今日のアウトテイク#25「コワーキングにも世代交代が ほか」【メンバーシップ特典】(2023-12-13)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。

※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。

時代は変わる。
コワーキングも変わる。


#今日のBGM

#今日のコトバ

子どもは話し出す前に歌う。
書けるようになる前に絵を描く。
立つとすぐに踊り出す。
芸術は人間の表現の基本である。

BE ARTY - whatever that means to you NAMASTE SOUNDBEINGS

Posted by Soundbeings on Saturday, December 9, 2023

#コワーキングにも世代交代が

このところ、コワーキングに携わる人たちから、活動場所を変えるお知らせが続く。

ある者は社内異動で、
ある者は自身が持つテーマのために次のステップへ、
そしてある者はスペース自体のクローズで。

いずれも次の目的のために新しい舞台へと移る、極めて前向きな軸足の移動だと受け止めている。

神奈川県茅ヶ崎市の「チガラボ」さんも来年3月末でクローズすることになった。(実はぼくは前にお聞きしていた)

一言、言っておきたいのは、理由は決して業績が悪化したからではない。むしろ逆だ。

2017年1月にオープンして以来、約7年、地域で人がつながり企みごと(地域での活動やプロジェクト)が生まれるコミュニティとしてカツドウされてきた。

ぼくも過去に何度か、コワーキングツアーでおじゃましたり、イベントに参加したりしてお付き合いさせてもらってきたし、次期「コワーキングマネージャー養成講座」の現地補講のロケーションのひとつでもある。

そういえば、以前、こちらにも登場いただいている。

で、

「自分のやりたいことや関心を口に出せば誰かが聞いてくれたり、試しにやってみたら協力してもらえたり、小さな実験があちこちで生まれやすくなってきた」

これは、すべてのコワーキングが目指すべき姿だと思っている。これを具現化したイベント「やりたいこと宣言&いっしょに考える会」はぼくもお手本にさせてもらっているし、同じ趣旨の企画を各地のコワーキングが(呼称は違えども)実践している。

そして、その当初の役目をひとまず終えたと判断して、次のステップへと向かう。その決断を尊重して、また新しい関係をつないでいきたいと思う。

考えてみれば、日本のコワーキングも13年が経過した。たくさんのコワーキングが姿を消したが、それを上回るたくさんのコワーキングが全国にできてきた。非常に喜ばしい。

それに伴って世代交代が起こるのも当然の成り行きだ。新陳代謝が新しい世界を切り開く。時代は変わるし、コワーキングも変わる。

…ということを、一番古いやつが言うのもナンだが、変化することが大切なのは判っているつもり。

まあ、ぼくはカフーツを拠点としながら、ツアーに出かけたり、人に会いに行ったり、講演させてもらったり、取材して記事を書いたり、オンラインコミュニティをやったり、紙の本を出版したりしながら、社会にあって当たり前のコモンズとしてのコワーキングが全国各地にでき、かつ、連携できるようカツドウしていく所存。

だから、ずっとカフーツに座ってるということは、今もそうだけど、ますますなくなると思う。それも、ぼくなりのステップアップだ。あ、そうそう、コワーキングの運営をしてみたい人は、「間借りコワーキング」でカフーツを使ってもらえれば、大いに助かる。

それが一番愉しい、ぼくの仕事の仕方だと思っている。

#自分という究極の単位

・自分カンパニー
・自分コミュニティ
・自分メディア

これからは誰しもがこれを持っておくべき。
軸になるのは他でもない、自分。
自分の人生を自分でコントロールするために。
この3つを上手に使おう。

#コワーキングマネージャー養成講座@オンライン(告知)

「コワーキングマネージャー養成講座@オンライン+オプショナル現地オフライン補講」、第5期受講者募集中。

週一回のオンライン講義にオプションとして現地コワーキングでのリアル補講をミックスしたハイブリッド方式。

※受講お申込前のご相談もオンラインで受け付けています。希望の方は下記のサイトの「お問い合わせフォーム」からお申し込みください。

なお、一部の自治体ではこの種の講座の受講料を補助する制度があり、過去には福島県の補助金を活用して受講された方もおられますので、一度、地元自治体の問い合わせてみてください。

なお、「早割」は12月21日(木)23:59までです。興味ある方はお早めにこちらまで。

#オンラインコミュニティ

noteのメンバーシップでは、この「今日のアウトテイク」を全文無料でお読みいただいているけれども、コミュニティ運営のツール(サービス)としては一長一短、帯になんとか襷になんとかで、高望みしすぎな気もしないではないが、どーも、いまいち使い勝手が悪い。(ということを、noteに書くのもナンだが)

できれば、そこにメンバーが集って、そこだけでオンラインコミュニティとしてカツドウできる機能がほしい。

そこでは、ぼくが一方的に発信するのではなく、参加メンバー間で自律的に交流(交信)できて、コワーキングの精神である相互に補完し合う、寄与貢献の場になることが望ましい。

