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ひと月ぶりのチェロレッスン

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チェロレッスンへ。

前回は配信ライブ直後で冬だったのに、一か月ぶりに訪ねた今日は春の訪れを思わせる暖かさ。



チェロのパーツのテールピースに入っている金属がずれているのを、どうしたら良い?と見せたら、その場で直してくれた。

助かった!
私だと、かなり時間がかかって悪戦苦闘しそう。

オペラが終わり、5月本番のアンサンブル初練習に行ったこと、
その間に転職が決まったことを話す。

(4月から特別支援学級の子供達をサポートする仕事の予定)

5月のアンサンブルのボーイングについて、皆からの質問を聞いてみる。
(今回のアンサンブルは先生が編曲者)

気さくに答えてくれた。
良かった!
いくら仲良くしてもらっていても、仕事の事について聞くのは、やはり少し気を使う。

「編曲をしてくれた大先生ということになってるよー、たぶん」
と言うと、

「行ったらこんなやつで大したことないじゃん、ってなるかな」
と言うので、いやいや…と思う。

いつも先生には、タメ口で友達同然にお喋りさせてもらってるけど、本当は尊敬してる。

全国から広島に50名弱集合です。県外の方ばかりの出演でびっくり!


アンサンブルが終わったら、次は5/28に区民文化センターでのロビーコンサートが決まっていること、

そちらではイベント向けと思う新曲を追加したいと…楽譜を見せて相談。

ひと通り喋ったところで、
「チェロ弾かないの?弾こうよ」
と催促され…

オペラ、アンサンブルと本番が続いて全然弾けてないけどと、
「じゃあ、バッハの3番、サラバンド」
と楽譜を取り出す。

「5月のロビーコンサートで弾いたら?」
と促される。

いやいや、全然弾けるとも思えないよー。
だけど、コンサートで弾こうと思って練習したら、早く上達するかな?

…そんな心のうちを話すと
「バッハの一つくらい、人前で弾けると良いですよ」
と、さあ!やろう!と見てくれる。

だけど結局、たった2小節に1時間以上かけても、思うように弾けるまでには行けなかった。

なかなか先生の教えてくれる様にはいかない。

気が遠くなりそうだ。



「オーケストラ弾きとソロ弾きは全然違うよ」

そう、私はオーケストラ弾きとしてチェロを覚えたので、ソロ弾きはまだまだ初心者。

1時間かけて、次の段階の、新しい体の使い方を教えてくれる。

(音を取る時、身体をどう使うかについて。
この一年は、その前段階で、弦の押さえ方の宿題を頑張っていた)

「音程は正しい動きの結果として現れる。体の動きの方が先」 
「何より、良い音が大事。音圧もいるよ」

…あっという間に時間が経つ。


「うん、先生、バッハ練習してくるね」

「普通は私みたいに大人から始めたら、せいぜいアマチュアオーケストラにいて、ソロでコンサートなんて機会は無いと思うよ。
ラッキーだと思うから頑張るよ」

そう言うと、
「プロでも普通はそうですよ」
と言う。

そっか。
先生なんか、コンチェルトとかバリバリ弾ける人なのにな。


ここ何週間もバタバタで、練習どころでは無い日が続いたけど…
夜はやっと少しの時間だけど、落ち着いて家でも練習ができた。

レッスン場近くに見つけた梅の木


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