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いつも待ってる

車で少し走ったところに、まるでトトロの森のような場所があって、

緑の田んぼと、緑のこんもりした林と、ちんじゅさま?が奉ってあって、

その祠のところに立つと、180度見える限り田んぼで、
緑で、
狭いけど広大に思えて、

視野が狭くなってる自分とか、
何かに怒っている自分とか、
何かに妬んでる自分とか、

そんなものの原因が、実はどーでもよいようなことなのだな、なんて気持ちに少しだけでもなることができて、

その風景を見ていると、

なんて自分はちっぽけなのだ?と、いつもいつも自問自答して、
なんであのときあんなことを言ったのか、
なんであのときあんなことをしてしまったのか、

いつもいつも後悔して反省して、
冷静でいることの大切さを噛み締めて、

ふと気付くと夕方になっていたり、
そのまま真っ暗な緑の闇になっていたり。

人って、つまらないことで衝突するし、
つまらないことで悲しむし、
つまらないことで怒る。

せめて自分だけは冷静でいよう、と、いつもいつも思うのだけど、
人間てそうそううまくはいかない(笑)

だって、人間だからね。

それでも、時おり、後悔して、また前進して。
泣いたり笑ったり。
怒ったり許したり。

なんてつまんないことでこんなに怒ってしまったのだ?!
っていうとき、それを見たとき、感じたとき、
ひとりで林に行って、
緑の林からの景色は、
私に説教をしてくれるんだな。

八百万の神。

命の洗濯、とでも言うべきか。

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