と思ってたら、今日、このサービスのお話を聞く機会を得た。

コミュニティ主宰者の情報発信(ブログ記事)はもちろんだが、メンバーも自由に発信できて、コミュニティの外(FacebookやTwitterとか)にも投稿できたり、試し読みの線を設定できたり、

コミュニティ内で、テーマ(例えば、「コワーキングの運営」とか「マーケティング」とか「地域課題」とか「旅」とか、例の「コワーキング曼荼羅」に挙げられているものなんかから)ごとにグループを作って、その中でテーマに沿って情報共有や意見交換できたり、ついでにそのグループ単位でブログが書けたり、

イベント開催にしても、今はサイトやSNSで告知して、Peatixやらでチケット販売しているが、あっちこっちに散らばっていて面倒くさいので、ワンストップで告知、集客、参加申し込み、決済までできたり、それに非メンバーでも参加できたり、

ついでに、コミュニティに関連するグッズをネット通販できたり、それもメンバーだけでなくコミュニティ外部の人も購入できたり、

さらには、誰かの投稿にいいねしたりコメントしたりするとポイントが付いて、溜まったポイントをイベント参加費やプレゼントに使えたり、あるいは他のメンバーに付与したりできるという、つまりひとつの経済圏を作ったり、

と、今まで全然知らなかったのだけれど、いろいろ気の利いた機能が搭載されていて、聞けば、約250のコミュニティが利用しているんだそう。

問題はコストだが、いま、キャンペーン中らしく、25日までに契約すれば初期費用◯◯◯が◯◯◯になるらしい。25日かぁ。。。。

さて、どうするかなぁ。

#会社員がいなくなったら困る人たち

会社勤めは、できることなら早くやめた方がいい。
人に左右される人生の何が楽しいの?
自分で自分の時間と仕事をコントロールしないと。

…と、いつも言ってるけれど(余計なお世話かもしれないけれど)、逆にもし、この世に会社員という種族がいなくなったら、彼らの喜ぶものを提供して生業にしているフリーランサーは職を失うことになるかもしれないなと、ふと思ったり。

例えば、世界中を旅して動画を作って配信しているユーチューバー、とか。
だって、みんな、やろうと思えば自分でやれるのだから。

もっと他にもありそう。
で、そうでない仕事ってなんでしょうね?
あ、それはもう仕事とは言わないかもしれないけれど。

リモートワークが進化して、週4日勤務制が3日になり、例のあれ、AIがそばにいることが当たり前になると、今後10年ぐらいで世の中に存在する職種の分布図がガラっと変わると思う。

自分にしかできない仕事。
それは何か?

#事業再構築補助金の行方やいかに

それもあって、助成金のことを思い出して久しぶりにここを開いた。

事業再構築補助金は、コワーキング協同組合でも「全国のコワーキングスペースをネットワーク化し、イベント情報の共有と、その売上・収益を分配するスマホアプリ」の開発を目的に、昨年の第5期に申請して採択された。

併せてクラファンも実施したことはここに書いた。

で、今日、サイトを見て「ほよ?」と思ったのは、第12回以降の公募については、11月に実施された「令和5年度秋の年次公開検証(「秋のレビュー」)」で取り上げられた事項について、見直しを行った上で公募を再開する予定、となっていたこと。なにそれ?と思って見たら、

○ 新型コロナ対策としての役割は終わりつつあるので、基金のうちそれにかかる部分は廃止し、もしくは抜本的に事業を構築し直すべき。
○ 申請書・財務諸表の精査、四半期ごとのモニタリングといった仕組みが確立されない限り新規採択は一旦停止すべきであり、それができない場合は基金として継続する必要は認められないため、国庫返納して通常の予算措置とすべき。
○ 審査の厳格化とデータの収集の厳格化については、引き続き十分な検討が必要である。

ということらしい。うーむ、ちょっと空気が変わってきた感じ。

この補助金制度は、コロナ禍でコテンパンにやられた事業者を救済する意味もあったから、それが落ち着きつつある今、見直しを図るのは判らないでもない。

ただ、コロナのせいだけではない諸般の社会情勢が、依然、特に小規模事業者を窮地に追いやっている現実もまだある。

事実、

第11回の補助金交付候補者の採択発表は、令和5年12月下旬~令和6年1月上旬頃を予定しておりましたが、審査に時間を要しているため、令和6年1月下旬~2月上旬頃へ延期させていただきます。

とある。それだけ申請者が後を絶たないということだろう。

なので、「抜本的に事業を構築し直す」ことで、事業転換を図って生き残ろうとする事業者のための補助制度として存続してくれればと思う。

ということで、今日はこのへんで。

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