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cosacは「地域の草の根の取り組み」をつないでネットワーク型経済を生む:今日のアウトテイク#214(2024-06-19)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※cosacのビデオを是非見てください。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"それでもなお、明かりは灯っており、全てはうまくいっている。識字率は高く、犯罪率は低い。平均寿命は世界のどの国よりも長い。電車は秒単位で正確に走り、失業率はたったの5%しかなく、格差の小ささは羨ましいほどだ。実際のところ、日本は、高い水準の生活をかなえるために経済成長は必要ではないということを示す生き証人なのだ。"
(ジェレミー・ウィリアムズ 「日本 世界最初のポスト成長経済」)

#cosacの説明会ビデオを公開しました

コワーキングのイベント情報の共有と収益の再分配を実現するアプリ「cosac」の趣旨説明と、簡単な操作方法の解説ビデオをYouTubeに公開しました。途中、右往左往しながら56分22秒ありますが、ぜひご覧ください。

また、cosacについて「こういう裏も表もないプロジェクトは気持ちいいですね!」とお褒めもいただています。誠に有難うございます!ウレシイ。

そうです、裏も表も、嘘も隠しもありません。個々の小さな行動でお互いに助け合う、コワーキングの根幹的理念である「相互扶助」の精神でこのアプリは運営されます。

コワーキングスペース運営されている方へ 「コワーキングに新たな経済圏を作るコワーキングなアプリ」のベータ版参加者を募集しています。 なんていうのか、 こういう裏も表もないプロジェクトは気持ちいいですね!

Posted by 佐々木 堅次 on Tuesday, June 18, 2024

で、ただいま、ベータ版テストに参加いただけるコワーキングスペースさんを募集しております。

#cosacベータ版リリース 、テスト参加いただくコワーキングスペース募集中!

全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と収益の分配を実現するアプリ「cosac」のベータ版では、テストに参加される「コワーキングスペース」を募集しております。ベータ版テスト用アカウントは無料です。

参加ご希望のコワーキングスペースの方は、ぜひ、下記のページからお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

#ちょ、アイスランド、スゴイな

これ、ほんまでっか!、と言いたくなるね。

アイスランド:教育と医療が無料の国。刑務所なし。軍隊もない。 電気は無料で、人々は車や家に鍵をかけることはほとんどない!アイスランドは北大西洋と北極海の間に位置する北の島国で、1918年12月1日まではデンマークの主権下にあった。アイスランドの人口はわずか332,529人である。
アイスランドは世界で唯一、オンラインで投票が行われる国である。

ICELAND: The country where education and medicare are free. No prisons. No army. Electricity is free and people rarely...

Posted by The Amazing World on Sunday, June 16, 2024

世界で唯一、オンラインで投票、てのはちょっと眉唾。エストニアもそうじゃなかったですかね?
それにしても、教育と医療、電気が無料って理想的。家に鍵かけないって、昔は日本もそうだった。人口33万人というのがちょうどいいサイズなんですかね。
ただ、アイスランドの年間平均気温は5℃らしい。観測史上最低気温は-39.7 ℃て、あのね。それはキツイ。

#cosacは「地域の草の根の取り組み」をつないでネットワーク型経済を生む

ひょんなことからこの記事を読んだが、まさに我が意を得たり。

成長ありきのこれまでの経済活動のやり方を変えようという動きはいろいろあるけれども、ここで言うところの「共同経済」(コラボラティブエコノミーまたはシェアリングエコノミー)は、ぼくなんかには実にしっくり来る。

で、その前提として「地域の草の根活動」がある。

スウェーデンの研究チームによると、地域の草の根の取り組みを支援することこそ、ポスト成長型経済への移行につながる可能性が高いことが示唆されたという。特に、草の根組織を取りまとめ、組織間のつながりを醸成する中間支援組織の存在も重要であるとのことだ。

ぼくはなにもポスト成長型経済への移行を意図していたわけではないけれども、ここで言うところの「地域の草の根の取り組み」をローカルコワーキング、「組織間のつながりを醸成する中間支援組織」をコワーキング協同組合と置き換えて読んで、ストンと腹に落ちた。

ローカルコワーキングはさまざまな目的や課題をもつ人たちが交差するハブであり、そこで仲間を得て相互に寄与貢献しつつ目的達成や課題解決につなげる、インフラでもある。

いつも出すが、この「5つの価値」を提供することで

コワーキングに持ち込まれるあらゆるテーマに取り組む人をサポートする。これを「地域の草の根の取り組み」と呼ばずしてなんと言おう。

そして、「伝統的な仲介機関を経由することなくニーズと所有者をマッチングさせるネットワーク型の経済システム」が、今回のcosacだ。

cosacは、コワーキングで開催されるイベント情報をシェアして、参加申込を受け付け、決済し、そこからあがる収益を、関わった者にも再分配する仕組みを提供する。

イベントのテーマは先の「コワーキング曼荼羅」に分類されるさまざまな課題に基づく。つまり「地域の草の根の取り組み」を共有することで結果的に経済効果を生む。これを「共同経済」と言っていいと思う。

現時点ではイベント情報だけに絞っているが、これが軌道に乗ればそれ以外にも共有できるものはいろいろ考えられる。が、まずは、イベントだ。この一見小さなカツドウを支援することで、相互に補完し合い助け合う共同体の基盤を作り、これまでにない経済圏を構築する。

最初はこの趣旨に賛同していただける少人数ではじまる。取り扱う金額もさして大きくはない。けれども、塵も積もれば山となる。それを拙速に逸ることなく、地道に、愚直に、丁寧に続けることで、徐々に志を同じくする仲間、つまり同志を増やしていきたい。

そしてこの「同志を増やす」ということが、例のクリティカル・マインドに基づくカツドウにおける勘所だと思っている。

で、ここ。

「国際的で大きな経済が課題を抱えているからこそ、今注目したいのは地域レベルでのつながりから生まれる経済の流れではないだろうか」

そう思う。その地域レベルでのつながりから生まれる経済のひとつを、cosacで実現する。

この考えに共感いただける方は、ぜひ、参加ください。

ということで、今日はこのへんで。


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