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修羅場のケーススタディー

会社が「空箱」を積む理由
それが一番楽だから。現場からの数字と目標に大きな乖離があるのなら、本来思い切った戦略の変更や部門の縮小・リストラなどの施策を考えるべき。空箱を積むことで誰も傷つけずも問題の先送りができる

「自分は仕事において、何を大事にするのか」の軸を持つ
誰に対して付加価値を提供し、誰からお金をもらって、誰に対して影響を与えているのか。会社でも上司でも自分の出世のためでもなく、「お客様のため」に仕事をしている
お客様に満足していただくことが仕事の軸であれば、自分が第一に忠誠を尽くすべき相手はお客様である

PMに求められるのは「借り物競争」の力
自分の力だけで全てを解決しようとせず、他部門から人を借りたりノウハウを提供してもらったりと社内外のリソースを上手に借りて成果を出す
→他部門や支社、経営トップ層から若手社員まで幅広いネットワーク(「社内の神経系統」)が必要

プロジェクトの修羅場はピンチであるとともに人を育てる絶好の機会
→上司が抱え込まないことが重要。最後に上司がやってくれると思うと本気を出さない。落ち着かないのは当然だが、それに耐えるのもマネージャーの重要な仕事

自分の能力をさらに磨いていくために
・「自分は社会に対してどのような価値を提供できるか」をまず考え、仕事の目標に加えて、個人として身に着けたいスキルや勉強すべきことを挙げる
・定期的に振り返りの時間を持ち、PDCAサイクルを回す
・日常の意思決定も訓練。経営者の行う意思決定において、社員全員が賛成するような選択肢はほぼないと思っていて良い

メンタルケアのコツ
①ストレスがたまったら、以下を紙に書き出して言語化する
・自分は今どのような状況に置かれているか
・それに対して何を感じているのか
・何が自分にとって障害になっているのか
②書き出したものを「自分でコントロールできること」と「自分ではコントロールできないこと」に分ける

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2021/9/14勉強会後追記
・これらの40ケースは踏み絵。判断軸を持ち、心が自由(自らに由る)のであれば、いつでも辞められる、戦う覚悟で踏み絵は踏まずに済むのではないか。

・プロマネの仕事はロジスティクス。今いる人員で足りるか。良いプロマネほど、人のことを良く見ており、地道な情報戦を日ごろから実施、空いているタイミングで人を引っ張ってこれる。

・刺しに行くのはファクトが必要。お客様の声や他人をうまく活用する。

・DXの本質はタテからヨコへ。最初から全体観を作り、ゲームの胴元になれるか。これらのdigital transformationを本格実施するにあたっては、経営陣によるcorporate transformationが必要

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