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やりたいこと宣言報告会とコワーキングキャンプ飯部Vol.7:今日のアウトテイク#243(2024-07-18)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"本棚よりテレビのほうが大きい人とは議論してはいけない。"
(エミリア・クラーク)

#やりたいこと宣言報告会とコワーキングキャンプ飯部Vol.7

昨日は、昨年7月12日にカフーツで「やりたいこと宣言」した山﨑ケンちゃんのその後の一年のカツドウ報告会と、定例コワーキングキャンプ飯部のダブルヘッダーだった。

昨年のイベント告知はこちら。

「自分を取り戻すための『移働家』プロジェクト」をはじめたケンちゃんは、一年を振り返ってこう総括している。

リンク先が見えない人のために引用する。

(昨年)のっぴきならなかった僕は「自分を取り戻すための『移働家』プロジェクト」と題して、来ていただいた方々に家のない今の状況でどうやって生きていけばいいかを尋ねていました。

それから1年。なんとか家のないまま生き延びられたのでその報告として「#それからの報告会 」を行いました。

思いがけずこういう状況になって、いろいろ諦めて、諦めた先でできたことって、結局その場その場の自分の置かれた状況を楽しむこと。

そしていろんな人にいろいろ言われようが、かっこ悪かろうが、情けなかろうが、自分がやりたいことやれることしかできないということでした。

本当に1日1日をつなぐように生きてて、不本意な日もあるけど、それでも1日はやり過ごせていて、それが積み上がって1年になる。

「これでもいけるんだ」という自信を得たので言えることなんですけど、自信は「努力の結果」じゃなくて、「時間の経過」なんだと思います。

本当にまわりに恵まれていて、いろんな助けや力をもらって、いろんな場所でいろんな仕事をすることが実現できてるし、動画という新しい武器も得たので、それを使ってもう一つ収入の柱をつくって、今の生活を続けていけたらいいなと。

あとぼんやりとですけど、もし自分がこの #移働家の生活 家なしの生活をやめて拠点を持つのだとしたら、自分みたいにふわふわしている人たちの「余白」となる居場所をつくりたいなと思いました。

自分がしんどいときになにもせずなにも求められずに居られる場所。
ないんですよね。成り立たないからないんかもしれないですけど。
でも健全だと焦るんですよ。なにもできないのに、なにも言われないと。「なにかしなくちゃ」って。
それでできなくて落ち込むんですね。

それでも僕が行ってる心療内科の先生がよく言ってくださるんですけど、
「必ずできるときが来ますから、それまでは自分の手元にある種を見てほくそ笑んでおきましょう。撒き時があるんです。必ず撒く時が来ますから」って。

そうやって自分が元気になってまたなにかしたくなるまで充電できる場所があったらいいなって。

(出典:山﨑謙)

「いろんな人にいろいろ言われようが、かっこ悪かろうが、情けなかろうが、自分がやりたいことやれることしかできないということでした」という気付きが、「自分がしんどいときになにもせずなにも求められずに居られる場所」づくりに昇華されていくことを期待する。これ、めちゃくちゃニーズあるはず。

今の世の中、「こうでなければならない」という他者からの心理的な縛りに苦しんでいる人が多い。それは親であったり学校であったり職場の上司であったりあるいは友人であったり、自分を取り巻くごく近いところにいるいろんな人からの、それまで無批判に世間に流布されていた価値観の押しつけであることが原因だろうと思う。

そんなものはどうでもいい。他人と同じである必要は全然ない。自分は自分。誰のものでもない自分の人生を自分の思うままに生きていいはず。自分のペースでやりたいことをやりたいようにやる。それでいい。

で、コワーキングは、そういう生き方を許容、いや奨励するコミュニティだ。「やりたいこと宣言&みんなで応援する会」は、そういう考え方が底辺にあって開催される。決して悩み相談会でも自慢大会でもない。「自分はこうしたい」という内発的な意思表明であって、そこに共感する人たちの助けを借りて前に進める、極めて自律的なカツドウなのだ。

コワーキングの5大価値を思い出そう。これがあるから宣言できるし、仲間を得て、一歩ずつ実現に近づけられる。

それともうひとつ。SHIROWさんから非常に重要な発言があった。

家がないと言っても、仕事を持ちながら移動するので、自分で稼ぐという点でいわゆるホームレスとは違う。テクノロジーの進歩のお陰で、「移働」が容易になった。実はこれ、若い人に限らず、どんな世代にも憧れを持つ人は多いのではないか。

と言うSHIROWさんも憧れている。ぼくもときどき各地のコワーキングを巡るツアーに出るので、その気持ちはよく判る。早晩、世代や年齢に関係なく「移働」する人=リモートワーカーが、ごく当たり前な存在になると思う。

その流れで、ついでに住民票だの戸籍だの登記だの、リモートワーカーにとっては厄介な古い時代の制度をそのまま引きずってることの是非についてもしばし意見交換した。郵便なんかもコワーキングが代理受領すれば事が済むリモートワーカーは多いと思う。なので、以前紹介したこのバーチャルメールボックスはいつかやりたいと思ってる。

そのあとのキャンプ飯部もいつにも増して大いに盛り上がった。過去に参加してくれた方お二人が、それぞれ初めての人を連れて来てくれて、また新しい仲間ができてヨカッタ。まあ、それでもって、皆、よぉしゃべるしゃべる。

肝心の料理も、長井くんとケンちゃんの安定の捌きっぷりで次々と美味しいものが供される。撮り忘れたものもあるが、順不同で挙げておこう。

実は今回、参加者が多いので焼き物のスピードアップのため、豆炭を使ったインスタントコンロなるものの導入を試みたが、着火の段階で室内での使用はキケンと判断、残念ながら諦めた。うっかり火でも出したら大騒ぎになる。こうして我々は学習を重ねていく。

ただ、焼き物が多くなるに従って効率の良い排煙が課題としてあり、なにか上手い方法はないものか、思案中。「外でやれ」てことかもしれないが、あえてコワーキング内でやることに意義がある(あるのか?)。

と言ってたら、次回はSHIROWさんがカセットコンロ式の「炉端大将」を持ってきてくれるとのこと。持つべきものはコワーキング仲間だ。

ご参加いただいた皆さん、有難うございました。

コワーキングキャンプ飯部は毎月第3水曜日に開催します。
来月は、8月21日(水)18時より、キャンプ飯部単独でやります。もしかしたら、ラムとパクチーをやるかもしれません。

追って告知します。
ぜひご参加ください。

ということで、今日はこのへんで。


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