【UR-U】(ユアユ二)資産運用スキル~株式投資の情報~

こんにちは。助産師 KAORI です(*'ω'*)

皆さん、週末はいかがお過ごしでしたか?

わが家は、黒枝豆の収穫で大忙しでした。子どもたちは田舎の中でのびのびと遊んでいて、良い体験ができたようです(*´ω`*)自然の恵みをいただきながら生活できるって、幸せなことですよね。

KAORI 助産師9年目。2歳の男の子の母。現在、2人目妊娠中。現在骨盤軸整体のインストラクター取得に向けて勉強中。2022年3月に助産院をオープン予定。Instagramを中心に、コンテンツの企画提供など、子育てママに向けた活動を行っています。


前回の記事のまとめ

株式投資の基本については、前回の記事にまとめているので、ご覧ください。

今回は、株式投資(情報編)として、5つの用語について紹介していきます。今回覚えていただきたいのは、この「5つの用語」だけです。

EPS / PER / BPS / PBR / ROE

まずはこの用語をしっかりと覚え、少しでも失敗する確率を減らせるような株式投資をしていきましょう!

この記事はこんな人にオススメ

✅株式投資に興味がある

✅株式投資の情報のとり方を知りたい

✅株式投資で資産運用したい

この記事を読み終えたあと、あなたはこうなれます

✅株式投資の情報のとり方が理解できる

✅株式投資での資産運用スキルが身につく

✅地に足のついた投資ができる


株式投資に必要な3要素

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➊情報
➋タイミング
➌方法

情報

情報は、市場、行動、数字の3つを見ていけばいいです。この3つがわかっていれば、株式投資では失敗しにくくなります。

結局は、しっかりとした知識がある人が株式投資では勝ちやすいです。知識のない人は、知識のある人の財布となってしまいます。

①市場 = 今後伸びる市場なのか。
②行動 = 市場獲得のためにどんな行動(事業・投資)をしてるか。
③数字 = その行動を数値化した時に伸び代があるのか。

★IRやニュースを見れば大抵は把握できます


判断の流れ

・時事ニュースを通して、市場の成長における可能性を見る
・その市場の中で独自調査で成長しそうな企業を発見
・調査で競合などを把握
・IRで財務状況の把握をする事で経営状態を理解する

★結論として、長期的に上がる株であれば短中期的にも上がる確率が高いという小さい指標ができます。

どういう風に情報を取っていけば良いか

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例えば、「動画って記事より楽に情報取れるな」と思ったとします。

・時事ニュース

「動画市場は、成長性がある。5Gもあるしな」
「株式会社Aが動画広告事業を始めるようだ」

そこで関連のニュースを見たとしても、このようにほとんどの人は、ニュースをただ見て、当たり前の感想を持つだけで終わってしまっています。

だからこそチャンスで、ニュースを見たらしっかりと調査してみることが重要なのです!


・調査

「競合も結構多いな。」

例えば、調査してみて競合の多さがわかったりします。


・財務スキル

「あれ、A社は本業の業績も悪いし純資産も流動資産も少ないし、どうやって動画事業で戦う気だ?」
「あぁ、でも投資活動CFが大きくプラスだから売却に成功してるんだ。それを回すんだな」

財務スキルがわかっていると、このように財務の分析をすることもできます。このように情報を自分なりに調査して、仮説を立てることが株式投資では重要です。

この一連の流れをやっているかやっていないかで株の勝率は全然変わってきます。

経営の知識や財務諸表を読めるようになると、他の会社の状況や財務諸表を理解できるようになり、自分なりに仮説を立てて検証できるようになることができます。

これらは、以下の財務スキル編で解説しているのでしっかり復習し、理解してみてください。

結局は、

長期的に上がるという株であれば、短中期的にも上がる確率が高いという小さい指標ができる。

結局は長期的に上がるという株であれば、短中期的にも上がる確率が高いという小さい指標ができます。

長期的にこれは上がるという予測することができれば、それは短中期的にも上がる確率は高く、下がりにくいのです。

初めから売りを考えて買うような株は、
10分たりとも持ってはいけない   
         by ウォーレン・バフェット


EPS / PER / PBS / PBR / ROE

ではどこでそういった情報を見ていけば良いかというと、それがこの5つの指標です。

この5つの指標について覚えましょう。

EPS(Earning Per Share) = 1株あたり純利益
PER(Price Earning Ratio) = 株価収益率
BPS(Book-value Per Share) = 1株当たり純資産
PBR(Price Book-value Ratio) = 資産株価の正当性指標
ROE(Return On Equity) = 自己資本利益率


利益と資産

EPS = 1株あたり純利益
PER = 株価収益率
→会社が生み出す利益に対して、今の株価が買い時なのかどうなのか。

BPS = 1株当たり純資産
PBR = 資産株価の正当性指標
→会社が持ってる資産に対して今の株価が買い時なのかどうか。


EPS = 1株あたり純利益

EPSは「純利益÷発行式株式数」で求められます。

純利益は、以前の『財務スキル-PL理解』の講義でもお話あったように、企業に最終的に残る利益のことです。

例えば、純利益が1000万円
発行済み株式数が10万株
だとすると、

EPS=1000万円÷10万株=100円

この会社の利益は1株当たりだと100円

EPS(1株あたり純利益)は本来全て株主に回るべきお金。

1株配当は1株当たりの配当で、株主へ配当されます。

例えば、EPSが15.58円で1株配当が8.86円だとすると、

15.58-8.86=6.72

となり6.72円は会社に利益を残す計算になります。

このように、EPS, 1株当たり配当のデータから利益からどのぐらい株主に配当して、どのくらい会社にお金を残しているのかがわかります。


PER = 株価収益率

株価 ÷ EPS(1株あたり純利益) = PER(株価収益率)

