働けていて、恵まれていたと思います。
とはいえ、離婚したい!と悩み始めた頃から精神的にはボロボロで、身体にも影響が出まくり、離婚から5~6年は心療内科に通う生活を送っていました。

心療内科卒業後

心身ともに落ち着いたし、さあ人生楽しむぞ!となっても良いところです。が、そうなりませんでした。その当時、離婚当初より年収は上がっていましたが、自分の経済力に自信を持てる程ではありませんでした。

「もっと頑張らなきゃ」と元々焦っていたところに、父が進行性の病気にかかり仕事を続けることが出来なくなりました。生活費はそれまでも入れていましたが、額を増やすことになりました。
さらに父の病状は年々悪くなり、当時は自宅で介護をしていましたが、家全体に悲壮感が漂っていましたね。母も精神的に不安定でした。

そんな家庭状況でも仕事は仕事で頑張っていました。頑張っていたので収入は増えましたが、仕事量も増えました。どんな仕事でもそうだと思いますが、順番は
仕事量が増える→収入が上がる
なので、収入が上がる喜びよりも先に仕事量が増えて、「頑張らなきゃ!」とばかり思っていた気がします。今思えば、ですけどね。

限界は突然訪れた

そんな日々が崩れ去るきっかけは、今思っても「はい?」と思うようなことでした。
(すいません、何か他の言葉を選びたいと思ったのですが、思いつけなかったのでそのまま書きます。)
ある日、新しく入社して来た男性がとっても臭かったのです・・・。

同じ職場には女性が4人居ましたが、全員で「・・・臭いよね」と、入社初日にコッソリ確認しあう位の臭さでした。4人の中でも私は受けるダメージが大きく、初日の午後から、においにやられて吐き気で涙目になる始末。すぐに吐きながら仕事をする日々が始まりました。結局どうなったかというと
鬱状態になり休職→復帰後半年位で急性腸炎で入院→退職を決意
でした。このことはいずれ記事に書くと思います。私の考えや人生を大きく変える出来事だったので。

今思えば、においが引き金になったのは確かですが、経済的な不安や焦り、父の介護のストレスも影響していたと思います。
この頃は自分の内面に目を向けることなく、ひたすら「頑張らなきゃ!」と自分を追い込んでいました。そんなに追い込まなければ、臭い人が居るだけであんなに調子を崩すこともなかったのかなーと思ったりします。
でもまあ、結果オーライ!

転職後から今まで

今の会社に転職をして、仕事内容は未経験だし、会社の文化も180度位違うし、最初は「こりゃダメかも」と思う位大変でした。家には病気が進行した父が居ます。

もう充分頑張っているんじゃない?
お金も大切だけど、自分が健康じゃないとお金を稼ぐどころか治療費が出て行っちゃうよ?
娘と一緒に過ごせる時間を大切にして、楽しんだ方が良いんじゃない?

「こりゃダメかも」と白旗を上げて脱力したら、色々な考えが湧いてきました。本当にダメそうだったので、自分を励ますために「やりたい!」と思ったことや元気が出そうなことはお金が必要な事も実行しました。

その結果。
仕事は続いていますが、コロナの影響をバッチリ受ける業界なので年収が随分下がりました。
父は他界し介護は無くなりました。その代わりに家計は母との完全折半となり、負担額も大きくなりました。
娘の教育費も必要だし、自宅の修繕も考えなくてはなりません。
自分を励まして楽しむようにしたら、↑これらのことがあっても元気に過ごすことが出来ています。

まとめ

自分を励ますことも人生を楽しむことも、私にとっては新しい心掛けで熟練が必要です。心掛けを忘れないように肩書として付けて、まずは自分が楽しんでnoteを書けるように。次に、読んでくれた方が楽しめるnote、「読んで良かったな」と思ってもらえるnoteを書けるようになりたいと思っています。

今日も書けたぞ。楽しかった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?