🌱「不登校」について語る、鴻上尚史さんの記事を読んで
X でも引用させていただきました
鴻上尚史さんのインタビュー記事。
本当に涙が出てきました。
まさに今、不登校に苦しんでいる本人、
不登校のお子さんがいる親御さん、
どちらにも読んでいただきたくて。
相変わらず
「不登校は甘えだ」
という意見は後を絶ちません。
そこに反論したところで
もはやネジレの位置。
きっと本当の意味で理解してもらえることは
恐らくないのだろうな…とも。
鴻上さんが冒頭に仰っています。
不登校の増加が大きな問題になっていることに対し
こんなにハッキリと。
学校に「行かない」を選択した子は
それぞれに事情があるでしょう。
子供の数だけ事例はあるわけです。
ただ共通しているのは
「学校に行く」ということが
その子供達にとって幸せではないということ。
鴻上さんはこうも仰います。
マジメに頑張って学校生活を送ってきた子
「しっかりした子」と評されるような子
親の言うことをよく聞いてきた子
周囲の状況に気を配れる子…
学校に行けなくなった子供たちは
それまで自分の心を削りながら
学校に行っていたのかもしれません。
本当はすでに苦しかったのかもしれない。
でも押し隠していた子もいるでしょう。
親はそれを見て
学校に行くことが当たり前だと思って
勝手に安心していたのかもしれない…
しかし、今ならわかります。
心を削って何が残るのでしょうか。
子供は、そして大人もみんな一番大切なことは
「自分を守ること」
あなたの命はこの世の中でたった1つ。
大切な大切な存在。
誰がなんと言おうと、大切なのです。
心を削って、自分を壊してまで
行かなければならない場所など
どこにもないのです。
「学校に行かないなんて、社会に出たら大変だ」
「大人になってすぐに逃げるようになる」
好き勝手言う人はいますし
それが正しいと思って言っているのでしょう。
親世代はそう言われて育ってきたので
他に選択肢がありませんでした。
自分達が取ってきた道こそが正解だと
刷り込まれています。
しかし好き勝手言う人達は助けてくれません。
何もしてくれません。
苦しんでいる子供達のことを直接見ることもなく
遠く安全な場所から言っているだけです。
確かに、人間関係を養う場として
学校が役立つのは間違いありません。
でも学校に通っていたというだけで
素晴らしい大人になれるわけでもなく、
また学校に通わなければ
社会性が養われないというわけでもありません。
人間関係がうまくいっていなかったり
例えばいじめられるような環境であったなら…
人間関係や社会性が養われるどころか
自分の心が削られるのですから
本末転倒だと思いませんか?
「学校」が子供の世界の大半を占めるので
どうしたらいいか焦ってしまうとは思います。
でも世界ってもっともっと広いですよね?
大人はそれをわかっているはずですよね?
それならば、子供達の心が削られることを
今無理して遂行する必要はないと
私も思えるようになりました。
鴻上さんは最後、こう〆られています。
安心して自分を守りましょうよ。
子供たちも、子供に寄り添う親御さんも
自分達の選んだ道を認めていいのです。
そして休んだ後には
自分なりの道を踏みしめていきましょうね。
もう一度言います。
世界は、思っている以上に広いのですから。
必要な方に届きますように✨
**************************
こちらのシリーズはマガジンに収載しています。
**************************
サイトマップはこちら👇
**************************
XやInstagramでも発信しています。
カオラkaora X x.com/kaora2314?t=W6P6zq7m-Zm36M4KmFhOIQ&s=09
カオラkaora Instagram https://t.co/nAdRE4zzpn
**************************
NPO法人こずえのつぼみ
『不登校おはなし会』を開催しております🍀
この記事が参加している募集
もしお気に召しましたらサポートいただけますと、とても喜びます✨いただいたサポートは自己研鑽のために活用致します!