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「ママを取られた」ジェラシー。母親の友人への、幼い子の反応 146/360

ごきげんよう、観世 (かんぜ) バタコです。

本日のお題:

バタコの親友に、ウチの息子たちどうも「胡散臭い」存在、みたいな
ぼんやりとした敵意を感じてる気がします。
それって、バタコが (当時) 専業主婦だった母親に昔、感じてた
「独占欲」と同じモノかも・・

コドモ時代の悪夢って、いつまでたっても忘れらてないものみたい・・


(子育て) 人生初のベビーシッター利用 

お友達の70代女性ジョーさんに
我が家では初めて「ベビーシッター」をお願いすることに。

ジョーさんについては
この記事(実母より近い?)とかこの記事とかで書いたことがあるのですが
■なぜかとても話が合い、
 非・リア充でおともだちが少ないバタコにとって
 現状一番、深い話ができる「親友」のひとり
■ご近所徒歩数分以内に住んでる
■テキサス州出身、イギリス人旦那さんと48年添い遂げ 
 ここ2年以内に、彼を看取ったばかり
■娘さんはイギリスに2名、外国に1名
 お孫さんも数名

で、1週間しゃべらないコトは無いバタコのお茶飲み友達です。

来月に、近所で夕刻のコンサートがあるので
「旦那と二人でデート (?めちゃ違和感!) に行き
子供たちはジョーさんに寝かしつけてもらおう!」
という計画を立てました。 

今日の本題:コドモが母のおともだちに感じる嫉妬

というのは背景説明で、本日のメインのお題は、
「バタコが子供時代に、母の友人に感じた『ヤキモチ敵意?』」
について。

多分、当時4~5歳くらいだったバタコにとって
「母親は、世界中で私のことだけを見ていてくれるヒト
(まぁ弟のことも世話する、ソレは仕方ない、許そう)」
であって

バタコと弟以外 (一歩譲って、親戚はまぁよしとする)
世界中の誰とも親しげに話をしてはいけない!
と思っていたらしい疑惑について書いてみます。

バタコの母は鹿児島県のいなか出身ですが
鹿児島市内で大学生をした後
首都圏で教職についていたことがあり
数歳しか年の変わらない「教え子」たちが居ます。
働いてたのはごく数年なので
教え子の母数も多くないし、連絡を取り続けていた人数は
もっとずっと少ないのでしょう。

が、たまたまバタコ父の転勤で
1年限定で北海道に移り住んだことがありまして。

その北海道で事業をやっていたお宅の娘さんである
美冬さん (仮名) が母の教え子だったようです。

鹿児島出身のヒトが、北海道に住みに来ること自体かなり珍しいですし
「縁あって再会できた!」
ということで

(バタコも母親になってみてわかるのですが)
ママ友ではない、昔の自分を知る人と
色々と話に花が咲いたことと思います。

美冬さんのこと、バタコはとてもよく覚えていて
なぜかというと
  
  (母と美冬さんが楽しげに話に花を咲かせていたまさにその時に
  どんな気分でいたかは思い出せないのですが)

その日の夜だったかに、ものすごくイヤな夢を見てしまって
その夢と言うのが

美冬さんがこわい魔女のようになって出てきた!

目が醒めても、しばらく経った後でも、
ありありと思い出せたのを
今でもこうして憶えているのです。
(そして、多分、親には言っていないと思う)

で、その当時の自分のキモチなどを思い出すと
(5歳の自分が分析したのか成長してから悟ったのかはかわからないけど)
多分
「母親が、あんなに美冬さんと親しくしてるなんて!
もしかして!えっ。おかーさん、アタシたちを置いて
美冬さんとどっかに行ってしまったりしないよね?!」
という危機感・おいてけぼり恐怖感から見た悪夢だったようです。

   ウチの5歳次男ヘクターには割としょっちゅう添い寝してるのですが
   先日、添い寝なしで「じゃおやすみ」と階下に降りてきたら
   あとからやってきて
  「どっかに外出してないかチェックしに来た」って言われました
   やっぱ子供ってそういうこと考えるんだな・・と改めて思いました

ちなみにおともだちは完全無実・・

その後も美冬さんとお会いする機会は何度かあって

そのたびに自分としては
「あの魔女のようにコワかった美冬さんが・・」
と思ってお顔を見ると
何事もなかったかのようにされているので (当たり前だ

なんだかな~っと
思っていたのを憶えているのです。

で、当時は「夢の中ではあんなに」と思っていましたが
後から考えると当然のことながら
(勝手に)「夢に見た」「キャストとして引っ張ってきた」
のはバタコの方であって
美冬さんとは実は全く無関係~♪
だったわけなんですが

なぜそんな昔のことを思い出しながら書いてるかというと

ジョーさんとはすっかり顔見知りになっている
我が家の息子2人に
「今度、●●に行くときに、ジョーさん誘おうか?」
と聞いたら
「え~イヤだ~」
と口にしていたのを見て

「あ、そうだ!」と、ピンとくるものがあったから。

ジョーさんは孫も数名いることだし
時々、ベビーシッターとして駆り出されていったりもしてて
たまに子供たちと顔を合わせても
「かわいいわねぇ、小さい子は・・」と笑顔だし
2Fから「ジョーさんが来た~」と眺めているコドモたちに
ジョーさん「I’ll come and get you in a minute! 捕まえに来るぞ~」
コドモx2「キャ~」
とふざけあったりして

全然、コドモ達がニガテと思う要素ってないと思うのですが

ふと、35年以上前!?のあの美冬さんの夢を思い出し
あ、そうか~
子供って、母親と親しくしてるお友達にちょっとヤキモチ焼いたり
「母親を取られたような気がしてざわざわ」したり
する生き物だったんだよなぁ
と思い当たりました。

コドモ時代の記憶って意外と役に立ってるのかも


多分あの美冬さんとの思い出が無かったら
一見、意味不明な彼らの行動を理解できないだろうなぁ・・と

相性が悪いのかなあ、などとひるんでいたかもしれないなと。

  ※これ、いつか書こうと思っているし
  毎回読んでくださってる方が居たらバレてそうですが
  多分バタコ「母親業がぴったり、向いてる」ヒトじゃないんですね。
  もしかして「良き母」だったら、こういう時
  「ウチの子と相性が悪いんだったらシッターお願いできないわ」
  と思ってしまうべきところなのかもしれないんですが
  バタコにとっての大親友であるジョーさんとコドモ達が
  「相性が合わなかった」としたら
  「残念ではあるけど、それでお付き合いやめたりはしない」し
  「そもそも相性悪いんじゃなくて、自分のコドモ時代を振り返っても
  多分、母の友人に嫉妬してるだけなんだわ」
  で流してしまう・・
  コドモのことが人生の最優先事項じゃない、

  あるいは、「コドモのことで○○を犠牲にした」と考えると
  子育て自体がイヤになってしまう (数年前のモヤモヤ期の) 体験から
  「コドモが●●だから」という理由だけで何かをあきらめるのは
  「しない」という結論に至ってるのかもしれません。※




アナタには大人になってから思い出す、コドモ時代の
「どろっと」「ざわっと」感情が揺り動かされた経験ってありますか?

では、また次回!



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最後まで読んでいただいてありがとうございます!