『黒猫ＤＡＮＳＨＩ部』

かにゃぴー

2021年2月4日 23:50

久々にしまうまBOOKで写真集つくりました。

駒猫さんの歴代イケメン黒猫を集めた『黒猫DANSHI部』です！
ぜひ駒猫でお手に取っていただけたら嬉しいです！

なぜ黒猫の写真集って？　もちろん、自己満足です(笑)
黒猫さんには会うたびに惹かれていきます。ほんとにみんな可愛くてカッコよくて、性格もよくて優しくて甘えっこ！
譲渡型猫カフェでも人気で、お声がかかるのも早い印象です。

一方で・・・
〈魔女の使い〉とか〈不吉〉とか・・・。
ただ毛色が「黒い」というだけで、差別され、虐殺された悲しい歴史。

令和のいまでこそ、夜中に黒猫が前を横切るとなんとなく不穏な感情を抱く人は少なからずいるようです。
黒猫にマイナスイメージを持つ方たちにも黒猫さんの魅力が届けられたらな、というささやかな願いもこめて作りました。

わたし自身、以前は特別に黒猫が好きというほどでもなかったです。むしろ見分けがつきずらくて表情がわかりずらい？と思っていましたが全然そんなことないんですよね！！とっても個性豊かです。

ただ、黒い毛色なので、写真をとるのが難しく、悶々と悩んでいた時もありました・・・ですが、なんとかあの可愛さとか魅力を撮りたいなと、いろいろ試しました。

うつくしい黒い毛並み。きわだつ瞳。シルエットのような姿。
どんな背景にもただそこに黒猫さんがいるだけでアクセントとなります。

ラグやソファなどのいろいろな背景黒猫さんが合わさることで、絵になる一枚が切り取れます。

猫さんの紹介とともに、お気に入りの一枚を紹介させていただきます

ジルバ

ジルバ
クレバーで儚げな美しさのあるステキな黒猫さんでした。
物思いにふけったような横顔が、彼らしさを表現できると思っていました。
2階の渡り廊下でからだを起こし上を向いたとき、春のクラウディーな光にとけこみ透き通るようなうつくしさを感じてとっさにシャッターを切っていました。

ふた

ふた
おだやかで優しく、スレンダーなラインも特徴でした。優しい印象を撮りたくて、はじめは半逆光で明るめに、ふんわりとした写真を心がけていました。ある頃から男らしい顔つきに。でも優しいまなざしは変わらず。
この写真はトライアルが決まった頃。
気持ちが定まったかのように、しっかりと未来を見つめているような‥
ブルーとシアンの背景もあいまって、男の子らしいフタくんのポートレートが、最後に撮れたと思います。

てん

てん
この日はラキがなくなった翌日でした。
駒猫は静かな空気に満ち、柔らかい日差しが差し込んでいました。
窓辺にいたテンくんが、ふと首をおこし、なにか気配を感じ取っているかのように見えました。
その気配が、テンくんの後頭部のほうへ、すーっとながれたように感じ、瞬間的にうしろの空間をひろくとってシャッターを押していました。
窓の向こうの緑がまぶしいくらいきれいでかなしかったです。