見出し画像

女性ホルモン(卵巣)について知って欲しいこと!!


子宮体癌治療のほとんどの方が、
卵巣も摘出になると先生から言われると思います。
理由は転移させないため。
もちろん再発防止にかかせない選択ですが、もし子宮癌ステージ1の
初期だとしたなら、年齢問わず卵巣を残せるか先生とお話してほしいです。

私は40代後半でしたので、差程調べもせず卵巣も摘出を希望してしまいました。
卵巣(女性ホルモン)がとっても大事だったと、手術後に色々わかりました。

なぜ、とても大事だったかというと、、、

女性にとって女性ホルモンは、
私達の体を守るマントのような役割をしているそうです。

その役割として3つあります。

① 『血管』を守る
血流の影響で血管内部に常にできる傷を修復して元通りにして、動脈硬化のリスクから守ってくれています。
手術後、動脈硬化になりやすくなるのはこの女性ホルモン減少が1つの原因になります。

②  『骨』を守る
破骨細胞から吐きでる"酸"が骨を溶かしてしまうのですが、女性ホルモンがこの細胞の働きを抑えてくれています。
手術後、骨粗しょう症になりやすくなるのは女性ホルモン減少が1つの原因になります。

③  『肥満』を抑える
ネズミでの実験で、女性ホルモンを投入したネズミと、普通のネズミで検証したところ、投入されていないネズミが、細胞の活動量が40%低下し、体重1ヶ月後1.5倍増加という結果になったそうです。

卵巣(女性ホルモン)は、私達女性の体にとって、健康に保ってくれています。 
なので、、、
摘出することをよく考え、調べ、
それから先生と納得できるまでお話してくださいね。
そして、どんな手術方法を選ぼうとも、ちゃんと皆様が納得されて手術に望めば、後々後悔なく、ご自身と向き合うことが出来ると思います。


皆様が、安心して手術に望めるのをお祈りしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?