感嘆符

14歳

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平凡

わたしは平凡な人間だ。 なにか突出した特技があるわけでもないし、決して賢いと言えるような成績でもないし、絶世の美女でもない。これといった生まれ持った才能も持ち合わせていないし、なにか一つのことに熱中したこともないし、オリンピアンでもスーパーヒーローでもない。平凡な人生を送っている。 人生は他人と比較するものでも張り合うものでもないとわかりながらも、何十億人もの人生と比べれば自分のこれまでの経験は薄い。この世に生を享けて14年、もちろん平坦な道ばかりではなかったが、ごく普通

    • 向き合えてる日々に愛を

      私は四季の中で夏が嫌いだ。暑いし、ジメジメするし、鼓膜を突き破る勢いで叫ぶ蝉たちの共鳴をきけば頭がクラクラする。暑いし。 そんな、夏を毛嫌いしている私でも暑さを忘れるくらい夢中になれる唯一と言っていいほどの楽しみがある。 高校野球だ。 我が家では昔から夏休みに入れば、テレビは毎日高校野球。元々親子でプロ野球を応援してるというのもあるのか、特に理由もなくテレビは高校野球を放送している局を映していた。夏になるとなんとなく高校野球をみるという習慣が小さい頃から日常に溶け込んでい

      • 恋よりももっと好きだ

        よく「もし彼がアイドルじゃなくても学校にいたら絶対好きになってた」という言葉を耳にする。確かに学校という一つのコミュニティで端正な顔立ちでスタイルもよくて優しい男の子がいれば、話題になるし絶対モテる。しかし私はこの言葉に自信を持って頷けない。 それはきっと私自身が「アイドルという肩書きを持った彼」に惹かれるからだろう。 (私がこれから繰り広げるアイドル論は全て自担から形成されている。決して批判の的を彼に向けた訳ではなく、そのくらい推しという存在の影響力は大きいということを