今日のアウトテイク#17「共同作業の理想的なカタチ 他」【メンバーシップ特典】(2023-12-05)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。

※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。


#今日のBGM

いささか古い(1985年)が、参考にしたい点があったので、今日はこれを。アフリカの飢餓と貧困を解消する目的で作られたキャンペーン・ソングの録音の様子を収めたドキュメンタリー。グッズなども含めてすべての印税がチャリティーとして寄付された。

この企画にノーギャラで参加したのは45名の錚々たるアーティストたちだが(よく見ると、すでに故人となった人も多い…)、はじめて耳にする曲を一同に集まって録音する中、プロがプロに教えたり、「ここはこうしたらどうか」と提案するシーンが度々出てくる。

お互いに尊敬するアーティストたちがひとつの作品を作り上げるために、持てる能力を最大限発揮し、かつ、相手のいいところを引き出そうとする。言われたところだけ、つまり自分のパートだけチャッチャとやって終わりではなく、楽曲全体の完成形をイメージしたときに、そのパートはどうするか、に全員がコミットしている。

まさに、共同作業の理想的なカタチだ。

注目したいのは、クインシー・ジョーンズの提案でボブ・ディランがソロ部分を唄うことになった際に、スティービー・ワンダーがまるでディランそっくりの歌い方でディランに歌唱指導するシーン。つまり、その個性があってこそ、その人が尊敬に値し、また愛されているということに他ならない。

各自がアイデアを出し合い、かつ、その人の個性や能力を活かす、引き出す。誰かとコラボを組んで、チームを編成して仕事するコワーカーにとって、この発想はゆめゆめ疎かにしてはいけないと思う。

しかし、夜も更けてきて、誰かが「もう帰りたい」という歌を歌い出すと、皆がそれに合わせて即興でコーラスするところは笑った。

こっちは英語版。先の日本語版と編集が違う。

#自分でコントロールする

ちょっと上記に絡んで。今どき、得意な分野・領域のあるメンバーを組み合わせて仕事案件ごとにチームを作り、プロジェクト単位で仕事することはなんら不可能ではない。

このとき、したい仕事、得意な仕事を選んでいいし、やりたくないこと、不得手なことはやらなくてもいい。

つまり、自分の時間と仕事は自分でコントロールする。これからは、いやもうすでに、そういうポジションにいることが望ましい。

#コワーキングツアーVol .24〜長崎県五島市福江島編〜(告知)

さて、今日から長崎県の五島列島のひとつ、福江島へコワーキングツアーで来ております。

コワーキングツアーは、原則、現地集合・現地解散、途中参加・途中離脱OK。行った先で仕事もするけれど、人と会ってつながり、自分コミュニティを広げる、そういうイベントです。

ぼくは9日の朝まで島に滞在します。興味ある方、よかったら、今からでもぜひご参加を。

ということで、長崎港フェリーターミナルからは、このジェットフォイルで福江島へ。時速83kmで水上を飛行機のように走って快適でした。

#弊社

「弊社」と言う時の「弊」を何にでもつける人がいるけど、あれは一体どういう了見なのだろう。
遜っているとか、畏まっている、とかのつもりなのかな?
「弊サービス」とか「弊事務所」とか、挙句に「弊息子」て、なにそれ?
おかしいよ。

#コワーキングマネージャー養成講座@オンライン(告知)

「コワーキングマネージャー養成講座@オンライン+オプショナル現地オフライン補講」、第5期受講者募集中。

週一回のオンライン講義にオプションとして現地コワーキングでのリアル補講をミックスしたハイブリッド方式。

オフライン補講は現在4ヶ所で開催予定で自由参加、かつ、オンライン講座を受講していなくても参加できます。

なお、一部の自治体ではこの種の講座の受講料を補助する制度があり、過去には福島県の補助金を活用して受講された方もおられますので、一度、地元自治体の問い合わせてみてください。

早割もあるので、関心ある方は早めにこちらまで。

#インタビューではなく対話にしたい

人に話を聞いて記事にする、ということをしている身だが、それもほとんど我流だ。でも、そう間違っていないみたい、と思った記事。

ここ、判る。

「基本的に、著者に対しては素朴な疑問をぶつけるようにしています。すると、じつは読者も同じようなところでつまずいていることが多く、結果として読者に寄り添った内容にできるのです。」

ぼくは自分が最初の読者のつもりで話を聞いて、素朴な疑問点をぶつけて、その回答にまた突っ込んでいく。要するに、インタビューではなくて対話する。

だから、どうしても長くなりがちだし、どんどん話が脇道に逸れて行ったりするのだけれども(で、その脱線がオモシロイのだけれども)、そういう寄り道をしながら話してるうちに、本人の潜在意識の中にあったものがふいに浮かび上がってきたり、「あ、そうか」と今まで思いもしなかった発想を得たりする。「ばかなほうが、いい仕事ができる」というのは、本当にそうだと思う。

で、「そういったスキルは座学で身につけるのが難しい」というのもそう。だから、どんどん出かけて行って、リアルに話を聞いて、突っ込むことが大事。これ、別に編集者に限った話ではなくて、ビジネスなりカツドウなり、必ず誰かと関わりを持ってコトを成すのだから、何をするにしても「対話」が一番大事だと思ってる。

それと、「それしかできない状態をつくる」というのもそうなんだけれども、リモートワークしてると、スマホも持ち歩かない、というわけにはいかない。やっぱり自制心を磨くしかないか。

ちなみに、ここで紹介した「編集者のための〆切手帳」はこの方の発案です。

で、すでに届いてる。年間スケジュール表は前か後ろにたたみ込まれてたらよかったのだけれど、まあ、自分で両面テープで貼ればいいね。

今日のアウトテイクは、長崎県五島市の福江島のホテルで書いた。明日から、コワーキングスペースを何軒か訪ねる。もしかしたら取材させてもらうかもしれない。

ということで、今日はこのへんで。

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