簪の使い方

やっぱり気になったり、悩んだりするのが簪の使い方。

でも案外、簪の使い方はそこまで難しくなく、束ねた髪を巻き付けて頭皮に沿って挿す、という方法でヘアアレンジが出来る。

とはいえ文章で説明しようとするとかなり伝わりにくいので、動画サイトで『簪　使い方』でぜひ検索してほしい。

また、簪を取り扱っている店のスタッフさんに尋ねてみることもおすすめ。

ただし簪一本だけで髪をまとめる使い方をしたいならば、必ず軸が太くて丈夫な折れにくいタイプを選ぼう。

そうしないと、髪をまとめる際に簪が折れてしまうことがあるからだ。

既にアップスタイルにしている髪に簪をサイドから挿しても良い。

特に装飾が多い簪や二又軸の簪などは、髪をまとめた後から挿すのが正解。

本来、簪は髪をまとめるものではなく、結い上げた髪に装飾として挿すのが一般的な使い方であった。

日本髪を思い浮かべるとかなりイメージがつきやすいだろう。

そのため絶対に簪を折りたくなかったり、髪質や毛量の関係でどうしても簪だけで髪をアップスタイルに出来ない場合は、まとめ髪にしてから簪を挿すのが適している。

簪の使い方に慣れていけば、一本で長い髪もスッキリとまとめることが出来るが、慣れないうちはあまり無理をしない方が、簪も髪も傷まないので安心！

また、簪は部屋のインテリアアイテムとして活用することも出来る。

小さめの洒落たデザインのグラスに簪を挿して置いておくと、部屋の良いアクセントになる。

気に入っているけれど自分には似合わない簪だったり、髪が短いため簪をまだヘアアレンジに使えない期間などは、部屋のインテリアにしてしまおう。

気分や季節によって、部屋に飾る簪を変えても良いし、複数の簪をグラスに挿して部屋に飾っても素敵になる。

簪は髪飾りの用途だけではないので、部屋に飾るという楽しみ方、使い方も試してほしい。

でも、小さいお子さんやペットがいる家庭ならば、インテリアアイテムとして簪を使う際、置き場所に注意しよう。

簪が壊れたり、装飾のパーツをお子さんやペットが誤飲する危険性もあるため、安全な置き場所を選べば問題なし。

部屋に簪を飾る使い方ってあまり知られていないけれど、部屋が華やぐし、飾った簪を眺めると心癒されることも多いので楽しむには充分！

もちろん男性も部屋に好みの簪を飾って良いので、ジェンダーフリーな簪の使い方でもある。

簪は使い方によって、よりその魅力を堪能できることも、ズバリここに断言しておく！