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愛は突然に・・祖父を感じた出来事 066/360

日本からはるばる訪れてくださったお客様が

我が家に2泊していかれました。

お酒の席で楽しく話していたら、バタコ祖父の話題が出て、その場でお客様が口にされた言葉が「まるであの世の祖父からのメッセージのように聞こえた」のを記録として残しておきたくて書きました。



バタコはこの記事でも告白していますが、割と「スピ好き」です。
ご先祖様の加護を信じております。


私が「なんとなく」持っているご先祖様信仰を、上手に表現されてる方がいらしたので引用させていただきます。
              by ロンドン在住の鍼灸師KIKAさんによる解説

人生っていうのは自分だけのものではないんです。

あなたのご先祖さまのお陰であなたがこうして守られて愛され楽しく人生を送ることが出来るんです。常にその事を心において感謝しなさい。

美味しいものを頂くときはあなたのルーツである方々と一緒に頂いているという感覚で食事しなさい 。

人生にチャレンジする時 冒険する時はあなたのルーツである方々と一緒に行うというイメージを持ちなさい。そうする事が一番彼らが喜ぶことだからです。彼らが叶えられなかった夢をあなたが今世で叶えてあげなさい。

あなたのルーツであるご先祖さまに想いを馳せる事なく 神さまにお祈りしてもあまり意味は無いのです


日本からのお客様Cさん (アラフィフ・研究職・子煩悩3児の父)は
■バタコの友達ではなくて旦那の友達
■博士号 in 物理学 at 某・国立大学
■お酒が大好き、長生きしてずっとお酒を楽しむため、
 太らないために
 「お酒以外の炭水化物は極力取らない低糖質派」
 「ほとんどおつまみみたいなものばかり食べてる」

   ←バタコも昔「パレオダイエット」派だった
    けど、甘いものや炭水化物が好きすぎて挫折した~
    ので、気持ちはよくわかる

■バリ理系なのに、なぜか趣味は「漢詩」
■現代中国語はできないけど
 漢詩のために中国語 (漢字の読み) だけは勉強してる
という、ま、読んでおわかりのごとく
「天才肌変人タイプ」?ですね************************************************

そして、お話を伺ってて、
なんだかバタコ旦那と共通するなぁ、ま、人間、結局
「似たところ、共感できるところがあるヒト同士が出会ってトモダチになるもんなんだね」と思ったのが

人生なんて究極
「子供を育て、幸せになれよと願う、それがすべてさ」
あとはテキトーに仕事をやって
美味しいもの食べて酒が飲めればバンザイ

だそうです。旦那も普段からそういう事を口にします。
   ※念のために書いておきますが「テキトーに仕事」ってゆってるけど
   Cさんは立派な地位にあって、業績をあげてらっしゃいます・・

バタコの父方の祖父は
人情派で涙もろくて
子煩悩で孫好きないい「おじいちゃん」
子供や孫にとても愛されている人物でした。

そして、コドモ時代のバタコは
「空気を読む」「大人に褒められる人になる」
ことを人生の目的にして生きてたので  ←この記事に書きました

この、みんなの尊敬を集めるおじいちゃんは
(バタコ小2の時点で亡くなった後も)
ずっと「目標」でもあり、逆に「プレッシャー」とも言える
そういう意味深な存在でした。

バタコ父方の祖父*************************************************************
■理系 (有機化学系) で地方大学の教授
■Cさんと同じ大学の出身
■典型的A型?
■フィルムカメラにハマっていて
 すべての写真を細かく整理管理
■音楽も結構いけた
 歌が上手かった模様
■運動神経ゼロ
■子煩悩で、「いいハナシ」に弱くすぐ泣く*********************************

バタコが受け継いでる祖父の特徴
■足が太い、特にスネ
■天然パーマ
■顔立ち
■運動神経、ない
■涙もろい

その祖父に勝手に影響されて
バタコは高校時代「漢文」に思い入れがあり
NHKの趣味講座「漢詩の世界を読む」
みたいなものを聞いてたりしたこともありました。身には付いてないけど。


