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せとうち旅日記 #1 高松・瀬戸芸編


もう既に旅も半ばを超えて折り返しなんだけど、鮮度が命ということでとりあえず勢いで書いた分をあげていく。
後で加筆・修正などされてゆく予定。

旅の記録、書いたそばから新しい発見や出会いがあり、書いても書いても追いつかない。

0日目 11/1(火)

🌦夜ちょっと小雨、冷え込む寒さ

いろいろな片付けなどの準備をなんとか終え完璧な荷詰めを達成し無事出発。
バスタ新宿から夜行バスに乗ってまずは大阪へ。

その日の日記コピペ

〜〜

・今日家出るまでにやること
TSUTAYA返す ◎
洗濯 ◎
荷詰め ◎
ゴミ捨て ◎
年末調整 ◎ネットでできたの天才
銀座で時計の電池入れ替え ◎
新宿からバス乗る

↑これやりきったの天才では〜
しかも起きて昼のピラティス行ったのも天才
今回の勝因は、旅行用荷物とToDoリスト作ったこと
すれ違ったひとが「なんか忘れ物してる気がするんだよな〜」と言ってたけど、わかる〜だけどウチは多分完璧やわと思えたので勝ち

21時過ぎにバスタ着いて暇すぎたのでスタバへ
チャイティーラテカスタムでベンティにしたけどデカすぎてウケた。
今は昨日のるみるみのaiko回聴いてる。

にしても、今日は朝から体調意味わからんくらいおかしくてひたすら「つかれた〜たすけてくれ〜」という気持ちだった

特に今朝は夢見が悪すぎてア、これ現実じゃなかったんか…みたいな夢見てしまったんがヤバかった。全然寝た気がせん。

いよいよ瀬戸内2週間旅が始まる〜〜
どきどきそわそわ

いっぱいフチコ写真撮っていっぱい絵描ければいいな
わたしの人生で特別な2週間にきっとなる予感

〜〜

1日目 11/2(水)

☀️天国みたいな晴れ

7時頃夜行バスが大阪駅近くのバスターミナルに到着。
高松行きのバスが出るまでしばらくあるので、モーニング兼待ち合わせで梅田バス乗り場近くのスタバへ。
昨日のバス待ちもスタバで時間潰したので新宿スタバ〜梅田スタバを乗り継ぐシティガールみがある。

8時半頃とうこと合流。
公演ぶりに割とすぐ会えて嬉しい。割とすぐ会えたものの、とうこと喋りたいことが無限にあるので事前にLINEで議題一覧を送ってたという仕上がりっぷり。

9時半頃バスが来たので乗る。
夜行バスは寝なきゃ!という強迫観念があるけど、昼行バスは別に起きてても寝ててもいい…というゆるい空気で逆にうとうとしてしまう。
うとうとしてたらあっという間に明石海峡大橋の上で思わず見過ごすところやった〜と目覚めてラッキーな気分。

13時頃高松着。
今回のメインは明日のままごと観劇なので、今日は瀬戸芸を楽しむ日。
半日で瀬戸芸を楽しめるところ、ということでこの日は高松からフェリーで結構すぐの女木島を見る予定。(本当は男木島も行くつもりだったけど船乗り場の方に「今からやとちょっと男木島は厳しいよ〜」と言われたので断念。
瀬戸内ののんびりした気候の中でせかせか焦って見るものでもないし、未練があったほうがまた来る理由になるのでいいよね)


高松駅前の定食屋でおひる。
地元の台所みたいな食堂で、あまりに安くて優しい場所でほっこりする。
高松駅に降り立った時点でもう天気が良すぎてあったかくて、ここって天国?うちら生きてる?という気分になってたけどほっこりごはんを食べてやはりここは天国…という心地になった。

鯖の塩焼きと酢の物
これで500円くらい。圧勝。
圧倒的おふくろの味

ちょうどいい時間になったのでコンビニ寄ってフェリーターミナルへ。いよいよ瀬戸芸〜!

