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【ADV-PCG】ライボルトex単のデッキレシピと概要【RS-PK】

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はじめに

 今回はライボルトexのデッキについて紹介します。
シンプルなデッキでこの記事も他のデッキと比べて短めになりますが、実際の大会などでは使用されることも考えられるので今まで知らなかった方はぜひ覚えていただければと思います。


デッキの概要


後のシリーズのカードの似たワザでたまに話題になることもあります

 ライボルトexの「でんじしょうがい」によるトレーナーロックを軸にしたデッキです。
 ライボルトは登場時から人気のカードで、主に別のアタッカーと組み合わせて使われてきました。特にPCG5からはミュウexとたねのタッチを入れたミュウボルトが人気になりよく使われるようになります(当時はラクライを多く入れていてもミュウレックと言われることも多かったです)。
 一方でシリーズがすすむにつれて強力なトレーナーカードが多く登場し、1ターンに連続使用して高いパフォーマンスを発揮するデッキが増えました。もともとは様々なワザが使えるのが魅力だったミュウボルトですが、そうした流れによってでんじしょうがいを使う割合が非常に多くなってきます。
 ライボルト単はどちらにしろでんじしょうがいのみを使うのであればそれ以外のカードを入れない方がよいという考えのもと組まれており、ミュウボルトで起こりえる初手にラクライが引けなかったり、ラクライが引けても封印の結晶をつけられてミュウがワザが出せないといったようなケースを防げます。またポケモンの数を絞った分トレーナーを多く入れられ、より強くでんじしょうがいを使っていくことが期待できます。
 一方で単デッキなので闘タイプやex対策など弱い相手にはどうしようもなく、相手によって強弱がはっきりしているデッキです。


デッキレシピ

 相手の事をほとんど考えていない基本型と、実際に自分がいま使っているレシピの2つを掲載します。実戦では基本型から自分の好みやどういった対戦相手を想定するかによって候補のカードと入れ替える形になるかと思います。

・基本型

2列のレシピはシンプルな構築というイメージが強いです

ポケモン:8枚
4:ラクライ(PCG2ST)
4:ライボルトex

サポーター:16枚
4:ロケット団の幹部
4:オーキドはかせの研究
4:クルミのリクエスト
4:モノマネむすめ

トレーナー:22枚
4:ポケモンリバース
4:エネルギーリムーブ
4:マスターボール
2:モンスターボール
4:ちからのかけら

スタジアム:4枚
4:クリスタルビーチ

エネルギー:14枚
14:雷エネルギー


・ワープエネ採用型

調整例 モンスターボール×2、雷エネルギー×2→ワープエネルギー×4



採用カード解説

ポケモン

ラクライ
1ターン目から「こうしゅうは」でロックをしかけていきます。「じゅうでん」のラクライもよく使われていますが次に2エネワザしか使う気がないならそこまでメリットがない場合も多いです。「メラメラ」のドンメルなどのエネルギーをはがしてくる相手を強く意識する場合のみ採用することになりそうです。

トレーナー

サポーター
2ターン目にでんじしょうがいを使えるようにライボルトと2エネが欲しいので、序盤からなるべく多くのカードを引けるカードを採用しています。

マスターボール
モンスターボール

主にライボルトを引くためのカードで、それだけであればウツギが最も確実ですが、このデッキは同時に2体目以降のラクライやエネルギーも欲しいのでカードを多く引けるサポーターとボールで構成しています。

ポケモンリバース
エネルギーリムーブ

速攻デッキ向けのトレーナーで、後々脅威になりそうな進化前を狙ったり1ターン長くライボルトが耐えられるような場面で使っていきたいです。

ちからのかけら
なるべく少ないターンで決着させたいので入れています。特に進化前のたねを壁にして時間を稼がれることがあり、その多くがHP50なので1手で倒せると大きいです。

クリスタルビーチ
スタジアムは想定する相手によって変わりますが、最も有効そうに思えるのでビーチにしています。構成上サーチカードがないので1種類のスタジアムを多く入れたほうが安定すると思います。

エネルギー

雷エネルギー

特殊エネルギーの効果が欲しいこともありますが、こうしゅうは に色拘束があり、でんじしょうがいを安定して使うためにも多くの割合を雷エネルギーにしたいです。

ワープエネルギー
特殊状態対策に採用していて、無色エネルギーとして多少エネ事故をケアできるので採用しています。他の対策カードとは一長一短です。


他の採用候補カード

その他のポケモン
ライボルトex単というデッキの記事なので基本的に他のポケモンは入りませんが、しんぴのまもり対策などで別のポケモンを少しだけいれることは考えられます。ミュウボルトとボルト単の中間という感じでしょうか。

スーパーボール
ウツギを多く採用しているなど、よりラクライを並べるのを重視したいときは候補になります。

ダイゴのアドバイス
後攻1ターン目の性能が気になりますが、それ以外では他のサポーターよりも強いことが多いので他のカードと交換するのも十分候補になります。

エニシダ
使ったターンに場に出せるカードがスタジアムしかないのでテンポがきになりますが、特定のスタジアムを早く出すのを重視するなら採用したいです。

逆転!マジックハンド
2ターン目から攻撃するデッキなので一見相性が悪いようにも思えますが、40ダメージと攻撃力はなくサイドを先行されることもよくあります。1体ライボルトが倒された後にリバースやリムーブのように使うことも考えられます。

エネルギー転送
ミラーマッチをはじめトレーナーロックをされると困るデメリットはありますが、デッキ圧縮に役立ちます。総数の面でも都合がよく順調に回っていれば10枚未満使えれば十分でしょう。

なんでもなおしW
ポケモン入れ替え
ワープポイント

あらかじめ対策していなくても適しているポケモンが入っていることが多いため、状態異常でトレーナーロックを解除しようとする動きが頻発しその対策カードが欲しくなります。レシピではワープエネルギーを入れていましたが、トレーナーのものでないと解決できない局面もあります。どの対策カードも一長一短です。


戦い方

 1ターン目はラクライの「こうしゅうは」を使い、2ターン目からはトレーナーを使いながら「でんじしょうがい」を使い続けます。「メガショット」もありますが、その次のターンに封じていたトレーナーを多数使われることが多いためメガショットを使えば勝利に直結したり、逆に使わなければ負けるだろうといった明らかにでんじしょうがいよりも使うべきといった場面でのみ使うことをお勧めします。


おわりに

 ポケモンが1種類で使うワザもほぼ決まっているため他の単デッキと比べてもかなりシンプルなデッキです。使っていて楽しいかというと微妙なところもありますが、他のデッキよりもプレイングや構築で差をつけられることがほとんどありません。大会でいいデッキが思いつかなかったり初心者でプレイに自信がなかったりする場合はこれを使った方が勝率が安定することもあるので使う側も使われる側も頭に入れておくといいでしょう。


PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

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「ポケモンカード旧シリーズ検索 様」
https://pcg-search.com/card/search.php
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