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[歴史小説 Kindle本】GWはゆっくり読書でもいかがですか

もうすぐゴールデンウイークということで旅行や帰省を予定されている方も多いと思います。
この時期は時間が取れる人も多いと思います。そんな人はゆっくり読書などいかがでしょうか。家でゆっくり読むのもいいです。もしくは移動中の電車などでも快適に楽しめると思います。

最近書いたkindle本①

タイトル:過去からの手紙、未来への約束ー時空を超えた二人の物語ー

ジャンル:歴史短編小説、タイムスリップ物

内容:この本は太平洋戦争中の沖縄、学徒隊をモチーフにしています。主人公の美羽はごく普通の女子高生ですが、とある出来事をきっかけに太平洋戦争中の沖縄にタイムスリップしてしまいます。そこで出会った学徒隊の人々の勇気、助け合いの心に触れて少しずつ成長していきます。

 80年前の女学生との約束、手紙のやり取りなどを通して、主人公、美羽は大きく成長していきます。友人との約束は、たとえ時代を超えても重要なものです。そしてそれが命がけのものになればなるほど。多少、重いシーンもありますが、中にはちょっとコミカルなシーンもありますので、GW中、気軽に読むにはちょうどいいかもしれません。

※多くの人に読んでもらいたいと思いましたので、4/21~4/25まで「無料キャンペーン」を開催中です。

最近書いたkindle本②

タイトル:過去からの手紙、未来への約束2: 守りたい人、つなぐ命

ジャンル:歴史短編小説、タイムスリップ物

内容:この本は「過去からの手紙、未来への約束ー時空を超えた二人の物語ー」の続編になっています。それぞれ独立したストーリーですが、人によっては前作を読んでからのほうが楽しめるかもしれません。こちらは太平洋戦争中の神風特別攻撃隊をモチーフにしています。急な転勤や仕事のストレスも原因となり、主人公、拓海は妻、咲希との関係に亀裂が入っています。そんな中、とある出来事をきっかけに太平洋戦争中の鹿児島にタイムスリップしてしまいます。

 この設定はあまり前作と変わらないように思えますが、80年前の世界で拓海が感じたこと、それは妻への思い、戦友との約束でした。

 そして主人公、拓海は「ある戦友の約束」をきっかけにそして、大きく人生が変わっていきます。戦争という悲劇、トラウマ体験を乗り越えようとする拓海の成長、咲希の心情の変化も読みどころの一つです。その最後のストーリーは意外な方向に…。というところで後は本書をお楽しみいただけると幸いです。

メッセージ

 二つの作品とも、あるメッセージを込めました。

 それは友人との約束の大切さ、大切な人を守りたいという思いです。そして80年前であろうが、現代であろうが、この心境は変わらないのではないかと思っています。

 なぜなら3.11の東日本大震災の時がそうだったからです。あそこで東北の人々が見せた助け合いの精神、相手を思いやる行動は世界中から賞賛されました。

 この「守りたい」「助けたい」という気持ちと行動こそ、私たちが大切に持ち続けたいものだと思います。80年前の歴史を手本としつつ、現代、そして100年先まで届けたい、そんな思いもメッセージとして込めました。

戦時中、現代、未来をつなぐストーリー

 「戦時中のことなんて興味ないし、関係ない」という人も多いはずです。しかし、果たしてそうでしょうか。あの戦争で、もしあなたの曽祖父母、祖父母が命を落としていたら、あなたの両親は生まれず、あなたも存在していなかった。

 そう考えると、誰か守ってくれた人がいた守ろうとして命を落とした人がいた、という事実は重いものです。たしかにそれは両親、家族、恋人を守ろうとしたのかもしれません。でも、そのような人がたくさんいたからこそ今の私たちがいる。そう考えるととても身近な出来事に思えてきます。

 来年で戦後80年。この時期は過去を振り返り、今と未来の私たちを考えるのに良いきっかけかもしれません。


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