20201108


初めてだらけの29歳が始まった。
誕生日は常に誰かといて祝ってもらっていた。
29年間で初めて、1人で過ごした。

初めてオイルマッサージを予約して
初めてまつげパーマなるものをした。
そして念願のミキモトでお買い物をした。

いく先々で祝われて、こんなに他人に祝ってもらったの、初めてかもしれない。
ディズニーのあのステッカーをくっつけてたわけではないけど、初めてをたくさんしてみたら、そうなった。

好きなように過ごしたし欲しかったものも買った。

それでもどこか寂しいのは大切な誰かと過ごす誕生日があったかいことを知ってるからかな。


夜、姪っ子とテレビ電話をした。
姉夫婦にとっては彼女との生活はなんてことない毎日かもしれないけど、彼女はいつも通りとても笑っていて、姉夫婦も一緒に笑っていて、その映像全てがとても眩しくてとても遠い存在のようで、辛くなった。

楽しい誕生日に、わたしはどれくらい笑っていられたかな。
毎日どれくらい、笑ってるのかな。

そう振り返ったら
もっと笑って過ごしたいって、強く思った。

幸せになることを諦めそうになったけど、諦めたくない。