・株価は実績もそうだが期待値も大きく関わる。
・PERというのは期待と実績の差を表している数字。

例えば、EPS=100円  株価=2000円
だとすると、PERは株価2000円÷EPS100円で20倍になります。

株価2000円に対し、EPS100円は実績値。残りの1900円の部分は期待値。

株価というのは期待値によって変わってきます。

つまり、PERが高ければ高いほど色んな投資家に期待されているということです。PERは期待と実績の差を表しています。


1株利益が上がればPERは下がる

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1株利益が上がればPERは下がります。

例えば、利益を上げてEPSが100円から200円に上がって株価が2000円のままだと、PERは20倍から10倍に下がります。

会社が頑張って利益を生んで、もしそれが株価に反映されておらず、誰も知らないタイミングだったらとてもお買い得といえます。


株価が下がればPERも下がる

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株価が下がればPERも下がります。

例えば、EPSが100円で、株価が2000円から1000円になったとすると、PERが20倍から10倍に下がります。

利益を一定的に産み続けているのに誰も期待しておらず、株価が下がっている会社だったらお買い得。

株価 ÷ EPS(1株あたり純利益) = PER(株価収益率)
日本の上場企業の場合、PERは大体15倍程度が平均。
(将来有望な業界などは期待値が入るため高くなる傾向にある)

・PERが低い:割安
→期待値が低い会社か、収益率が高くなった会社

・PERが高い:割高
→期待値が高い会社か、収益率が低くなった会社

期待(株価)と実績(EPS:人株当たりの利益)のバランスを見て、この株は買われすぎなのか買われていなさすぎなのか等仮説を立てていくことです。

株をなんとなくチャートからだけ買うのはダメです。このように、仮説を立てていかないといけません。


BPS = 1株当たり純資産

例えば、会社の純資産が1億円で発行株式数が1万株の場合、1株あたりの純資産(BPS)は1万円(=1億円÷1万株)となります。

もしこの会社が1株1万円の値がついていたら、それは当たり前値です。その会社がもし潰れても1万円は戻ってくるからです。

しかし、1株1.5万円の値がついていたら、この会社が潰れた時に戻ってくるのは1万で5000円は戻ってきません。その5000円は戻ってこなくてもついている値で期待値といえます。


BPS(1株あたりの資産)が高い=企業の安定性が高い

BPSが高いということは、企業の安定性が高いといえます。

例えば、大規模な天災や景気下落、為替変動によるコスト増大発生というようなことが起きたとき、

1株を少ない資産で支えている会社は潰れやすい。
一方、1株を多くの資産で支えている会社は潰れにくい。

資産が多ければ多いほど安全性があるという見方ができます。


PBR = 資産株価の正当性指標

PBR=1株あたりの純資産に対しての、株価の正統性を測る指標

例えば、純資産100万円、100株発行している会社ならBPSは1万円

この会社の株価が
・2万円の場合、PBRは2倍 → 通常レベルの価格
・1万円の場合、PBRは1倍 → 定価
・5千円の場合、PBRは0.5倍 → 買い時!?


PBRが下がっているときの2つのパターン

パターン①赤字市場
→株価はさらに下がっていく可能性あり

パターン②他社IPO, 全体暴落
→一時的にミスプライスで下がっているケースが多い。株価が上がる確率が高い


PBRから見る株の買いタイミング

・PBR1倍未満の株を見つけたらチャンス!
→PBRが1倍以下で株価が下がっていたら、少なとも1倍まで株価が上昇するかも!
(ただし時間はかかるかもしれない。)

・株価がPBR1倍近辺まで下がってきたらチャンス!
→PBR1倍前後で下げ止まるかも!

株価がPBR1倍に近づいていて財務、市場に問題がなかったら投資するチャンス。
株は大暴落の時が一番チャンス!


まとめ

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私も最近少額から株式投資を始めていて、チャートなどから自分流で予測してやっていたので、今回株式投資の情報編を学べてよかったです。

学ぶだけではなく、すぐに行動に移してさらに学びを深めることが大事ですね。

今回学んだ指標も含めて、株式投資の情報をとってやってみようと思います。

今回学んだ講師の紹介

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今回の講座で学ばせていただいた講師は、竹花 貴騎さん(@takaki takehana)

私が今回ご紹介した竹花貴騎さんの講義は、こちらから詳しくみることができます。ご興味ある方は、以下をクリックしてご参照ください。

公式HP: https://www.ur-uni.com/
公式IG: https://www.instagram.com/mup_college/
公式YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCrjIm2uu9IrR5gyst0tH6Ww


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専用URL:https://member.ur-uni.com/uru/new?mode=usagi&original_id=228577

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。

今日もすてきな一日をお過ごしくださいね。

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