見出し画像

ものすごく自分が変わろうとしていた時に、次女に求めた助言の記録〜自分が気づかない自分のウソ〜

先日、自分が2年前に記録していたものを、久しぶりに読んでみた。離婚を決心し、自分自身も変わろうと必死だった頃だ。自分についているウソは自分で見つけるのが難しいということを知り、身近にいる当時11歳の次女に質問したものだった。

「私の普段の発言とか行動で、⁈って思うこと何かない?」次女はしばらく考えてこう答えたそうだ。

「うーん、例えば・・、仕事から帰ってきた時にニコニコしてても、目の奥に"あー疲れた〜"っていうのが見えたりして、家の中でくらい、そんなに頑張らなくてもいいのになーって思う。あとは・・、たまに、そんなに頑張ってパパの相手をしなくてもいいのになー、って思うことがある。」

その言葉に対して、その時私はこう思ったと書いてあった。

 " 疲れていても元気に振る舞う母親が良い、という意識が自分は働いていたのかもしれないが、次女はむしろ違和感を感じていたようだ。また、あまりにも夫に対して素っ気ない態度ばかりだと、娘向けに良くないとでも私は考えていたのだろうか。そんなに頑張っているつもりはなかったが、次女はお見通しだったようだ。"

2年前の必死さが伝わってきた。確かに人が変わるには大きなエネルギーと、今までの行動や思考パターンを疑う事が必要だ。

そしてこの記録のことを、現在13歳の娘に話してみた。「あ、懐かしい。私こんなこと言ったね。あの頃のママは頑張ってるって感じで、見ててちょっと・・・だったけど、今はすごく自然な感じだよね。」と次女は言ってくれた。

かつて常にあったモヤモヤ、イライラ、不安感から今は解放されているが、タダではなかった。自分のバグを見つけようと意識し、自尊心の強い私が人の力を借りる必要性を理解し、娘に助言を求めた記録のひとつだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?