人から見えている自分を気にして落ち込まなくなった理由~大人になってもそんなことで悩んでいた私に長女の助け舟~

一年くらい前か、これまた長女に救われた事がある。スケールが大きい話ではないが、自分の精神状態にはとても大きな話だ。

私は"いつも笑顔が素敵な女性"とは到底言えないと思う。40も過ぎるまで、頑張ってニコニコ話してるのが相手に不自然に思われないかとか、話してる時の表情が引き攣ってないかとか、話す内容に相手が引かなかったかとか、事あるごとに気にしていた。

若い頃ほど勝手に気にして、勝手にひどく落ち込むこともあった。子育て中は、自分の価値観には自信を持つようになってきたが、それでも常に人に引かれる思い込みは付きまとっていたと思う。

そして離婚し、自分の色々な憂鬱が取り去られたが為に、まだ"自分の表情や言動を気にして重くなっている感覚"が残っている事に気付いた。

もう違和感は出来る限りスルーしたくないと思っていたので、率直に長女に相談してみた。すると彼女は答えてくれた。

「私なんかハッキリ言ってそれしかなかったよ。人からどう見えてるかとか、自分が言ったことをどう思われたかとか、そればっかり気にしてた。でもある時思ったんだけど、例えば自分が誰かと話した時に、その人のことを"あ、ちょっと変わってるなー"と思っても、それ以上は別に何も思わないじゃん。そう思った時に、別にどうでも良くなったんだよね。」

おお、その通りだ・・・。それ以降私はようやく、本当に開き直る事が出来た。

つい先日、娘達と話している中で長女に言われた。「昔のママは、笑ってても目が笑ってなくて怖かったけど、今は本当に笑ってるよね。」

とても嬉しかった。

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