シグマXマウント用56mmのレンズを買ってみた
シグマからXマウント用のレンズが発売されたということで、ずっと気になっていたのです、56mm。
というのも、前から中望遠のレンズが欲しいとは思っていたのですが、フジフィルムの純正レンズであるXF56mmF1.2 Rは高くてなかなか手が出なくて…
それに比べると、シグマの56mmは5万弱とお手頃価格。カメラ好きの知人たちに聞いても、「シグマなら間違いないだろう」ということだったので、えいっ!と勢いで買ってしまいました。
まず、持ってみた感想としては、軽くてコンパクト。マットな質感に、余計なものが付いていないシンプルなフォルムが可愛いです。
ただ、絞りリングがないのがちょっと不便かなぁ(絞りはカメラ本体のダイヤルで操作します)
そして、ファインダーを覗いてみて、その距離感に戸惑う。笑
普段使っている35mmが、『目で見たそのままを写せる』という意味がよくわかりました。
手に入れたらもう試してみたくて仕方がなくて。
早速、X-T3にこのレンズを付けてお出かけしてみました。
レビューというほどのものでもないですが、撮影した写真とともに、カメラ小僧の感想をご覧いただければと思います。
1.ボケ感
もうちょっとツツジ全体に上手くピントを当てられたらよかったのですが…
35mmの柔らかいボケに対して、こちらは被写体とボケとの境がよりはっきりしている感じ?大きくボケてくれる感じが嬉しいです。
そうそうこれこれ!このボケの感じが欲しかったのですよ。ポートレートとか、こんなふうに背景すっきり撮りたいのです。
被写体に結構寄っても撮れました。
2.圧縮効果
35mmに慣れているからか、結構ぎゅっとして写るんだなぁと感じました。
”圧縮効果”という言葉を覚えたのもつい最近なので、これを圧縮効果と言っていいのかもわからないのですが…
本殿改修工事中だったの悲しい…
うん、でもやっぱぎゅっとしてる感じする。
3.寄りで撮れる
いやそりゃそうだよ中望遠だもの。
被写体の一部分に焦点を当てて切り取れるの楽しいですね。これは35mmにはできない技だ。
4.キリっとした写り
コントラスト高めのフィルムシミュレーションで撮ってるっていうのもあると思うのですが、線自体がくっきりキリっとしている気がします。
5.風景も撮ってみたり
個人的に好きだった、昭和のかほりのする風景たち。
6.夜景もいけそう
撮って出しで明るさとかもいじってないのでさすがに暗いですが…
街灯しかない夜道も、手持ちで問題なく撮れました。キラッキラの夜景とかも撮ってみたいなぁ。
ということで。
ザ・フジフィルムって感じとは違うかもしれませんが、すっきりシャープに写ってくれて、これはこれで楽しい!
切り取り方とかピントの当て方とか、56mmならではの写真が撮れるように色々研究してみようと思います。
とりあえずまずは距離感に慣れないと。笑
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