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まずコワーキングスペースが連携するということ:今日のアウトテイク#220(2024-06-25)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※競合じゃなくて、共創しよう。仲間なんだから。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"我々は兄弟として共に生きねばならない。でなければ、愚か者として共に滅びる。"
(マーティン・ルーサー・キング)

#cosacの説明会ビデオを公開しました

コワーキングのイベント情報の共有と収益の再分配を実現するアプリ「cosac」の趣旨説明と、簡単な操作方法の解説ビデオをYouTubeに公開しました。途中、右往左往しながら56分22秒ありますが、ぜひご覧ください。

で、ただいま、ベータ版テストに参加いただけるコワーキングスペースさんを募集しております。

#cosacベータ版リリース 、テスト参加いただくコワーキングスペース募集中!

全国のコワーキングをネットワーク化し、イベント情報の共有と収益の分配を実現するアプリ「cosac」のベータ版では、テストに参加される「コワーキングスペース」を募集しております。ベータ版テスト用アカウントは無料です。

参加ご希望のコワーキングスペースの方は、ぜひ、下記のページからお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。

#絵描きが好きで毎日絵を描くように書く

「毎日、あれ、よく続きますね〜」と、また今日言われた。あれというのは、この「今日のアウトテイク」のこと。今日で連続220日。よくもまぁ、続けられてるな、と自分でも思う。

でも、最初の1週間が過ぎたら、ある意味ルーティン化してきて、勢いというか惰性というか、日によって熱量に違いは(当然)あるにせよ、一種のペースメーカーとして毎日書くようになって続いてる。

「まあ、書くことぐらいしか能がないですから」と言ったら、「あれですよね、絵描きが好きで毎日絵を描くような、そんな感じしますね」と言われて、お世辞とは判ってもウレシクなってしまった。(単純)

まあ、それで生きていけたら本望だけど、それに届かなくても読んでくださる方がいるだけで、非常に有り難くハゲみになる。挙げ句に「ぼくは伊藤さんの書くもののファンですから」とか言われて、お尻がムズムズした。

ということで、当分、粛々と書いて参ります。
よろしくお付き合いください。

#東京で神戸のハナシ

このところ、神戸の話ばっかりしてるが、これは東京の西荻窪での開催らしい。このご登壇者なら見ておきたいけど、ま、オンラインでいいか。

おや、14日って日曜日ですね。しかも、翌日が祝日だ。
さーてと。

#まずコワーキングスペースが連携するということ

これはいいですね。福島県で同一地域内のコワーキングを紹介するガイドマップの配布を開始したとか。

co-ba koriyamaさんとか福島コトひらくさんとかは、コワーキングツアーの第3回目でおじゃましたんだった。懐かしい。今調べたら、うひゃ〜、8年も前ですね。

同エリア内のコワーキングが団結してガイドマップとかパンフレットとかを制作・配布するというのは、これまでも各地で事例がある。

これもずいぶん昔だが、琵琶湖周辺の5つだったか6つだったかのコワーキングが結束して、確か自治体から補助金を得てパンフを作ったときに、ぼくがどこかに書いた一文を使わせてほしいと言ってこられて、そんな光栄なことはないから「どぞ!」と即答したのを覚えている。どんな一文だったかは覚えていないけど。

で、ちょっと気になったのは、「県中地方振興局、県中地域12市町村の窓口、まざっせプラザにて配布」されているらしいけれど、できればこの9つのコワーキングでも配布されたらいいのにと思う。

同業者だから、もしこれを手に取ったコワーカーがよそのコワーキングに興味を持ってそっちに行ってしまったらマズイことになる。要するに「よそのコワーキングの宣伝してどないすんねん」という心配があるのかもしれないが、コワーキングはそもそも「相互扶助」の精神に則った5つの価値を提供するのが旨だから、同業者とは競合しない、共創するのが本当。

はい、またこれね。

実は、先の琵琶湖周辺のパンフは、参加したすべてのコワーキングに配備しコワーカーに配布した。

まだまだコワーキングが地域に認知されておらず、そこを啓発する意味もあったけれども、コワーカーを相互に他のコワーキングに送り出すことで交流を生み、いろんなコワーキングを体験する中で新しいつながりを持つことで、つまりコワーカーを触媒とすることで、コワーキングの輪が広がることを意図していた。パンフによって他のコワーキングにもぜひ訪れてみてね、と暗にメッセージを送ったわけだ。

それ自体が、コワーキングにとっての共創でありコラボであり、それ自体コワーキングであるという素晴らしい企画だった。

また、パンフではないが、チケットで同じことを実行した例がある。これまた古い話で恐縮だが、2013年の京都だ。

この年の11月22日に、「コワーキングフェス2013 in 京都」が高瀬川の東、木屋町通沿いの元立誠小学校で開催された。小学校の講堂は寒かった。

ここにそのFacebookページが残ってた。(公式ページはもうないみたい)当日の様子が判る。

ついでに、イベント告知ページも残ってた。

このイベントは、2011年に神戸で開催した「コワーキングフォーラム関西2011in神戸」で口火を切り、翌年、今度は大阪で開催し、続いて2013年、京都で締めるという、いわゆる「三都物語」風に開催した最後のもの。

ただ、京都では、先の神戸、大阪と違う試みをした。それまでは、入場料無料だったのを、1,000円のチケットを販売して入場料を徴収したのだ。←当時としては画期的。それでイベント名も「フェス」に変えた。

で、これがそのチケット。よく見ると裏面に6つのコワーキングの名前とスタンプ欄がある。

そう、これ、「コワーキングスペース周遊チケット」になってる。1枚1,000円のチケットを買えば、この6つのコワーキングをそれぞれ1回ずつ利用できるというオトクなチケットだった。利用したらスタンプを押してもらう。判りやすい。

初めてのコワーキングはやっぱり敷居が高い。今でもそう思う人はいるだろうが、これは、今ほどコワーキングが認知されていない11年も前の話。そういう場合でも、このチケットを持ってることですでに仲間なわけだ。そう思えばハードルはグッと低くなる。とてもいい企画だ。

これが、後年、また違うカタチで継承される。関西Beyond the Commuityが中心となって取り組んだ「コワーキングチケット@関西2020」がそれ。

3,000円で関西一円の合計29のコワーキングスペースをそれぞれ1日体験利用できる。実質「7万円相当」の価値がある。しかも、チケット有効期間が2020年2月10日(月)~2020年5月31日(日)と結構長かった。うちも参加していた。

こちらが販売サイト。チケットは紙ではなくてQRコードで発行されていたのがアタラシイ。

ところで、関西では毎月コワーキング関係者がどこかのコワーキングスペースで集まってコワーキングする「Coworking Day 2024」というイベントを開催している。

6月はちょうど今日。大阪梅田の4つのコワーキングをツアーした。

回を重ねるに連れヒートアップしているように思える。毎回、出会いがあり発見があるから無理もない。

やり方はいろいろあるけれども、いずれにしろコワーキングが連携することで、コワーキングの社会的認知度を高め、利用を促進することにつながる。競合じゃなくて、共創しよう。仲間なんだから。

ぜひ、各地の、特にローカルのコワーキングは連携してやってみてほしい。きっと、いい効果が現れます。それを学びとして、また次のステップに進もう。

ということで、今日はこのへんで。


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