で、本日の本題なのですが
日本から見えたお客様Cさんは漢詩がご趣味なのだと伺って、
それではと、祖父が自費出版した漢詩 + 漢詩を書にした写真満載の本をお見せすると

Cさん、どれどれとパラパラお読みになり
看破、一発!
色んな詩があるけど
例えば、南京大虐殺について
とか
水俣病について憂える、
とか、まじめくさったのも・・

でもね、一番「キタ」のは
「マツタケ」の詩だ!コレが一番血が通ってる!

「お友達に松茸をもらったよ!
高いからなかなか手が出ないんだよね~
コレで友を招いて
一杯やるのがサイコー」
という詩です。



それを聞いてバタコは
なんだか
■長年の「リッパな祖父像」が一気に崩れた~~
■「エライおじさん」だと思ってたヒトの
 本心を知ってしまった!

「失望?」

と言うよりは

「腑に落ちた」感のほうが強かったのです。

この瞬間に、
「ああ、祖父がCさんを通して、語りかけてくれてたんだな」
「いま、ここに祖父、居るね~」
と思いました。

多分、そういう経験をされる方って少なくないんだと思います

日本人ってそういう事に関するアンテナがもともと立ってしまっている国民性な気がするのです。

例えばこの記事、読んだら号泣よ~ (旅先で思いもかけず、祖父の思い出話を聞いて、運命を感じるやら、祖父のメッセージを受け取るやら・・)

バタコの気づきはこんな感じ:
あぁ、おじいちゃんって、孫のバタコが
「良い子ぶってマネしておじいちゃんみたくエリート ? 目指すとか、
優等生になっておじいちゃんに褒められたいとか
どこか限定的『エリートになったら誉めてもらえる』
そんな『狭い』愛じゃなくて
子供や孫のことマルッと無条件に愛してくれてるんだな~」

って腑に落ちたのです。(能天気な思い込みかもしれませんが)

祖父の父親 (曾祖父) はさらにもっと「江戸→明治のエリート?」
みたいな感じで
地方の行政官として各地を転々とした古いタイプの「県令」であり
「漢学者」であり書家でもあったようです。

だから、祖父自身ある程度の「プレッシャー」のもとに
人生を送ってきたんだな、
と、悟った気がしました。

バタコはなんだかんだ言っても女ですが
祖父の息子であるバタコの父や、孫であるバタコの弟が
ほとんど無自覚のうちに背負っていたプレッシャーを
垣間見たような気もしました。

だけどこの日の祖父は
「別にプレッシャー掛けようなんてこれっぽっちも思ってないんだよ!!」
と伝えに来てくれたように感じたのです。


バタコは晩年の祖父しか知らないので
退官した後、楽しく漢詩を作ったり、カメラにハマったり
たくさんの孫を訪ねて日本中・世界各地を旅したり

楽しい部分しか知らないのです、が、若い頃はもちっと厳しかったのかも。




アナタは、ふと、亡くなった方を感じる瞬間てありますか?

ではまた明日!





■続編:祖父の愛、母の愛、ご先祖様がのぞむことは、子孫の幸せだけ


<お知らせ>
Twitterでは #10分電話 やっています。
バタコと10分電話で話してみませんかっていう
それだけの企画です。
人見知り・引きこもり系だった自分ですが
色んな方とお話しさせていただきたいな~と思い
始めてみました。
#10分英語 もやっています
ご希望の方とは「定期レッスン」もやってます
詳細はお問合せ下さい:TwitterにてDM下さるか
こちらのフォームからご連絡ください。

レッスンはこんな感じです↓↓↓
10分で話せる内容は限られていますので
メッセージなどで補足説明をしたり
細かく説明できなかったところは記事にしたりしています。


■関連記事:優等生を目指していたバタコ中高時代の思い出

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最後まで読んでいただいてありがとうございます!