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やりたいことを口に出してみることの大切さ〜2022年の計画〜

こんにちは、小柳かおりです。


あけましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願い致します!

ということで、今回の記事では今年やりたいことについて書きたいと思います。Twitterなどでも随時発表していきたいと思います。


昨年服飾学校に通いはじめて早くも9ヶ月。あと3ヶ月程度で1年が終わってしまいます。実は私が通っている社会人向けの学校は1年制で、週に1度、ブランドビジネスの立ち上げ方や運営、スカート、シャツ、パンツなどのパターン・ソーイングの基礎を学ぶというもの。

パタンナーになるには修行が足りず、基礎の基礎しか学べないカリキュラムでした。しかしながら、本人の努力次第で如何様にも幅を広げられるような内容で、洋服作りという新しい領域に一歩踏み出し、方向性を考えるには十分な内容でした。

それぞれの人たちが、ここで学んだことを次にどう活かすのかを考えていると思います。

・私のように縫製を人にお願いするスタイルでブランドを立ち上げる人

・パターン、ソーイング技術の修行をもっと進めたいと思う人

・アパレル関連企業(販売員などから)へ転職を目指す人

・ファッションビジネスを学んだ知見を就活に役立てる人(大学生のダブルスクールの生徒さんなど)

・あるいは、アパレルの道は険しいと知り、別の道を選択する人

などなど

基礎を学んだことで、それぞれ自分の得意不得意を知ったため、卒業後の進路は人それぞれです。また社会人学校の授業では自分でいかに次のチャンスを掴むための行動を起こすのかで、高い学費を払う価値があったかが決まるように思いました。(これはエッセイ漫画にも書こうと思います)

自分がしたいことを口にする大切さもかなり実感しました。

というのも、服飾の世界は人の繋がりで仕事の関係ができることも多い業界のような気がします。

MAKUAKE向けのワンピースを製作していた際に考えていました。布地を使った洋服の製作方法は理解した。けれど例えばニットというのはどうしたらできるのだろう?洋服屋に行けばニットもあればアパレル雑貨もある。それぞれ仕入れているのか工場で製作しているのか?布地の洋服を製作するのとはまた違いそうだと感じていました。


ある冬の日、先生がとても素敵なニットを着てこられたので、

「先生、素敵なニットですね!」

と素直な感想を伝えました。

すると先生が

「これは知り合いのニットデザイナーさんが製作したものなのよ」

と教えてくれました。

「そうなんですか!私、ニット作ってみたいんですよね!」

思わず、漠然と考えていたことが口から漏れました。

「あ、そうなの?ニットだったら、その人のところが海外の工場とつながっていて糸から作っているよ。この前、小ロットでも作れるといっていたから、話聞いてみる?ただし、カシミヤの高級な路線のものだけど、大丈夫なの?」

「カシミヤですか!むしろ同世代に向けてはいいものを提供したいのでありがたいです!紹介してください!」

こんな具合に、ソーイングの授業中の雑談で話が決まり、すぐにご紹介頂けることに。「来年の秋冬に向けて、ニットデザインをしたいです!」というお話がトントン拍子に決まりました。

ニットとは後々わかったことで、日本には工場がなくて製作できないそうなんです。海外に工場を持つニット製作の会社さんと繋がりができて、とても幸運でした。来年秋冬に向けてはこれを進めていきたいと思っています。

※ニットの世界では3月4月ごろには来年AWの展示だそうで、、、そんなスピード感では無理そうだけど、10月くらいには発表できたらいいなあと思っています

これが2022年の一大プロジェクトです!またクラウドファウンディングなどを利用してみたいと思います。高品質なニット製作の裏側もお伝えしていきたいです!



2つ目にやりたいことは現在のスカート製作、シャツなどをオリジナルで発表することです。量産品の改良も続けながら、自身のコレクションの幅も広げていきたいです!


3つ目にやりたいことはオートクチュール技術を学ぶことです。来春に今の服飾学校を卒業した後に、オートクチュールの学校に行ってみようと思っています。

そこでは1年を通してオーダーメイド製作やドレス制作にチャレンジすることができます。ドレスというのは滅多に着る機会はありませんが、ずっと憧れのものです。実は2020年ごろにこのような記事を書いていました。

ドレス職人の創作漫画を描きたいという内容の記事です。ここでもドレスについての熱い思いを書いたと思います。

4つ目は自身のお店を開くことです。

1月23日より毎月第4日曜日にはAntiqueCarrieのお店を開きます。同時に、私の新作発表や展示の場にもできるかなと思っています。

目標があればいつも以上に走れる気がして、思っていたより早くスキルが身につけられるのではないかと思っています。そのため、ついキツキツのスケジュールを組み立ててしまいます。

途中、息が切れることもあるかもしれませんが、これらの4大目標を私の2022年の活動の軸にしたいと思っています。

もちろん同時並行にアラ漫ファも描きたいですし、書籍化のお話が来ないかなあなんて目論んでいますが、今はしたいこと、やりたいことをひたすら続けていれば、いずれ自ずとそのようなお話もくる気がしていて、ひたすら書き溜めていきたいと思っています。


昨年40歳を超えたときに、「ああ、もう若くはないんだな」と実感しました。だから時間が一番大切で、「やりたいと思うことを諦めたくない」と思うようになりましたし、貴重な時間だからこそ、できる限りの修行を詰め込みたいと思っています。こんなに自分を追い込んで、息が切れないかは心配ですが、1年後の自分が今よりもパワーアップしていたらいいなあと思っています。


本当に不思議です。自分は洋裁がずっとやりたかったのかもしれません。難しく、大変な場面もあるけど、この修行を辛いと思うことがありません。今はただ、ひたすら、自分にスキルが欲しいです。そしてアウトプットを出していたきいと思っています。

いつも応援いただいている事が私の励みになっています。2022年も走っていきたいと思います。宜しくお願い致します!


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