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片田舎の高校受験に塾は必要ないと断言したい

月~金で規則正しく働いております。よって今日から仕事。
仕事の日にも1記事書くためには素早く書く必要がある。
よって、私が書きたいことを書き殴るしかありません。
興味の無い人にはごめんなさい、子どもの高校受験(片田舎の場合)の話です。

片田舎の学習塾事情

私の住む地域では「高校生になれなかった」話は全く聞きません。みんな、高校生になりたい子はどこかしらに合格して高校生になっていきます。
それなのに、ほとんどの子が高校受験のために塾に通います。クラス40人中、塾に行っていない子は5~6人だそうで。思った以上に「みんな」通っています。

塾の様子ですが、〇〇校、△△校など、多くの支店(じゃないけど何て言うのでしょう?分校じゃないし)を出しているような人気塾は、週に3日、夜19時半から22時半まで教えてくれるようです。そしてその後補習があり、24時に終了する。
・・・24時!?次の日学校なのに24時!?24時に迎えに行くの!?
子どもの翌日の学校は居眠りしてれば良いかもしれませんが、いやダメですが、私の翌日の仕事は確実に終了です。この時間割を知った時点で、私と娘の間で「塾に行かないで何とかしよう」と決定。まだまだ宜しく進研ゼミ!

気になるお値段

そんな夜中まで教えてくれちゃうなんて、いったいお月謝どの位なのだろうと謎でしたが、最近知りました。
中学3年生の1年間で60万円を超えると!!
・・・国立大学の学費より高い!?
ここは片田舎。名門高校と呼ばれる高校も無い片田舎。その片田舎にある、いかにも片田舎風の高校に行くために、そんな大金を払うんですか!?
片田舎を連発してすいませんが、片田舎だから親の給与レベルもそうは高くないのです。お役所の職員が結構な高給取りというレベルです。大企業なんて見渡す限りどこにも無いんだから!・・・あ、1時間車で行けば1社あるか。

不安を煽ってお金を出させる商法

確かに、出そうと思えば出せる額なんでしょうが、本当に必要なのか?その価値があるのか?と思うと・・・勿体ないですよね。学習塾、しかも補習塾に大学教育1年以上の金額を使うって、冷静に考えれば勿体ないんです。
では、何故、ほぼ「みんな」が塾に通っているのか。そう多くはないママ友さんに頑張ってインタビューした結果、「みんな」から同じ答えが返ってきました。
「心配だから」
はい。私の中での結論は、学習塾は生命保険と同じ商法です!人の不安を煽るやつです!そういうの良くない!少なくとも私は好きじゃない!

塾の説明会にも行っていないので知りませんでしたが、説明会でめちゃくちゃ煽られるようです。「中2の3月からは遅い方です!」とか色々。
そして入塾すると、夏休みの面談で煽られ、冬休みの面談でも煽られ・・・。
私は性格良いのでこう思います。
「不安を煽って夏期講習も冬期講習も受けさせる算段だな!」
確かに心配ですよ、ちゃんと受かるかな~って。
でも、冷静に周囲を見渡せば、高校生になりたかったのになれなかった子は一人も居ないんです。第一志望校がダメでも第二志望校には受かるんです。その事実を、不安を煽って見えなくさせてしまう。
「この講習を受けないと、周囲と差がついて合格出来ないですよ!」
声が大きくて熱量の高い塾の先生に言われると、 喪黒福造に「ドーン!」された気分になるそうです。

まとまらないまとめ

不安を煽られている状態だと塾の「言いなり」になり易いと思います。私の貴重なママ友さんも「冬期講習は断るつもりだったけど、色々いわれて心配になっちゃって結局断れなかった」と言っていました。さすがプロは違います・・・

良心的な塾もあるはずです。そういう塾に、親も子どもも苦手な教科をサポートしてもらうのは良い手だと思います。そうではない、5教科フルセットしかダメです!夏期講習も冬期講習も全員必須です!っていう塾には気を付けたほうが良いと思います。子どもの学力、得意・不得意はバラバラなのに、一律のカリキュラムをゴリゴリしてくる時点で良心的とは思えません。

なにより、あなたのお住まいの地域では、高校生になりたかったのになれなかった子は居ますか?第一志望校と第二志望校では、そんなに違いがありますか?その塾代をかけてでも第一志望校に行く価値があるなら、塾代は貴重な投資であって無駄ではありません。
が、なーんか心配だし、みんなが行っているからうちも行かないと置いていかれちゃう!という理由で塾に行くのはカモがネギを背負って・・・になってしまうかもしれません。余裕があるうちに、冷静なうちに、考えておくのがお勧めです。

以上、そもそも高校が少なくてレベルの幅も広くない、片田舎の高校受験をもとに学習塾について語りました。
都会のハイレベル塾や中学受験塾は全く別世界だと思っています。どんな世界なんだろうな~!

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