道中に瀬戸芸ぽいオブジェがあってアガる。


船が意外とデカくてうれしい。
女木島までは20分で高松からすぐだから、もっと小さい船かと思ってた。にしても快晴〜

船 柄が派手かわ

コンビニで白くま買って船内で食べた。
アイスは白くまがいちばん好き。

そして女木島到着〜

瀬戸芸の1dayパスが1800円で、各場所に入るのは大体300円とか。大体の見所は16:30には閉まってしまうので、この時間からだと買うほどではない?まぁちょっとくらい超えてもそんな変わらんしな〜と思い、とりあえず買わずに出発。(のちにこの判断に翻弄されることになる)

海がとにかくおだやかできれい。
心が洗われる〜。

女木島のメインは女木島名店街というところで、船着き場から10分も歩けば着くとのこと。

あと、女木島は別名「鬼ヶ島」とも呼ばれててあの桃太郎の鬼ヶ島らしい。山の上に登れば鬼ヶ島洞窟があるらしいんだけど、とりあえずは瀬戸芸メインで見るかな〜ということでパス。

海岸沿いにずっと歩いて行く。海がとにかくきれいでアガる。

アガって流木を拾って砂浜に線を書いて遊ぶやつをやる

なんか謎の建物があるのでとりあえず入る。300円。

入る時に受付で、
「1dayパスお持ちじゃないですか?」
「いや、買ってないです〜(この調子なら買っとくべきだったか?)ここでも売ってますか?」
「いえ、ターミナルの受付じゃないと売ってないんです…買いに戻られます?」
「(さすがに10分歩いて戻るのもな〜)いや、大丈夫です、ここで払います〜」
というやりとり。
毎回この調子で受付だと結構面倒くさいな…やはり1dayパス買うべきだったか…?とプチ後悔し始める。ひとまず300円を払って建物に入る。

地球の磁場とコンパスと…みたいなテーマの何か。
これの動きに連動して?オルゴールが鳴る。
海に面したこの場所で航海の指針となるコンパスを配置して未知との遭遇をする…ということに意味がある、多分。

右端の宇宙人みたいなやつが数分に一回ぺろっと舌を出す


ふむ……という気持ちでしばらく眺めて建物を出て海沿いを先へずんずん行く。
さすが島だけあって普段は人がほとんどいないから、頭上の蜘蛛の巣およびその中心にいる蜘蛛がばかでかくてびびる。
行けば行くほど蜘蛛がでかくなり、もう10分以上は歩いてるはずだし、道は続いてそうだけどこの先何も現れる兆しがない…となってきたのでさすがに???となり、地図を確認。
こんな簡単な海沿いの道で見どころを見落とすことあるか…?と思っていたが、シンプルに見落としていて、完全にもう瀬戸芸マップからは見切れている場所にいることが発覚。そりゃ蜘蛛もデカいはずだわ!と爆笑する。

瀬戸芸記録なのにぜんぜん瀬戸芸が始まらない。

海岸沿いを戻ると、さっき写真取った角を入ったところが女木島名店街だと判明。改めて入る。

入ろうとしたところで「1200円なんですが…(以下上と同じ)」というやり取りがあり、ここの受付のお姉さんに1dayパスを買うことを強く勧められ(まぁ、うーんじゃあ買うか…)と結局5分くらい歩いて船着き場に戻る。
船着き場の受付のおじさんに、
「やっぱり1dayパス買いたいのですが…」と言うと、
「今からかい?今もう14時半過ぎだから…今から急いで見て回っても、1800円分も使わんと思うよ〜」と買わないことを強く勧められる。
とうこと顔を見合わせる。
「なるほど…じゃあやっぱり買わないことにします…」とすごすご引き下がる。

この間、ただ行って帰っただけで何もしていない。

「やっぱり1dayパス買いませんでした」と言うのちょっと恥ずいな〜と言い合いつつ5分ほど歩いて名店街へ戻る。

改めて入る。
さっきの受付のお姉さんから別の人に代わっていて恥をかかずに済んだので一安心する。
やっとチケットを買う。
女木島名店街、かなり面白かった。
以下それぞれの展示の感想。(多分後で追記する)


・歯車工房
歯車って一見アナログなのに、歯の噛み合わせでカタカタ…と0・1で動くので結構デジタルという発見。

・ガラス工房
ガラスを吹いて釣り針型🪝になったものがいっぱいぶら下がっている空間。ガラスは無機物だけど結構なまなましい。またもやギャップ。
この辺りで目が疲れてくる。


