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【今朝の1曲】 2月18日(土)〜2月24日(金)

2月18日(土)

曲のタイトル 「ʻAkahikuleana a ka piko」は、古代ハワイに生きた女性の名前。彼女は、王リロアに一目惚れされ、後の王になる息子ウミを産んだ。

この歌のhui(繰り返し歌われるサビ部分)は、王様にすべてを捧ぐ「女の覚悟」が歌われている。

nāu(あなたのものです)  ʻAkahikuleana a ka piko(アカヒクレアナアカピコは)。

ʻo luna(天は),  ʻo lalo(地は),  ʻo uka(山は),  ʻo kai(海は),  ʻo kuʻu nui kino(私のすべては)  。 

あなたのもの。

演歌のような歌詞を、美しいメロディにのせて歌うハワイアン。好き。


2月19日(日)

Hōlei は、1990年に溶岩に飲み込まれ、消滅した町カラパナの歌。Dennis Pavaoの生まれ故郷だ。

その風貌からは想像がつかないDennisのスウィートな歌声もカラパナも、今はもうこの世界にない。
でも、歌の中にいる。

それにしても、ハワイアンの大御所は、喫茶店でモーニング食べながらスポニチ読んでる大阪のおっちゃんにしか見えない人がいっぱいいる。


2月20日(月)

今朝もDennis Pavao。彼が歌う「I Kona」が好きだ。歌い出しの「Aia i Kona…」だけでご飯3杯はいける。

彼のファルセットは、極上を通り越して、神の領域なのだ。

Dennis神。推し。


2月21日(火)

神の領域といえば、Makaha Sonsのハーモニーもそう。
Makaha神々(3人組なので)がハモると、どの曲もたちまち「荘厳」かつ「重厚」仕上げになる。もしそこにDennis神が加わるとどうなるか。ウルルンする以外にないだろう。

この「Ka Loke」は、そんな「神々と、神が、出会った」奇跡のコラボ曲。

神々の声が織った美しい1枚のタペストリー。


2月22日(水)

Jake Shimabukuroは「たまらない」人だと思う。
彼はきっと「ウクレレが好きでたまらない」し「演奏できるのが嬉しくてたまらない」。

カウアイ島の教会で彼の演奏を聴いたことがある。実際その時に「ウクレレが好きだし弾いてて楽しいって今もいつも思う」と言っていた。

この動画には「Makaha Sonsと一緒に弾けるのが、楽しくて、嬉しくて、面白くてたまらない」Jakeと、そんな彼が「可愛くてたまらない」Makaha神々がいる。

「たまらない」ことがあるって幸せだ。そんな人に、私もなりたい。


2月23日(木)

Chad Takatsugiは、「まっすぐ」。
まっすぐな言葉で編まれた歌詞。まっすぐな歌い方。まっすぐな視線。「まっすぐ」なのは、彼が誠実だからだろう。

「Rose Onaona」は、彼が結婚式の日に妻に贈った歌。きっとまっすぐに伝え、まっすぐ妻に届いただろう。まっすぐであることは、相手にも自分にも誠実であること。

誠実は勇気。そんな勇気を、私ももちたい。


2月24日(金)

ハワイ語と日本語は親和性が高い。ハワイ語を調べていると「日本語で言うとコレだよね」と思う言葉によく出会う。

「lōkahi」もそのひとつ。
直訳すると「協調、調和、和合」で、日本語で言うところの「和を以て貴しと為す」だ。

この動画を見るたびに「フラとは lōkahi なのだ」と再確認する。
ただ踊りをそろえるんじゃなくて、それこそ日本語で言うところの「息を合わせる」。

この3人の lōkahiは果てしなく美しい。


では、また来週! 

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