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【今日の1曲】 3月25日(土)〜3月31日(金)

Aloha!
有木千恵です。オンラインフラ講座KAULAを運営しています。

私が運営するメンバーシップ「フラを一緒に学ぶ会」の掲示板に、毎朝「今日の1曲」を紹介しています。

1日に1曲を聴き続けると、1年で365曲。1年後の自分は365曲分の知識が増えています。フラは、知識が増えるほどにおもしろさが増します。おもしろいなぁと思えることが自分にあるってほんとに嬉しいです。一緒に聞き続けましょう。

それでは、今週のまとめです。


3月25日(土)

Kimo Hulaは、作者のHelenさんがお友達のKimo Hendersonさんに捧げた歌です。

ハワイで最上の贈り物は歌。親しい人のお家に行くとき。大切な人の節目をお祝いするとき。うたをつくって贈ることができたら、なんて素敵でしょう。

Kimoさんへの素敵なギフトはたくさんの人に愛され、今ではハワイアンの定番曲になっています。
どのミュージシャンのKimo Hulaも素敵ですが、わたしが好きなのはRaiateaが歌うKimo Hula。彼女の美しい歌声がラッピングとなって、この歌をより素敵なギフトにしていると思うのです。

ハワイアンって、素晴らしい!



3月26日(日)

昨日に続いてギフトソング。友達の結婚祝いに書かれた歌です。

タイトルのNani Helenaは、直訳すると「ヘレンは美しい」。友達の結婚相手であるヘレンさんを称えることで、「いい人と結婚できてよかったなあ」と祝福しています。

昨日のKimo Hulaとおなじく、このNani Helenaも、もうトラディショナルソングと言っていいのでは?というくらい有名です。
もともとは、たったひとりのために作られた曲が広まり、たくさんの人が、歌ったり、踊ったり。それが時代を超えて続いていく。

昨日とおなじく、ハワイアンって、素晴らしい!



3月27日(月)

Kaua'iは、島全体がまるでひとつの山のよう。頂上はWai'ale'ale。Kūnihi Ka Maunaに出てきますね。

今日の曲はNani Wai'ale'ale。こんなことが歌われています。

そよ風はモキハナやシダの香りを運んでくる
雨がよく降るこの島では、流れる水が崖をつくり苔を生やす

風、モキハナ、香り、雨、水、崖…聴き取れる単語がきっとたくさんあるから、「わかる。何を歌っているか、わかる!」と思いながら聴いてほしいです。楽しいよ!
というわけで、歌詞おいときます。https://www.huapala.org/nani/Nani_Waialeale.html

フラもめちゃくちゃかわいいよ!



3月28日(火)

今日はNā LeoのDo The Hulaです。

この動画めっちゃ好きです!

なんか普段着だし、リラックスしてさらりと歌ってるし、カメラのアングルも適当。ロケ地の浜辺も、朝日(夕日?)も、けっこう台無し。全体的に全然ちからを入れてない(ように見える)。

それなのに。

このクオリティ!

「歌唱力がある」って、こういうことなんですね。グループの名前がNā Leo(声たち)なことの凄さを、この動画でほんとうに理解しました。



3月29日(水)

ハワイでショーやライブを見に行くと、「踊れる人は出てきて踊ってー!」と言われることがある。

そういう時に演奏されるのは、たいていがフラダンサーなら誰もが踊れるトラディショナルソング。そう、フラには「フラダンサーなら誰もが踊れる」くくりがあるのだ。

Pāpālina Lahilahiは、そのくくりの筆頭曲。 ハワイに行く前に踊れるようにしておきたいです。

今日はふたりのMiss Aloha Hulaが踊るPāpālina Lahilahiです。左のKumuは1993年。右の生徒さんは2007年のMiss Aloha Hula。笑顔もフラも、まるで双子のよう!



3月30日(木)

Noho Ana ke Akuaは、pule paleというジャンルのoli。pule=祈る、pale=護る。森に立ち入る時に唱えます。

ハワイ神話では、森の守護神は女神Laka。Lakaが森を護るように、フラを学ぶ私たちは「ハワイの文化」を護る必要があります。

森に立ち入る時は「ハワイの文化」のルールに則り、oliを唱える。Lakaに呼びかけ、敬意を示し、さいごにお護りくださいと祈る。

動画の森はO'ahu島のMānoa Valley。風に揺れる葉はLakaからの返答かもしれない。



3月31日(金)

「Ka'imiの窓」のウクレレ練習曲は明日から新曲。Hawai'i Alohaをやります。

なぜHawai'i Alohaにしたかというと、ハワイに行って、歌うシチュエーションに遭遇した時に歌えたほうが絶対嬉しいから。
その時に、ただ歌えるだけじゃなく、意味や背景を理解して歌えている自分がいたら、さらに嬉しいと思うのです。

この歌がどのように作られて、どんな思いが込められているのか。ぜひリサーチしてみてください。それを知ると、この動画で学生達が教会で歌う意味がわかるはず。



今週もおつかれさまでした。

また来週! 

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