2階へ
・ピカピカ電気センター
紙袋を電気の傘にして吊るしてるだけなのにこんな映え空間になるなんて〜めちゃ舞美に使えそう
原価安くこんないい空間作れるなんて、やはり美術は発想だな〜


・遺跡記録
これめちゃ面白かった。
リサイクルショップで売られているモノたちの魚拓ならぬモノ拓を石膏でとって、その石膏が展示されている…!モノの記録にこんなやり方があるのか〜!
そして空間が超良くて、はめ殺しの窓越しに浜と海がよく見えて、そのおかげもあって石膏の板に刻まれたモノの跡が砂浜に残された足跡みたく見える。
しかも、ここを訪れた人が持っているモノを置いて行くと、それのモノ拓を取ってくれて、そのモノも後に来た人が買える…ということをやっていた。何か置いて行きたかったが最小限の荷物だったので何も置いて行けるものがなかった。
代わりにJALの機内食用のスプーンが300円で売っていたので買った。
機内食用のスプーンって今は衛生面とかの関係か全部プラスチックになっていて、もう金属のやつはないから貴重だと誰かに聞いたことがあったので出会えてハッピー。

とにかく景色がいい
漂着したモノと、それがあった痕跡に見える

再び一階へ
・卓球
木琴とかクライミングウォールの台とか、傾く台とか
とうこと、これ全部美術に見える〜こんな美術作りたい〜と舞台屋らしくキャッキャする。


ここの作品は作家さんが泊まり込みで作ったいわゆる滞在制作っぽい。
滞在制作、たのしそ〜。やってみたい。
合宿で演劇作るとか、ぜったい楽しいもんな〜。


いろいろ見てるうちにあっという間に16:30。
結局瀬戸芸鑑賞代は1500円に収まったので1dayパスを買わなくて良かったという結果オーライ。あ〜翻弄された。
朝イチから終日見て回るとか、何日かかけて巡る場合は、1dayパスやら会期ごとのパスやらが出ていて、すれ違う人の大半はフリーパスを提げてたのでまぁ買った方が良いと思います。ヤキモキしなくて済むし。次行くときは買おう。

高松に戻って夕食。
議題をぜんぜん消化できてないのでゆっくりごはん食べれそうなところへ。

劇団のことについて、こないだのこと、直近のこと、ちょっと先のこと、もっと先のことなど際限なく話す。
それから、それぞれの家族のことや過去将来のことなどさらにとめどなく話す、話す。

延々しゃべってたら隣の夫婦の奥さまに、「あなた!どれだけノンストップおしゃべりなの〜!色々溜まってるのねって心配しちゃう!」的な感じで話しかけられた。
夢中で話し込んでるうちにうるさくなってたか!?すんません…と一瞬思ったが、どうやら、私が話すターンでとうこが無限に聞いてるタイムが30分くらい発生していたので「こっちの子は喋らなくて大丈夫なのかしら!?」みたいな心配のされ方をしていたらしくてウケた。大丈夫です。

駅に戻って荷物を回収して宿へ。
蒸気でホットアイマスクに感謝して寝る。

2日目 11/3(木)

☀️引き続き天国

瀬戸芸2日目。
いろいろあったけどまだ書けていないので後で追記する。一旦その夜に書いてた日記をコピペ

〜〜〜

瀬戸内ごきげん旅、順調に滑り出している
あまりに天気が良くてやはり天国
今日昼までは後輩と、明日昼からは友達と巡る。
今夜は一人で泊。
詰め込まず気ままな旅程にしてるけど、歩き回って見て回ってで、今は脳がぐるぐるして、五感って目鼻口とか顔で司ってるんやな〜〜と実感する。
この2週間の旅は私の人生できっと何度も思い返す大事な時間になると思う。

〜〜〜

日記、文字数が無限になってしまう。
あまりに書きすぎて冗長なんだけど、書くことを取捨選択できない。
まぁ自分のための記録なので書きたいだけ書くか〜


#2 尾道・しまなみ編に続く。

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