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リモートワークありきで確実に変わる社会〜世界各地でコワーキングがどんどん増えている理由

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あと3年もすれば時間も場所も自由に選択するリモートワークがデフォルトになる。リモートワークありき。ワークと言えばリモートワーク。テクノロジーのおかげで時代はそちらに向かっていたが、コロナがそれを大きく後押しした。

フリーランサーやひとりカンパニーは言わずもがな(もう既にそうしてる)、導入が立ち遅れている企業もミレニアル、Z世代の人材確保のためにそうせざるを得なくなる。その上でワーカーが時々はオフィスを選ぶ自由を持つ。もちろん、選ばない自由も。

ただし、オフィスは業務を遂行するためではなく、たまに同僚と顔を合わせて消息を確認するだけの、いわばサロンになる。オフィスと在宅を使い分けるハイブリッドワークがトレンドなどと言ってるのは今だけ。オフィスがサロン化するまでの移行措置。サロンで仕事なんかしない。そうなると企業も無駄に広いオフィスを借りる必要がなくなりコスト減になる。

仕事は自宅近くや旅先のコワーキングでする。大手企業もローカルのコワーキングか、フレックススペースを利用しはじめている。ヤフーは、先月、すべての社員が全国どこでも自由に居住できる新たな働き方を4月に導入すると発表した。

NTTもそれに続く。ちなみにNTTはグループ会社全体で324,000人以上の社員がいる。

カルビー、JTBも転勤・単身赴任を原則廃止する方向に進んでいて、リモートワーク・ファーストにどんどん移行している。当然、コワーキングやフレックススペースのニーズが高まる。

日本は大企業がまず動いて、国が後を追い、遅れて中小が追随する。そうこうするうちに、移動しながら仕事する「移働」者、つまりリモートワーカーがものすごい勢いで増える。

このコロナ禍の2年の間に、世界中でコワーキングスペースが爆発的に増えているのは、そういうトレンドを敏感に察知してのこと。こういう調査結果もある。

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