少し立ち止まって
こんばんは。折星かおりです。
先週、ここに文章を書き始めてから初めてのお休みをいただきました。5月の下旬に始めて、毎日書いて約150日。仕事を終えてから毎晩書いてきたけれど、入社して以来初めて経験するような大きな忙しさの波がざぶざぶと押し寄せて、先週はどうにも手が回らなくなってしまいました。
正直、立ち止まるのは不安でした。もうすっかり日常の一部になっている「書くこと」を休むと、これまでに積み上げてきたものがぽろぽろと崩れてしまうのではないか。私自身、そのまま「書くこと」から離れてしまうのではないか。毎日書くことはもちろん楽しかったけれど、続けてきたことを止めることが、いつのまにかちょっぴり怖くなっていました。
それでも、実際に立ち止まってみると、そう簡単に崩れてしまうものは見当たりませんでした。
朝焼けが始まる前、空が一瞬、夕焼けと同じ色合いになること。ふとした瞬間、やっぱり好きだなぁと思ったあの人のこと。今日は書かなくていい、と決めていても、気が付くと書きたいものを探していました。
深夜のつぶやきに並んだ、いつも読んでくださるあなたの名前。それから、温かいメッセージ。ほんとうに安心して、また書きに戻ってきたいな、と心から思いました。
久しぶりに開いたノートパソコンで文字を打つときの楽しさ。どう表現しようかと書いては消し、書いては消しするときのタイプ音。まだまだ私は、書くことにわくわくできる。そう思えることがいま、とても嬉しいです。
これからも、書けるところまで書いてみたい。その気持ちはいまも変わっていません。けれど、これまでよりもちょっぴり肩の力を抜いて、ときどきお休みもいただきながら。少し緩めて、のびのび書いていきたいです。
よろしければ今後も変わらず、変わらぬお付き合いをいただけますと嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?