見出し画像

M-1GP会場の重さについての考察

またしてもお笑いネタですが、とりあえずいってみましょう。
M-1GP2018が終わりました。今年は特に前半、会場の空気が重かったです。全大会完璧に見てきましたが、歴代でも一番重い大会になったと思います。

会場の空気の重さとは

シンプルにお客様があったまってない状態をさします。
M-1GPは様々なお笑い大会がうずまく現代でも権威が異常値なので、芸人の人生の掛け方もはんぱないです。

・松本人志がいる
・島田紳助がたちあげた
・仕事にブーストがかかる
・ラストイヤー制度がある

これをなんとかするべく前説だったりがあるんですが、前説も定評のある芸人が進めているにも関わらず、あの重さは異常値でした。

今年の空気の重さはなぜ

いくつかあると考察します。

・敗者復活の結果
まずはこちら、敗者復活の投票制度はやはり難しいですね。どうしても人気投票になるところは否めなく、それはそれで積み上げてきたものなので間違い無いんですが、今年は結果的に敗者復活2位だったコンビがラストイヤーで、なおかつ当日の会場ウケをさらっただけに、お笑いファンであればあるほど複雑な感情になったと思っています。(後日の事件はこの辺のやりとりからきてるでしょう)

・トップバッター
トップバッターはどうあがいても重い空気・・・だからこそ優勝は難しいと言われております。そんななか今年のトップバッター、個人的にはとても大好きですが、ある程度のシナリオだったり、タメの時間を重視するコンビ。緊張の時間が長くなった感はありました。

・審査員コメント
今年から放送時間が30分増えました。その時間が何に当てられたかというと審査員のコメント。各コンビ全員に聞いてました。結果、喋ることを増やさなければいけなくなり、いつもより辛口コメントが多くなりました。トップバッターから辛口コメントが並び、出場者サイドも萎縮はしたと思います。

・えみくじ
やはりえみくじはえぐい・・・あの緊張感たるや、どうしていいかわからないですし、もともと展開が見えてないだけにネタの微調整も難しいと思います。前のコンビがあんな空気にするからちょっとテンポ落とそうとか、そういう微調整ができませんからね・・・・

それでも

それでも笑いは緊張と緩和です。前半の緊張部分が過去Maxだっただけに、後半の緩和としてのラスト2組は半端ない盛り上がりをしたと思います。出場芸人も今年盛り上がってないことを感じたのか、ところどころのコメントで盛り上げようと一体感がすごかったと思います。これこそエンターテイメント。出場者全員おつかれさまでした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?