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冬と猫が好きという話

こんにちは、こんばんは。牛乳(みるく)です。

今どき、「好きな季節はなんですか?」と聞かれることはなかなかないですが、もし聞かれることがあれば私は間違いなく『冬』と答えます。

これは最近に限ったことではなく、覚えている限りでは小学生の時にはこう答えていた気がします。

理由はいくつかあります。
クリスマスや誕生日、お正月とイベントが多いから。暑いのを堪えるために服を脱ぐには限界があるけれど、寒いのは着込めばすむから。雪遊びが好きだから、などなど。
ここに一年前から新たな理由が加わったな、と気がつきました。

それは「愛猫が一緒に寝てくれること」。

日頃から飼い主大好き猫ではあるので、家中どこに行くにもついてくるストーカーだし、小一時間の買い物から帰るだけでも熱烈なお出迎えをしてくれるし、寝るときも同じ部屋で寝ています。
ただし、足下の布団の上で。
それが寒い季節になると、猫好きには幸せな変化が起こるのです。

彼女はほぼ100%、ソファで寝ながら私が寝る支度を終えるのを待っています。私は寝室に向かう前に、「もう寝るよ」と声をかけるのです。
しばらくして寝室にやってきた彼女はしばらく部屋をパトロールした後、ベッドに上がってきます。ここまでは季節を問わずいつもの流れです。

暖かい季節はこのまま足下に丸くなります。
しかし、寒くなってくると頭の方にやってきて私の方をチョイチョイっと叩くのです。

理由は一つ。「布団に入れて」。

しかも、必ず腕枕をご所望です。
その所作の一つ一つが可愛らしいのもさることながら、何よりあのモフモフを抱えて眠りにつけるなんて。
さらに極めつけは、撫でられながらの喉鳴らし。目を瞑ってゴロゴロと喉を鳴らすその姿。
猫好きには至福以外の何ものでもありません。

ちょっと私が寝返りを打ちたくて腕枕をとると、布団から出て向きを変え、再びチョイチョイ。「腕枕して」。

猫を飼い始めたなら猫の下僕になるとはよく言ったものです。
あなたのためなら少々寝づらくても堪えてみせましょう。

さぁ今晩も、愛猫のモフモフを感じながら夢の中へ。


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