音楽の都

先日日本のプロ雀士達がリーチ麻雀世界選手権の開催地であるオーストリアのウィーンへ向けて出発されたそうだ。新型コロナウィルスの影響で2年延期の末、ようやく開催されることとなった今大会。世界的に未だ収束の兆しが見えないなか、今大会が無事に終了することを願いたい。そして山井弘プロ、ともたけ雅晴プロに続く日本国籍選手の優勝者が現れるか期待したいものである。

さて、ウィーンといえば音楽の都と連想する方は多いかと思う。モーツァルト、ベートーヴェンなど多くの著名作曲家が活動した場所である。クラシック音楽好きならば誰しもが憧れる都市の一つといってもいいであろう。

そしてなんといっても世界最高のオーケストラの一つ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートは90以上の国と地域で生放送されている世界的に有名な演奏会の一つである。ワルツ王ヨハン・シュトラウスⅡ世が作り上げた数々のウィンナワルツ、ポルカなど美しく楽しいメロディが毎年元日に奏でられ、人々の気持ちを華やかにさせてくれる。この演奏会ほど新年の幕開けにふさわしいものはないと思う。さあ、来年の元日はどんな曲目が華やかなお正月を演出してくれるかと言いたいところだが、まだ8月も終わっていないのでちょっと気が早かったか。いずれにせよ、私にとってもこの演奏会は一年のうち最も楽しみなイベントの一つである。ああ、一度でもいいから現地で聞いてみたいものだ。


だいぶ御託を並べてしまったが、一番言いたいことはウィーンの地に立つプロ雀士達が羨ましいということだ。音楽の都と呼ばれる美しい街を大いに堪能してほしい。


KANTA

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